【中止】原子間力顕微鏡(AFM)の基本原理、測定とそのノウハウ、データの取得・解析方法
~ユーザー視点からの技術ポイント~
■AFMの基礎と基本原理
■AFMを使用する上でのノウハウ、測定条件
■AFMを用いた材料および表面科学の手法
AFM(原子間力顕微鏡)を使いこなせない、データ解析が難しい、フォースカーブがよく分からない、
カンチレバーの選択法が分からない、AFMを導入したいが判断しにくい、、、、と悩んでませんか
分析業務はもちろん、研究開発でもAFMを用いるために
AFMでできること・できないこと、電子顕微鏡ではわからなくてもAFMでわかること
形状観察とどまらずに幅広い解析が可能な「ナノテクノロジーの目」と言われるをAFM使いこなすには
試料表面の諸性質(硬さ、導電性、帯電性、加工、相互作用力、付着性など)、微粒子やレジストパターンなどの微小固体の諸性質(付着性、マニピュレーション、帯電性)、特殊測定(液滴形状、ナノバブル観察)・・・・AFMの基本理解および有効活用に向けて
セミナー趣旨
しかしながら、実際に適切で効果的なAFM測定を行うには、基本原理や測定方法、そして解析方法などの基礎を習得する必要があり、測定が不調の場合は原因が不明のままとなり、活用範囲も形状観察程度の利用に留まっているケースが多く見受けられます。AFMを用いれば、試料表面の諸性質(硬さ、導電性、帯電性、加工、相互作用力、付着性など)、微粒子やレジストパターンなどの微小固体の諸性質(付着性、マニピュレーション、帯電性)、特殊測定(液滴形状、ナノバブル観察)など、幅広い解析が効果的に行えます。
本セミナーでは、汎用性の高い大気中および液中測定用のAFMを中心に豊富なデータに基づき解説します。これからAFMの導入を検討される方、初めてAFMを操作される方にも分かりやすく装置の基本原理や操作方法、データの取得や解析方法についてまで解説します。特に、講師の経験に基づいて、AFMを導入および使用するユーザー側の視点に立って、技術ポイントを分かり易く解説します。また、AFMに関する日頃のトラブル対策や技術開発相談にも対応します。
受講対象・レベル
・AFMによる材料分析業務に携わっている方
・AFMを初めて利用する方
・AFMの導入を検討されている方
・AFMの幅広い分野での利用を希望される方
・AFMの性能をさらに有効活用したいとお考えの方
習得できる知識
・AFMの基礎と基本原理
・AFMを使用する上でのノウハウ
・AFMを用いた材料および表面科学の手法
セミナープログラム
【基礎編】
AFMの適切な利用法 ~原理・基礎知識から測定・解析上の留意点まで~
・AFMでできること・できないこと
~電子顕微鏡ではわからなくてもAFMでわかること~
・AFMの基礎・原理
~AFMの基本構成・動作モード等~
・表面像の取得方法
~得られた像は、実像なのか?~
・原子分解能の機構
~表面粗さ計と何が違うのか~
・ナノスケールの寸法校正
~原子配列の観察~
・カンチレバーと探針の特徴
~どのようにして選ぶのか~
・探針のメンテナンス方法
~汚染と摩耗対策~
・原子間の相互作用力とは
~ポテンシャル曲線~
・表面の吸着水の影響
~相互作用力の湿度依存性~
・フォースカーブの理解
~針と試料表面との接触~
・探針の追従性とノイズ対策
~クリアな像を得るには~
・カンチレバー上のレーザーポイント変動
~感度校正~
・ピエゾステージのドリフト対策
~位置変動の校正方法~
・探針と試料表面との接触変形
~Hertz理論、DMT理論、JKR理論~
・サンプルの表面粗さ依存性
~探針の吸着力と摩擦力~
・AFM測定の誤差要因
~精度の高い測定のために~
・液中での測定方法
~簡単なバージョンアップ~
・適切なAFMの機種選定方法
~用途に合ったオプション設定とは~
【応用編】
AFMの有効な活用法 ~様々な活用展開と分析・評価ノウハウ~
・表面エネルギーの測定
~表面処理との相関~
・表面吸着性の解析
~表面の経時変化~
・化学力顕微鏡(CFM)への応用
~親水/疎水複合構造の解析~
・薄膜及び微細パターンの付着性解析
~DPAT法~
・微粒子の付着性/除去特性
~クリーンネス・印刷~
・ナノペースト粒子の凝集性
~焼成時の粒成長~
・微粒子の核成長と平坦性
~核生成理論~
・固体表面のヤング率測定
~固体表面と微細パターンの弾性率解析~
・固体表面の動的粘弾性測定
~動的粘性と変位応答性の解析~
・固体表面の凝集性解析
~薄膜の硬さや摩擦特性、表面硬化層の解析~
・固体表面の帯電制御
~帯電分布と除電性~
・微小液滴およびファインバブル観察
~識別方法~
・微小固体のナノマニピュレーション
~移動・加工と凝集性解析~
(質疑応答) 日頃の技術開発・トラブルの個別相談に応じます
(付録資料)表面エネルギーによる濡れ・付着性解析
キーワード:原子間力顕微鏡、AFM、フォースカーブ、ドリフト、DPAT法、表面エネルギー、ドリフト、付着性
セミナー講師
国立大学法人長岡技術科学大学 名誉教授
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※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
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1名申込みの場合:39,600円 ( E-Mail案内登録価格 37,620円 )
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