発泡成形技術の基礎から、微細発泡成形への対応まで解説します
セミナー趣旨
プラスチックの使用量を減らして軽量化する発泡成形は古くから使われてきた技術であるが、ここ数年は超臨界流体を用いた微細発泡成形が自動車分野で拡大している。
近年、新しい物理発泡プロセスが提案されている。 本講座では、MuCell及びMuCell以外の物理発泡成形技術を中心に、コアバック法を含め、発泡成形の基礎から最新の技術動向まで解説するとともに、実際の例をしめして解説する。
本講座を受講することで、発泡成形の利点の理解、発泡成形に取り組むべきかどうかの判断基準、成形機・成形材料・成形技術の動向の知識が得られる。
セミナープログラム
1.発泡プラスチックの基礎
1.1 発泡プラスチックの構造
1.2 身近にある多孔質体
1.3 発泡成形とは
2.発泡成形に用いる発泡剤
2.1 化学発泡剤
2.2 マイクロカプセル型発泡剤
2.3 物理発泡剤
2.3.1 物理発泡剤のプラスチックに対する溶解性
2.4 超臨界流体
3.発泡成形の種類
3.1 バッチ発泡
3.2 ビーズ発泡
3.3 プレス発泡
3.4 射出発泡
3.5 押出発泡
3.6 発泡ブロー
4.微細発泡成形とは
〜開発の経緯とねらい〜
5.微細射出発泡成形
5.1 微細射出発泡成形の原理
5.2 微細射出発泡成形の設備
5.3 微細射出発泡成形の制御
5.4 微細射出発泡成形のベネフィット
5.5 微細射出発泡成形で想定されるトラブルと対策
5.6 微細射出発泡成形品のスワールマーク改良技術
5.7 微細射出発泡成形の金型設計
5.8 微細射出発泡成形の製品設計
6.新しい発泡プロセス技術 (MuCell代替技術の概要)
7.コアバック発泡
7.1 コアバック発泡の原理
7.2 コアバック発泡の金型
7.3 コアバック発泡のベネフィット
7.4 コアバック発泡の制御
8.発泡に適した材料
8.1 ナイロン系
8.2 ポリプロピレン系
【質疑応答】
セミナー講師
秋元 英郎 先生 秋元技術士事務所 所長
技術士(化学部門) 博士(工学)
セミナー受講料
1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
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- セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。 - 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。 - 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。
部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
講師のプロフィール
「プラスチック博士」プラスチックに関する技術コンサルタントとして材料選定、成形加工技術の指導を中心に活動
秋元 英郎
あきもと ひでお / 千葉県 / 秋元技術士事務所
大学・大学院で高分子化学を専攻して以来40年以上にわたり高分子材料・プラスチック分野一筋に生きてきました。
主な業務は以下の通りです。
【プラスチック分野の技術コンサル】
非常にニッチな分野(発泡成形、加飾技術...続きを読む
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
10:30 ~
受講料
55,000円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込、会場での支払い
開催場所
全国
主催者
キーワード
高分子・樹脂加工/成形 高分子・樹脂材料 生産工学
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主催者
キーワード
高分子・樹脂加工/成形 高分子・樹脂材料 生産工学関連教材
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