【中止】生分解性プラスチックにおける分解菌の探索、解析と海洋分解性評価

試験結果のばらつきを低減するには?
生分解性プラスチック海洋分解性評価加速化について詳解!

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    セミナープログラム

    【10:30-12:10】

    1.生分解性プラスチックの分解細菌の解析とその特性評価

    宇都宮大学 工学部 基盤工学科 准教授 諸星 知広 氏

    【習得できる知識】
    ・生分解性プラスチック分解に関わる細菌叢の解明
    ・生分解性プラスチック分解に関わる遺伝子の取得方法
    【講座の趣旨】
      生分解性プラスチックが環境中、特に海水や淡水などの水圏で分解される際、主に分解を担う生物は細菌です。本講演では、水圏で生分解性プラスチックを分解する細菌について遺伝子レベルで解析する手法を紹介します。

    1.細菌を扱う際の基礎知識
     1-1 細菌の培養
     1-2 細菌とバイオフィルム
     1-3 細菌種の同定
     1-4 次世代シーケンサーを用いた細菌叢解析
    2.生分解性プラスチック分解細菌叢の解析例
       2-1 生分解性プラスチックへのバイオフィルム形成
     2-2 バイオフィルムを形成する細菌の構成
     2-3 生分解性プラスチック分解細菌の単離
    3.生分解性プラスチック分解に関わる遺伝子の解析例
       3-1 生分解性プラスチック分解遺伝子のクローニング
     3-2 生分解性プラスチック分解酵素の機能解析
    【質疑応答】


    【13:00-14:40】

    2.生分解性プラスチックを分解する深海微生物の探索と
          分解性の試験、評価およびアウトリーチ

    NPO法人 チームくじら号 代表理事 加藤 千明 氏

    【習得できる知識】
    ・海洋環境に流失されているプラごみは年間800万トン以上、その殆どは深海底に蓄積されている。     
    ・生分解性プラスチックでも海洋微生物、なかんずく深海微生物で分解できるものとできないものとが存在する。     
    ・既知の生分解性プラスチックを分解できる深海微生物を探索し、その分解評価法について考察した。
    【講座の趣旨】
      自然界では難分解性のプラスチックによる環境汚染問題の解決の方途として、「生分解性プラスチック(生プラ)」が開発され利用されてきているが、塩分濃度が高く多くの場合低温環境にさらされている海洋環境では、その分解性の限界が指摘されている。これらの海洋プラスチックゴミは最終的に「深海」に蓄積されるが、深海環境での生分解性についての検討はまだ始まったばかりである。本講座では、高圧・低温環境下に適応した深海微生物による生プラの生分解性試験についての演者らの成果について解説し、あわせ、成果のアウトリーチ活動について紹介したい。

    1.海洋プラスチック問題とは?
     1-1 海洋は地球表面の70%
     1-2 深海にもプラスチックごみが!
     1-3 世界の海に広がるプラスチック汚染
    2.生分解性プラスチックは深海微生物で分解できるか?
     2-1 生分解性プラスチック微生物の深海からの探索
     2-2 分離された微生物の性質
    3.深海微生物による生プラ分解試験・評価法
     3-1 従来の生プラ分解試験・評価法の応用
     3-2 低温・高圧下での連続培養による生プラ分解評価例
     3-3 生プラ分解酵素
    4.研究成果のアウトリーチ?SDGs-14を目指して?
     4-1 NPO法人チームくじら号の出航
     4-2 うみの環境しらべ隊活動
     4-3 海の環境問題にどのように立ち向かうか?
    【質疑応答】


    【14:50-16:30】

    3.海洋生分解性の評価法

    (一財)化学物質評価研究機構 高分子技術部 技術第2課 課長 菊地 貴子 氏

    【習得できる知識】
    ・海洋生分解性プラスチックの開発、及び社会実装に向けての国内外の動向
    ・海洋生分解性の評価法及び課題等
    ・演者が開発した加速試験の紹介
    【講座の趣旨】
      海洋生分解性プラスチックの開発、及び社会実装に向けての国内外の動向について紹介する。また、現在の海洋生分解性の評価法及び課題等について実例を紹介するとともに、演者が開発した加速試験について紹介する。

    1.海洋生分解性プラスチックの開発動向
     1-1 海洋生分解性プラスチック開発・導入普及ロードマップの概要
     1-2 国内外の取り組み
     1-3 生分解プラスチックの識別表示制度
    2.海洋生分解性プラスチックの評価
     2-1 ISO等の生分解度評価法
     2-2 フィールド試験
     2-3 海洋生分解性評価の加速化
    【質疑応答】

     

    セミナー講師

    1. 諸星 知広 氏   宇都宮大学 工学部 基盤工学科 准教授
    2. 加藤 千明 氏   NPO法人 チームくじら号 代表理事
    3. 菊地 貴子 氏   (一財)化学物質評価研究機構 高分子技術部 技術第2課 課長

    セミナー受講料

    1名につき60,500円(消費税込、資料付)
    〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につき55,000円〕

    受講について

    • 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
    • 下記リンクから視聴環境を確認の上、お申し込みください。
       → https://zoom.us/test
    • 開催日が近くなりましたら、視聴用のURLとパスワードをメールにてご連絡申し上げます。
      セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
    • Zoomクライアントは最新版にアップデートして使用してください。
      Webブラウザから視聴する場合は、Google Chrome、Firefox、Microsoft Edgeをご利用ください。
    • パソコンの他にタブレット、スマートフォンでも視聴できます。
    • セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
      お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。
    • 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
    • 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
      録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。
    • 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
      複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。
    • Zoomのグループにパスワードを設定しています。
      部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
      万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

     

    受講料

    60,500円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:30

    受講料

    60,500円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、会場での支払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    高分子・樹脂材料   バイオ技術   環境負荷抑制技術

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:30

    受講料

    60,500円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、会場での支払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    高分子・樹脂材料   バイオ技術   環境負荷抑制技術

    関連記事

    もっと見る