次世代移動通信・次世代自動車への対応に向けて
ミリ波材料に関する基礎知識から評価方法、さらにはミリ波回路やミリ波システムへの応用例などに関して解説します。
セミナー趣旨
2020年春に商用サービスを開始した5G通信やさらに高性能・大容量な6G通信、そしてレベル5の次世代完全自動運転車などの実現に向けて、ミリ波と呼ばれる30GHz帯以上の周波数が脚光を浴びています。一方で、ミリ波帯は、マイクロ波帯よりも数倍から数十倍以上も周波数が高くなるため、回路材料となる導体や誘電体に起因した損失が増加し、回路実現を困難にします。このため、使用する周波数帯域において精度良く材料評価し、ミリ波システム設計者が望むミリ波材料をいち早く提供できることが求められております。
本セミナーでは、次世代移動通信や次世代自動車への展開に必須となるミリ波やミリ波材料に関する基礎知識からミリ波材料評価方法、さらにはミリ波回路やミリ波システムへの応用例などに関して解説します。
受講対象・レベル
企業、研究機関の技術者・研究者
企業、研究機関の回路設計担当者
企業、研究機関の材料開発担当者
必要な予備知識
特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします
習得できる知識
ミリ波に関する基礎知識、次世代ミリ波システムの動向、ミリ波回路材料の使い方・使われ方、ミリ波材料評価技術など
セミナープログラム
1. ミリ波とは
1-1. なぜミリ波が注目?
1-2. 定義・特徴
2. ミリ波システム
2-1. これまでのミリ波システム
2-2. これからのミリ波システム
3. 回路評価技術の基礎
3-1. 伝搬定数
3-2. Sパラメータ
3-3. 測定方法
4. ミリ波回路
4-1 ミリ波伝送線路
(1) 設計方法
(2) 設計事例
4-2. ミリ波受動回路
(1) フィルタの実現例
(2) アンテナの実現例
4-3. ミリ波集積回路
4-4. 望まれるミリ波材料
5. 材料評価技術
5-1. 材料評価技術の分類・特徴
5-2. 高損失材料の評価技術
5-3. 低損失材料の評価技術
(1) 平板材料の評価方法
(2) フィルム材料の評価方法
(3) 異方性材料の評価方法
5-4. 導体材料の評価技術
(1) 表面側の評価技術
(2) 界面側評価技術
6.まとめ
ミリ波,ミリ波システム,5G,6G,基礎.回路,設計,材料,技術,応用,セミナー,講演
セミナー講師
国立大学法人 宇都宮大学
工学部 基盤工学科 情報電子オプティクスコース
大学院 地域創生科学研究科 工農総合科学専攻
准教授 博士(学術) 清水 隆志 氏
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
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受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
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ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。
開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますことご了承下さい。 - 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
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