このセミナーはアーカイブ配信です。配信期間中(2022年12月2日~12月16日)は、いつでも何度でも視聴できます!
申込後に請求書は郵送でお送りし、セミナー資料(PDF形式)と視聴用URLはEメールでお知らせします。
セミナー趣旨
本セミナーでは,はじめに大気圧プラズマの発生方法と発生メカニズムの基礎について実例をあげわかりやすく解説します。次に講師が開発した大気圧プラズマ複合表面処理プロセスの基礎と応用例ならびに大気圧プラズマ複合ガス浄化プロセスの基礎と産業応用例を、分野の最新動向を交えながらわかりやすく解説します。例として、プラスチック、ガラス、ポリマー、繊維の表面処理およびディーゼルエンジン排ガス処理、プラズマ殺菌、水中プラズマによる水浄化処理、空気清浄装置などを選択し、受講後、類似の開発を直ちに始めることができるような具体的情報を提供します。
受講対象・レベル
材料メーカー、医療・環境関連企業などの研究・開発・技術・製造部門の研究者、技術者。
習得できる知識
・大気圧プラズマの発生法の基礎知識
・大気圧プラズマ表面処理の産業応用技術
・大気圧環境プラズマの産業応用技術
セミナープログラム
【大気圧プラズマ発生法の基礎知識】
1.大気圧プラズマの発生方法と発生メカニズムの基礎
1.1 大気圧プラズマと発生法
1.2 プラズマとは?
1.3 プラズマの種類
1.4 パルス放電方式
1.5 無声放電方式(誘電体バリア放電方式)
1.6 オゾン発生装置
1.7 電流電圧電力波形
1.8 沿面放電方式
1.9 高周波プラズマ方式
1.10 プラズマジェット電極
1.11 コロナ放電プラズマ装置と電子回路
1.12 その他各種プラズマジェットとプラズマ医療
【大気圧プラズマ表面処理の産業応用技術】
2.大気圧プラズマ複合プロセスによるフッ素樹脂フィルムの接着性向上技術
2.1 フッ素樹脂の特性
2.2 プラズマグラフト重合とは
2.3 フッ素樹脂フィルム処理の実験装置と実験条件
2.4 接触角による親水性評価
2.5 はく離試験による接着性評価
2.6 ESCA(XPS)による表面分析評価
2.7 FT-IRによる表面分析評価
2.8 電子顕微鏡による表面写真撮影
2.9 従来技術(ナトリウム-アンモニア処理等)との比較
2.10 テフロン表面へのめっきについて(プラズマ複合めっき処理)
2.11 大面積処理装置の実現
2.12 テフロン上めっきのフォトリソグラフィによる微細加工
2.13 A4コロナ表面処理のデモンストレーション
3.大気圧プラズマジェットと医療への応用,殺菌技術
3.1 医療への応用例
3.2 プラズマ照射装置のその他の応用(低温殺菌技術など)
3.3 低温プラズマ殺菌の試験結果
4.大気圧プラズマ複合プロセスによるガラス表面およびポリマー表面の恒久的処理技術
4.1 自動車のフロントガラスやサイドミラーの水滴除去
4.2 ガラス表面の改質装置
4.3 プラズマのみを照射した場合(親水性向上)
4.4 プラズマ・ケミカル複合プロセスによる恒久的はっ水処理
4.5 恒久的表面処理のメカニズムについて
4.6 フッ素樹脂フィルム上有機EL膜の発光特性
4.7 ポリマー・布表面の改質装置(ロール ツー ロール処理)
4.8 PETとアクリル酸のプラズマ重合反応について
4.9 親水性の評価結果
4.10 プラズマグラフト重合による脱臭性能付加
4.11 空気清浄機フィルターへの適用
4.12 煙の浄化のデモンストレーション
4.13 衣類への応用
【大気圧環境プラズマの産業応用技術】
5.ディーゼルエンジンのPM,NOx同時除去
5.1 プラズマ複合処理の基礎と原理
5.2 PMの低温燃焼浄化
5.3 NOxの還元浄化
6.水中気液界面プラズマによる廃水処理
6.1 プラズマ発生の原理と装置詳細
6.2 水中放電の種類
6.3 各種計測の結果とまとめ,今後の展開
7.低温プラズマ複合処理によるVOC分解技術
7.1 プラズマ発生の原理と装置詳細
7.2 各種計測の結果とまとめ
7.3 まとめと今後の応用
8.プラズマ空気清浄システム
8.1 プラズマ脱臭の原理
8.2 空気清浄機の構造と結果
8.3 ごみ処理工場の脱臭施設
大気圧,プラズマ,表面処理,表面改質,装置,プラスチック,応用,研修,講座,セミナー
セミナー講師
大阪公立大学 大学院工学研究科 機械系専攻 教授 工学博士 大久保 雅章 氏
《専門》
プラズマ化学、環境保全工学
《略歴》
1990年3月 東京工業大学大学院理工学研究科博士後期課程機械工学専攻修了
1990年4月 東北大学流体科学研究所 助手
1993年4月 東京工業大学原子炉工学研究所 助手
1998年10月 大阪府立大学工学部 助教授
2007年4月より大阪府立大学 大学院工学研究科 教授
2015年度 東北大学客員教授(兼任)
《活動等》
国際電気集塵機連合、Dr. Senichi Masuda Award
日本機械学会フェロー
日本機械学会環境工学部門技術業績賞、功績賞
静電気学会進歩賞、著作賞
IEEE James Melcher Prize Paper Award
日本機械学会賞(奨励賞)
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合44,000円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
本セミナーは、約4時間30分の講演を収録したアーカイブ配信セミナーです。
2022年12月2日(金)~12月16日(金)の2週間、いつでも何度でもご視聴いただけます。
【アーカイブ配信セミナーの申込・受講手順】
1)このHPから参加申込をしてください。
2)申込後、受理のご連絡メールをさせていただきます。また請求書を郵送いたします。
3)視聴開始日までにセミナー資料(PDF形式)と閲覧用URLをお送りさせていただきます。
※申込者以外の視聴はできません。録音・録画などの行為を固く禁じます。
※配布資料の無断転載、二次利用、第三者への譲渡は一切禁止とさせていただきます。
申込締日:2022/12/12
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
0:00 ~
受講料
55,000円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
プラズマ技術 高分子・樹脂加工/成形 医療機器・医療材料技術申込締日:2022/12/12
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
0:00 ~
受講料
55,000円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
プラズマ技術 高分子・樹脂加工/成形 医療機器・医療材料技術関連教材
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