組込ソフトウェア はじめの第一歩
開催日 |
13:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 日本アイアール株式会社 |
キーワード | 情報技術 IoT |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【新宿区】日本アイアール(株) 本社会議室 |
交通 | 【地下鉄】四谷三丁目駅・曙橋駅 【JR・地下鉄】四ツ谷駅 |
組み込みソフトはハードウェアとソフトウェアの二刀流!
IoT時代に対応できる両者の基本を4時間で理解する
セミナー講師
坂東 大輔(ばんどう だいすけ)氏
株式会社エンジニアリングサムライ 代表取締役
セミナー受講料
39,600円/1名(税込)
定員:会場受講は上限4名(オンライン受講は定員無し)
★本講座は講師によるオンライン講座を弊社セミナールームで大画面に投影し、居ながらにして受講することが可能です。
ご希望の方は、お申し込みの際に、「セミナールームでの受講を希望」と記載してください。
※開催1週間前までに最少開催人数に達しない場合は、実施をキャンセルさせていただくことがあります。
※開催の場合は、開催1週間前程度から受講票と請求書を発送させていただきます。
※坂東講師による出張セミナーをご検討の方は、お問い合わせください。
セミナー趣旨
IoT時代の到来に伴い、あらゆるデバイス(機械装置)にソフトウェアが内蔵(組み込み)されるようになってきています。
デバイスが「電気回路仕掛け」から「ソフトウェア仕掛け」に変わりつつある過渡期であり、しかも、社会中の至るところにデバイスが普及していることから「社会がソフトウェア仕掛けになっている」とすら言えそうです。つまり、それだけ「組込ソフトウェア」の技術が最重要に位置付けられるようになってきています。
ニーズの高さとは裏腹に、組込ソフトウェアのエンジニアは圧倒的に人手不足です。
組込ソフトウェアのエンジニアになるには「ソフトウェア」のみならず「ハードウェア」にも習熟する二刀流を目指す必要があります。
しかし、二刀流エンジニアの養成には膨大な時間を要するため、IoTに伴う組込ソフトウェア需要に日本社会が追いつけていない現状があります。
一般的な傾向として、ハードウェア技術者はソフトウェアを苦手とし、ソフトウェア技術者はハードウェアを苦手とします。特に、組込ソフトウェアを未経験のソフトウェア技術者が、何も考えずに今までのソフトウェア開発と同じ考え方で組込ソフトウェアを開発しようとすると、高い確率で大きな障害に遭遇することになるでしょう。ハードウェアが深く関わる「組込ソフトウェア」ならではの注意点やノウハウを知らないと大火傷することになります。
当セミナーは、「組込ソフトウェア」の基礎知識の習得をスムーズに進めるための「初めの第一歩」を解説し、貴重な二刀流の「組込ソフトウェア技術者」の基礎固めを行います。
《使用テキスト》
テキストとして、本セミナー 坂東講師 の著書『図解即戦力-IoT開発がこれ1冊でしっかりわかる教科書』(技術評論社、ISBN 978-4-297-11692-7)を使用します。
公開セミナーをご受講の方には、このテキストをプレゼントいたします。(購入する必要はありません)
受講対象・レベル
- 組込ソフトウェア開発の初心者
- IoT開発に興味関心があるエンジニア
習得できる知識
- 組込ソフトウェアに関する基礎的な知識(心構えを含む)
- 組込ソフトウェアに関するハードウェア知識
- 組込ソフトウェアに関するソフトウェア知識
- IoTに関する基礎的な知識
セミナープログラム
- 組込ソフトウェアとは
- 「組込ソフトウェア」の定義
- ファームウェアの概要
- ファームウェアの更新
- 「TRON系OS」搭載デバイスの例
- 組込ソフトウェアに関するハードウェア知識
- センサの種類
- センサとのインタフェースの具体例
- センサのユースケース
- マイクロコントローラーの概要
- マイクロコントローラーの具体例
- マイクロコントローラーの低電力化
- シングルボードコンピュータの概要
- シングルボードコンピューターの具体例
- プロトタイピングの実践
- Arduinoの概要
- Raspberry Piの概要
- Arduino と Raspberry Piの使い分け
- Intel Neural Compute Stick 2 (Intel NCS2)
- 「リアルタイム処理」の定義
- 「リアルタイム性」の定義
- タスクの優先順位と割り込み
- エッジコンピューティングの概要
- エッジコンピューティングの意義
- FPGAとASIC
- FPGAに関する技術
- CPUとGPUとFPGAとASIC
- 協調設計の概要
- 組込ソフトウェアに関するソフトウェア知識
- プログラミングの概要
- プログラミング言語の具体例
- プログラミング言語の使い分け
- 「テキストファイル」と「バイナリファイル」
- 「ビルド」のプロセス
- 開発ツールの具体例
- 開発環境としてのクラウド
- 検証環境としてのクラウド
- 開発におけるクラウド利用の利点と欠点
- クラウド対応の統合開発環境(IDE)の具体例
- 組込系プログラミングに特有のポイント
- 組込系プログラミングの注意点
- ネイティブアプリとWebアプリ
- HTML5の概要
- Webアプリ開発の注意点
- IoTの一要素としての組込ソフトウェア
- 「IoT (Internet of Things)」の概要図
- IoT開発の全体像
- IoTの三本柱「電子」「ソフト」「機構」
- IoT開発に特有のポイント
- 「ウォーターフォール」と「アジャイル」
- IoTは「試行錯誤」の世界
- 「ユースケース」と「機能」
- IoTデバイスに特有のポイント
- IoTに用いられるセンサの概要
- 試作品から量産品への移行
- IoTプラットフォームに特有のポイント
- IoTプラットフォームの具体例
- IoTプラットフォームの使い分け
- IoTアプリケーションに特有のポイント
- クラウドネイティブの概要
- APIファーストの概要
- IoTシステムに特有の運用管理のポイント
- フルマネージドサービスの概要
- フルマネージドサービスの具体例
- IoTゲートウェイの概要
- IoTゲートウェイの意義
- IoTゲートウェイの使用例
- IoTシステムに特有の法的環境のポイント
- 電波法の概要
- 無線モジュールに関する認可の概要
質疑応答
標準実施時間:4時間
*本講義は通信トラブル等に備えて録画を実施することがあります。