【中止】3Dプリンターによる複合材料(CFRP)成形の最新技術動向
開催日 |
10:30 ~ 16:40 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 炭素系素材 高分子・樹脂材料 3Dプリンタ |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
セミナー後は、アルテック(株)テクニカルセンター内の
3Dプリンター、造形物のWEB見学会を行います!
セミナー講師
東京理科大学 理工学部 機械工学科 准教授 博士(工学) 松崎 亮介 氏
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は事前にPDFにてお送りいたします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
特典
セミナー終了後、Zoomカメラを利用してアルテック(株)東京テクニカルセンターで3DプリンターのWEB見学会を行います。担当者に質問することも可能です。
<見学内容>
以下の装置及び造形物をWEB上で見学予定です。新製品を優先に見学します。
Stratasys Polyjet (J35 Pro、J55、J850)、FDM (F770、F900)
※CFRP成形用装置はございません。
セミナー趣旨
従来の複合材料成形は、熟練した職人のノウハウに頼るころが大きく、金型も必要とするため、短期間での多品種生産が困難でした.一方、一般に利用される熱可塑性樹脂積層3Dプリンターは、樹脂自体の力学的特性が著しく低く、試作模型や玩具の製作としての利用が主体で、航空宇宙・自動車用途製品レベルの構造を作製できない課題があります.これらの課題に対して、自動車・航空宇宙用構造にも適用可能な高強度立体造形を目的として、連続炭素繊維をその場で樹脂と複合化し立体造形する「炭素繊維複合材料3Dプリンター」を開発が進んでいます.炭素繊維複合材料3Dプリンターは、以下の優れた特徴を持っており、新しい構造材料の製造方法として大きな可能性を有しています。
(1)多品種の構造強度部材をCADデータのみから容易に成形が可能であり、軽量化が強く求められる分野の研究開発を加速できます.
(2)繊維配向の最適化により炭素繊維の持つ卓越した力学的特性を最大限に発揮できます.
(3)ニアネットシェイプでの成形が可能であり、トリム等の2次加工が最小限で済むため、原材料費や環境負荷の低減にも効果的です.
これらの特徴のため、特に高強度部材が要求される航空宇宙・自動車用の構造部材の生産、アイソグリッド構造などの従来成形が困難であった複雑形状部材の生産、多品種・高剛性・迅速な入手が要求される機械加工などのための治具、少量多品種生産が求められる義足やアシストスーツなどの医療・介護分野といった分野に適用が進むと予想されます.また複合材料の3Dプリントが可能となれば、多品種の構造強度部材をCADデータのみから容易に成形が可能となり、こまでアナログ的であった複合材料成形を刷新する次世代複合材料デジタル成形プロセス(Composites 2-0)が実現されると予想されています.
本講座では、炭素繊維複合材料3Dプリンターに関わる最新技術について、その特徴、従来技術との比較、用途展望などについて紹介します.
習得できる知識
・複合材料3Dプリンターに関する世界的な研究開発動向および技術内容
セミナープログラム
1.複合材料(CFRP)とは?
1-1.CFRP のしくみ
1-2.FRPの力学特性
2.複合材料3Dプリンター開発の背景
2-1.熱可塑性樹脂複合材料
2-2.Automated Tape Laying(ATL)とAutomated Fiber Placement(AFP)/
2-3.3Dプリンターの国内・海外市場動向 (売上、シェア、適用箇所)
3.3Dプリンターを利用した複合材料成形
3-1.3D プリンターの種類(粉末焼結積層、光造形、溶融積層他)
3-2.自動車および航空機業界における3Dプリンターの利用
3-3.複合材料成形ツーリングとしての利用
3-4.プリント成形品の材料強度の異方性
3-5.PEEK3Dプリンター
4.連続炭素繊維複合材料3Dプリンター
4-1.従来3Dプリンターの課題
4-2.強化の方法
4-3.繊維切断
4-4.プリントされた材料の強度
4-5.サンドイッチ構造一括プリントと評価
4-6.想定される用途
4-7.実用化に向けた課題
5.短繊維系複合材料3Dプリンター
5-1.力学的特性
5-2.大規模3D プリンター(自動車のプリント)
5-3.エポキシ系短繊維3Dプリンター
5-4.短繊維含有フィラメントの種類と市販状況
6.連続繊維複合材料3Dプリンターの海外動向
6-1.海外の取り組み(MarkForged 社、Arevo 社他多数紹介)/
6-2.織物複合材料3Dプリンター
6-3.CFRP3Dプリント製品化の例:CFRP ワッシャー
7.光硬化系複合材料3Dプリンター
7-1.短繊維と光硬化の組み合わせ
7-2.連続繊維と光硬化の組み合わせ
8.関連知財の紹介(ボーイング,MarkForged, Arevo など)
9.課題と今後の展開
9-1.機能(電気回路、アクチュエータ)の3D プリント
9-2.オンライン3Dプリントプラットフォーム
10.まとめ
スケジュール
10:30-12:00 講義
12:00-12:50 昼食
12:50-14:20 講義
14:20-14:30 休憩
14:30-16:00 講義
16:00-16:10 休憩
16:10-16:40 見学会
※講義の進行状況により多少前後いたします。
3Dプリンター、複合材料、CFRP、炭素、繊維、樹脂、装置、造形、見学