設計スキル・プロセスの見える化手法(DSM)と設計手戻り防止への活用法 〜1人1台PC実習付〜

49,680 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 17:30 
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主催者 株式会社日本テクノセンター
キーワード DSM
開催エリア 東京都
開催場所 日本テクノセンター研修室 : 〒 163-0722 東京都新宿区西新宿小田急第一生命ビル(22階)
〜 複雑なすり合わせプロセスの可視化と設計手戻り防止に活かすDSM(Design Structure Matrix)とその応用 〜 ベテランのノウハウ、部内の設計プロセス、顧客の要望を可視化し、設計業務を効率的に進めるための講座! 開発意図と設計プロセス(すり合わせ)構造を可視化する手法を学び、設計ミス・手戻りを防止しよう! ※【PCは弊社にて用意いたします】  【講師の言葉】  あらゆる分野が専門化・細分化する一方、車の電子化や医工連携などの異分野連携の進展で、複雑な開発が増えています。この場合、1.ベテラン設計者のすり合わせノウハウ(暗黙知)の可視化と 2.多職種連携の複雑系プロセスの可視化・マネジメント能力が成否(QCD)を左右します。ところが、従来手法のネットワーク図やフローチャートといった箱&線図で暗黙知や複雑系を可視化しようとすると、図が蜘蛛の巣化して収拾がつかない事態になりがちです。  そこで、役に立つのがDSM(Design Structure Matrix)手法です。反復を伴うプロセスを簡潔に表現できます。1990年代から(米)MITを中心に研究され、自動車、半導体業界から徐々に広まってきました。さらに、もう1つの成功要因である 3.顧客要望(開発意図)の可視化方法についても解説します。3つの可視化手法を学んで、設計ミスや無駄な手戻りを防いで下さい。  【プログラム】 1. 従来の設計工学手法と本セミナーの狙い 2. 設計現場の課題(手戻りの発生)と原因考察   (1). 手戻りの原因=すり合わせ不足=意思疎通の仕組みが不十分   (2). 設計部外とのすり合わせ不足=顧客要望(開発意図)とのミスマッチ設計   (3). 設計部内のすり合わせ不足=設計ノウハウの未伝承と多職種連携の複雑な設計プロジェクト 3. 顧客要望(開発意図)とのミスマッチ設計の防止による手戻り削減   (1). QFDで使われる顧客要望の重要度把握手法AHP   (2). AHPの問題点   (3). AHPの問題点を回避して顧客要望重要度を把握する方法SPC   (4). 下流工程でのSPC活用 AHP : Analytic Hierarchy Process 階層分析法 米国で考案された意思決定手法。複数案から1つを選ぶ決定のために、案の優劣の少しの差を拡大して数値化する特徴がある。この手法の一部(一対比較法)が、QFDにおいて顧客要望の重要度の数値化に使われる事があるが、「少しの差が拡大される」という不具合を放置したまま、無批判に使われている。 SPC : Spec Priority Confirmation 仕様優先度確認法 上記の不具合を無くし、顧客の想定している重要度をすなおに数値化する方法。この重要度数値を顧客と設計部が共有する事で、ミスマッチ設計を防止する。 4. エクセル演習:顧客要望(開発意図)の重要度把握   (1). AHP操作による問題点の実感   (2). SPC操作による重要度把握   (3). 比較項目が多数の場合のテクニック 5. ベテランの設計手順・ノウハウの可視化による設計品質向上   (1). ベテランの設計手順の可視化   (2). DSMの原理と応用     a. 原理     b. 製品構造への応用     c. 組織構造へ応用     d. プロセス構造への応用 6. エクセル演習:DSMを使ったベテランの設計手順・ノウハウの可視化   (1). 設計タスクのWBS作成   (2). タスクに成果物(設計パラメータなど)割り付け   (3). タスクを分解して手順DSMを作成   (4). DSMのパーティショニング機能を用いた設計手順検討 7. 多職種連携の設計プロセス(すり合わせ暗黙知)の可視化とマネジメント   (1). タスクDSMの作成   (2). タスクDSMを応用したプロセス設計   (3). タスクDSMを応用したプロジェクト管理 8. DSMその他の応用とまとめと質疑