微生物が作るヌメリ(バイオフィルム)の形成制御、防止・洗浄技術
開催日 |
13:00 ~ 16:30 締めきりました |
---|---|
主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | バイオ技術 食品加工 医薬品技術 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能) |
~バイオフィルム汚染の根絶を目指して~
■微生物やバイオフィルムの基礎と理解
■ヌメリ・バイオフィルム制御の現状
■バイオフィルムの検出法・評価法
やっかいなバイオフィルムを早く見つけ出し、除去・殺菌・滅菌し、根絶するために
日々バイオフィルムにお困りの微生物の専門家ではない皆様にわかりやすく解説
形成過程の異なり個別に対策が必要となるバイオフィルムの検出法や評価法も解説
バイオフィルムそのものを理解し、そのうえで評価、対策、防止、洗浄、根絶を行おう
セミナー講師
1994年3月 大阪大学大学院 工学研究科 醗酵工学専攻 博士課程後期課程修了
1994年4月 関西大学 工学部 生物工学科 助手
1997年4月 関西大学 工学部 生物工学科 専任講師
2002年9月-2003年9月 米国ミシガン州立大学に留学
2007年4月 関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 専任講師
2008年4月 関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 准教授
2015年4月 関西大学 化学生命工学部 生命・生物工学科 教授
【専門】
微生物制御工学、微生物工学、分子生物学、生化学
【活動】
日本防菌防黴学会 評議員,英文誌 (Biocontrol Science) 編集員
日本生物工学会 代議員
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
44,000円( E-mail案内登録価格41,800円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 44,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額22,000円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:35,200円 ( E-Mail案内登録価格 33,440円 )
※1名様でLive配信/WEBセミナーを受講する場合、上記特別価格になります。
※他の割引は併用できません。
受講について
Zoom配信の受講方法・接続確認
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
- 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー中、講師へのご質問が可能です。
- 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
≫ テストミーティングはこちら
配布資料
- 電子媒体(PDFデータ/印刷可)
セミナー趣旨
本講義ではバイオフィルムが形成する環境、バイオフィルムの構造から形成過程、形成制御や洗浄・殺菌について、微生物の専門家でない方にもわかりやすく説明を加えたい。また、バイオフィルムを理解する上で重要となる一般的なバクテリア細胞(浮遊細胞)の特徴や性質、さらには浮遊細胞の抗菌処理法についても解説したい。一方で、バイオフィルムの形成環境によってバイオフィルム対策は異なるものとなるでしょう。個別対策に必要となるバイオフィルムの検出法や評価法についても紹介し、これらを通して、皆様のバイオフィルム対策にお役に立てていただきたいと考えております。
受講対象・レベル
・微生物汚染でお困りの方
・食品製造および医薬品製造分野等における衛生管理者
・抗菌剤・衛生管理用品・除菌装置等の抗菌関連製品開発者
習得できる知識
・微生物やバイオフィルムの基礎
・ヌメリ・バイオフィルム制御の現状
セミナープログラム
1.1 一般的な微生物制御法
1.2 微生物の分類と特徴
1.3 一般的なバイオフィルム構造
2.微生物の生活環
2.1 微生物の生育に必要な環境条件
2.2 細菌細胞の構造
2.3 細菌細胞の特徴とストレス耐性
3.「ぬめり」の原因とバイオフィルム
3.1 バイオフィルムが形成する環境について
3.2 バイオフィルム構造
3.3 バイオフィルムの環境ストレス耐性
3.4 バイオフィルム形成・成熟過程
3.5 バイオフィルム形成および崩壊に関わる情報伝達システム
4.バイオフィルム評価法
4.1 コロニーカウント法の問題点
4.2 蛍光顕微鏡を用いた細胞検出と生死判定
4.3 微生物の同定法
4.4 次世代シーケンサーを用いた細菌叢解析
4.5 バイオフィルム評価法
5.「ぬめり」・バイオフィルム対策
5.1 バイオフィルムが付着する表面構造の特徴
5.2 バイオフィルム・細菌細胞の制御・防止技術
5.3 バイオフィルム・細菌細胞の制御・防止・洗浄技術の問題点
6.今後のバイオフィルム研究とその活用
□質疑応答□