初心者向けセミナーです 実務に即役立つ!技術的に正しい振動の測定・解析(衝撃振動を含む)のしかたと振動対策(当社実績より)のしかた(入門~実務)と機械学習による振動解析の応用例

<このセミナーだけの特徴>
・実は、技術的に間違った振動の測定・分析を行っているにもかかわらずそれに気づいていないかたが多い! 今まで自分がやっていたことのどこがいけなかったのかに気づかせてくれるセミナーです。まさに、目からウロコです。
・振動測定器のメーカーや有限要素法などのソフトウエアベンダーが行うセミナーとは内容がまったく異なります。この分野で25年間技術コンサルタントとして実施してきた実務エンジニアリングに立脚した、仕事にすぐに役立つ技術と技術ノウハウを分かりやすく解説致します。
・技術的に正しい振動測定・解析・評価のポイントを押さえた振動対策のしかたを要領よく効率的に習得するには、振動のプロに教わる以外に方法はありません。少なくても一度は振動のプロに教わらないと理解できません!ここにも力点を置いて分かりやすく解説致します。

セミナー当日のライブ配信+セミナー翌日から繰返し視聴(見逃し視聴を含む)連続10日間!

セミナー趣旨

振動技術の分野では、FFT(高速フーリエ変換器)を周波数分析や固有振動数の測定などに使用しますが、実はこのFFTという測定器、使い方を間違えると技術的に正しい答えを出力してくれません。
技術的に間違ったデータを出力してしまいます。技術的に間違ったデータを出力しても、何のアラームも出力してくれません。ということで、振動技術やFFT技術がよくわかっていないエンジニアがFFTを使用して振動解析をすると、間違ったデータを正しいデータと思い込んでしまうので、その後の正しい振動対策が達成できないということになってしまいます。
本セミナーでは、このようなことにならないために、技術的に正しい振動解析技術について、振動加速度ピックアップの選定法から線形領域での振動データの測定方法に至るまで全てを初心者にもわかるように解説致します。

☆この技術セミナーの副読本として、本セミナーの講師が去年執筆した下記の技術専門書を推薦致します。
この技術専門書は、振動・騒音の実務エンジニア向けの内容で、従来から多く執筆されてきた大学や大学院での授業向けの内容ではありません。この書籍の半分以上の内容は、他書には記載されていないこの本オリジナルの内容、つまり技術コンサルタントとして25年間仕事をしてきた著者の技術ノウハウです。

「シッカリ学べる! 機械設計者のための振動・騒音対策技術」(2019、日刊工業新聞社刊、2,420円) 著者:小林英男

受講対象・レベル

  • 振動加速度ピックアップの選定方法から始まり、振動測定のために必要になる測定器の選定方法をしりたい方
  • 知りたい内容に対応した各種測定方法にはどのようなものがあるのかを知りたい方
  • 振動測定技術を整理して勉強したことがないので、振動の実験サイドからの測定・解析技術全般の実務のやり方を整理して1日で習得されたい方
  • 実務のやり方だけでなく、振動の測定・解析技術を理論面からも理解されたい方
  • 以前、振動の測定・対策をしたが振動問題を解決できなかった方
  • 振動問題を独力で解決できるようになりたい方
  • 技術的に正しい振動の測定・分析方法を習得されたい方、この方法は大学の先生が執筆された振動の技術専門書には解説されていません。

必要な予備知識

  • 高校卒業程度の物理、数学の基礎知識。
  • 振動工学や機械力学の知識があれば理解がさらに深まりますが、入門知識からから分かりやすく解説しますので振動工学や機械力学の知識が無くても全く問題ありません。

習得できる知識

  • 振動の測定・分析のために必要になる測定器の選定方法が理解できます。
  • 知りたい内容に対応した各種測定方法を理解できます。
  • 実務に必要になる技術だけでなく、振動の測定・分析技術を理論面からも理解でき納得できます。
  • 技術敵に正しい振動の測定・分析技術を習得することができます。

セミナープログラム

  1. 今日のセミナーを理解するために必要になる振動技術の入門の入門を分かり易く解説!
    -暗記するのではなく理解しよう! 理解すれば忘れない!-
    1. 周波数、周期、振幅、片振幅、両振幅を図上で理解しよう!
    2. 振動で振幅というと片振幅のことか?それとも両振幅のことか?
    3. 角速度って何?
    4. y=Asinwt とy=Asin(wt+Φ) について
    5. 振動値を表すのに使用される実効値って何?
    6. 減衰 (ダンピング) って何?何の役に立つのか?
    7. 耐振 (耐震) 、制振 (制震) 、免震の違いについて -ビデオ解説付き-
  2. 固有振動数、共振振動数、卓越振動数の相違について-ビデオ解説付き-
  3. 自由度とは?振動モードとは? 自由度の数と固有振動数との対応関係とは?
  4. 技術的に正しい振動の測定のための加速度ピックアップの特性と使用のしかたについての技術ノウハウ
    1. 加速度ピックアップとは? その構造とは?
    2. 振動していないのに振動しているとして出力が出てしまう! -その原因1-
    3. 振動していないのに振動しているとして出力が出てしまう! -その原因2-
    4. どのタイプの加速度ピックアップを購入すればよいのか?
    5. 加速度ピックアップの質量の値でわかることとは?
    6. 加速度ピックアップのための多くの固定方法とそれによる影響とは?
    7. 接触共振周波数とは?
    8. 加速度ピックアップのケーブルを踏んではいけない!踏むとどうなるのか?
    9. 加速度ピックアップにカッティングオイルなどがかかるとどうなるのか?
    10. 加速度ピックアップのケーブルをブラブラさせるとどうなるのか?
    11. グラウンド・ループとは?
    12. 加速度ピックアップに異常がある場合の判定方法は?
  5. 衝撃振動の特徴、測定のしかたと注意点
    1. 衝撃振動の波形とスペクトルの特徴
    2. 実際の衝撃度に依存してスペクトルが変わってしまう!
    3. 衝撃振動を数学で表す方法は?これをラプラス変換すると理論的にはどのような特性になるのだろうか?
    4. 衝撃振動は共振を引き起こしやすい、とは?
    5. 衝撃振動の測定のしかた-実は衝撃振動の測定は難しい-
    6. 衝撃振動の測定において得られる可能性がある誤ったデータとはどのようなデータか?
  6. FFT(高速フーリエ変換器)による周波数分析のしかた
    1. 時間軸データに等しい周波数データとは?
      -数式を使用しないで図を使用してフーリエ変換の本質を解説-
    2. フーリエスペクトルとパワースペクトル
      -通常、周波数分析データというとどちらのことか?-
    3. 固有振動数測定のための周波数応答関数とコヒーレンス関数とは?
      -人がインパルスハンマーを使用して加振する場合、毎回加振力の大きさとそれにより発生する応答としての振動が変わってしまう。この方法は理論的に問題が無いのか?-
      -コヒーレンス関数の値が低い周波数応答関数(FRF)を使用した使用した実験データを有限要素法による解析結果と比較(MAC:モード信頼性評価基準など)してよいのか?-
      -コヒーレンス関数の値を低くしてしまう2大原因とその対策方法とは-?
  7. 振動低減(振動問題解決)のための振動のモデル化のしかたなど
    1. 全ての物体(機械、設備・装置・建物)に共通して使用できるモデル化のしかた
      -何自由度でモデル化すればよいのか?-
    2. 共振させないようにするには?
    3. 意外に多いコイルばねの設計・選定にける失敗!
      実務にて失敗しないために!実務におけるサージングしない
      コイルばねの設計のしかたと設計計算例題!
      -コイルばねのサージングとは?これを知らないエンジニアが意外に多い!-
  8. 実務にすぐに使用できるいろいろな振動低減方法(振動問題解決方法、当社実績より抜粋)
    -振動問題を解決するための発想を豊かにする方法とは?-
    1. 高密度実装されたプリント基板からの振動・騒音の場合、簡単に振動・騒音源を探す方法と騒音の最大低減量の数値を求める方法とは?
    2. ダイナミック・ダンパー(動吸振器)を設計して取り付ける前に簡単に振動低減効果を確認する方法とは?
    3. 振動加速度を1/7にしたダンピング機能付きシャフトに使用した動吸振器とは?
    4. 回転体に取り付けると振動を大幅に低減(電力を半減)できるオートバランス装置とは?
  9. 機械学習による振動解析の応用事例
  10. 質疑応答

セミナー講師

(社)日本騒音制御工学会認定技士 (社)日本音響学会技術開発賞受賞
有限会社アイトップ 技術コンサルタント 通訳・翻訳
名古屋大学大学院 非常勤講師(英語で応用数学の講義を担当)
工学博士 小林 英男 氏

セミナー受講料

¥44,000/人(テキスト代、消費税含む)

1社から複数名様が同時にお申込みされた場合に限り、2名様目から1名様ごとにお1人様当たり¥5,000割引きさせて頂きます。つまり2名様目からお一人様当たりの受講料が¥39,000(テキスト代、消費税含む)になります。セミナー受講料のご請求書は、代表お申込者(お一人目の受講者様)に郵送いたします。


<テキストについて>
テキストは、PDF化したものをメールに添付して受講者様にお送りさせて頂きます。よって自分でダウンロードする必要はありません。原則としてセミナー開催日の2営業日までに受講者様に届くようにメール致します。よって印刷したテキストをお送りすることはありません。 テキストは1枚のA4に2スライド印刷なので文字が適度な大きさなので見やすくなっております。 なお、テキストのコピーおよび2次配布は禁止させて頂いております。

<セミナー受講者様への特典>
セミナー受講後1ケ月間はセミナー内容だけでなく仕事上のご質問など自由にメールでご質問下さい。このセミナーの講師が無料でご返事致します。
ご質問の際は、メールにご質問の内容、セミナー受講日、ご受講頂きましたセミナーの名称、氏名、会社名、ご所属、会社の電話番号、携帯電話の番号をご記入頂く様お願い申し上げます。

受講について

 Zoomを使用したWebinarになります。このZoomセミナー開催日の前日の午前中までに、Zoomセミナーへご参加頂くためのURLとセミナーIDをメールにてご連絡させて頂きます。セミナー当日は、5分前までにはご入場下さい。

 ご参加時にお名前がわかるようにして頂く様お願い申し上げます。これは、入場できずにいる方などを見つけるためのものですのでご協力くださいますようお願い申し上げます。

 社内からZoomセミナーに参加できない場合は、テレワークの一環としてご自宅などからご自分のパソコンなどでご受講頂くこともできます。

 受講開始時にはマイクはオフに設定下さい。ビデオもオフに設定して頂くことができます。この場合は受講者様の映像は、セミナー主催者およびセミナー講師には届きません。また、ビデオ設定をオンにしても背景画像をご選定頂ければ受講者様の背後映像はセミナー主催者およびセミナー講師には届きません。

 セミナー受講中にご質問がある場合は、チャット欄にご記入頂く様お願い申し上げます。ご質問へのご解答は原則としてセミナー受講時間中に完了するように致します。

 目安ですが、講習時間約60分に対し約10分間を休憩時間と致します。

 昼食時間は、11:45~12:45です。

 また、セミナーテキスト内に記載されていることへのご質問は、セミナー受講後(例えば1ヶ月後とか半年後)でも無料で本セミナーの講師がZoomソフトやメール・電話を使用してご解答致します。

【お申込の前のお願い】
ご使用のPC・通信回線にセキュリティなどの制限がある場合、Zoomを利用できない場合があります。事前に下記のサイトにて、Zoomの接続・利用についてご確認ください。
・テスト画面: 『Zoomをテストする』


申込締日:2022/05/27

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

44,000円/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

機械技術一般   計測工学   機械設計

申込締日:2022/05/27

※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


10:30

受講料

44,000円/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

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開催場所

全国

主催者

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機械技術一般   計測工学   機械設計

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