2022年度診療報酬改定と回復期リハビリテーション病院の運営改革

33,800 円(税込)

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開催日 オンデマンド
主催者 株式会社 新社会システム総合研究所
キーワード 医薬品技術   医療機器・医療材料技術   政策・行政
開催エリア 全国

9万床を超えた回復期リハビリテーション病院は、地域で必要とされるため何をすべきか?

開催日:2022年 2月17日(木)

セミナー講師

近藤 国嗣(こんどう くにつぐ)氏   医療法人社団保健会 東京湾岸リハビリテーション病院 院長

三橋 尚志(みつはし たかし)氏  京都大原記念病院グループ 京都大原記念病院 副院長

セミナー受講料

1名につき 33,800円(税込)

同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)

受講について

収録時間 2時間38分 テキストデータ(PDFデータ)つき

■セミナーオンデマンドについて<1>収録動画をVimeoにて配信致します。<2>動画の配信期間は公開日より2週間ですので、その間にご視聴ください。   2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴可能です。

セミナープログラム

Ⅰ.令和4年度診療報酬改定を受けて、  これからのリハビリテーション医療のあり方を考える  -回復期リハビリテーション病院の立場から-

  近藤 国嗣(こんどう くにつぐ)氏 

リハビリテーション医療は、2000年に回復期リハビリテーション病棟が制度化されたことにより拡大し、全国で約9万床に達し一部過剰地域も生じている。さらに、近年では実績指数の導入により入院期間の短縮化も進んでいる。一方で、リハビリテーション医療は急性期・回復期のみで完結するものではなく、在宅生活を支える生活期リハビリテーションも重要である。診療報酬改定を受けて、医療保険と介護保険をつなぐ回復期リハビリテーション病院として、より地域に必要とされるための運営改革を継続する必要がある。1.社会保険制度におけるリハビリテーション医療の現状2.現在のリハビリテーション医療における課題3.リハビリテーション医療領域の診療報酬改定の概要4.今後のリハビリテーション医療の方向性

 

Ⅱ.診療報酬改定と今後の回復期リハビリテーション医療

三橋 尚志(みつはし たかし)氏 

2000年度診療報酬改定で制度化された回復期リハビリテーション病棟は2008年度改定から質の評価が導入された。2016年度改定からはアウトカム評価(実績指数)が導入され、急性期から早期に受け入れ、早く生活期に導くことが加速された。実績指数は改定の度に27→35→40と引き上げられ約半数の病棟が達成しているが、回復期リハビリテーション病棟の機能を保つためにはそろそろ限界ではないかと考える。回復期リハビリテーション病棟も9万床を超えており、今後は選ばれる回復期リハビリテーション病棟であるように常に自院を見直す必要がある。1.回復期リハビリテーション入院料1〜6の特徴2.アウトカム評価の実績指数3.生活期・介護保険への移行に果たす役割4.今後の回復期リハビリテーション病棟