新医薬品の承認審査資料から読み解く新添加剤の開発戦略と安全性データ

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開催日 13:00 ~ 16:30 
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主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 医薬品・医療機器等規制   医薬品技術
開催エリア 全国
開催場所 Live配信セミナー(会社・自宅にいながら受講可能)

~事例とともに解説するからわかりやすい!具体的な添加剤の開発戦略と申請資料作成~
医薬品添加剤は有効成分の物性や機能の改善による患者に有用でやさしい服薬を提供し、
新添加剤においては有効成分とともに製造販売承認を受ける。

医薬品は有効成分の発展(従来の低分子化合物から高分子のバイオ医薬品、
さらに、mRNAワクチンや遺伝子治療薬へ)に伴い添加剤も安全性の高い新しい用途と有用性が求められている。
mRNAワクチンなどでは、新技術(ナノ粒子)添加剤の適用もみられる。

この流れに対応するため新添加剤の開発において、
承認事例、添加剤に係わる医薬品規制調和国際会議(ICH)における規制
(DNA反応性不純物の許容量や小児剤型における非臨床試験など)などを見据えることが大切となる。

今回、承認審査資料による課題解決、既存の安全性資料の利用や
新規添加剤開発のためのICH規制ガイドラインと信頼性の基準GLP に準拠した
承認申請資料の作成について安全性の観点から事例とともに解説する。

日時

【Live配信】 2023年2月17日(金) 13:00~16:30
【アーカイブ受講】 2023年3月1日(水) まで受付(配信期間:3/1~3/14)
※Live配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。

セミナー講師

AEIC研究所 代表/非臨床開発コンサルタント 飯島護丈 氏

【業界での関連活動】
日本医薬品添加剤協会
日本毒性学会、日本毒性病理学会、比較眼科学会、米国のSociety of Toxicologyの会員

【主なご研究・ご業務】
名古屋市立大学において臨床病態病理学講座において入社当時より現在まで研鑽。
ファイザー社では、新薬の毒性試験と学会誌への投稿、管理職業務とともに新薬申請業務に従事。
定年後は、非臨床試験の開発コンサルタントや試験の信頼性についてのアドバイザーを行う。

【経歴・主なご専門】
獣医師として診療を経験後、台糖ファイザー株式会社薬理研究所(現:ファイザー株式式会社)に45年前に入所。
感染症試験などを含む薬効薬理、薬物動態や毒性試験に従事し、毒性試験責任者となる。
その間、名古屋市立大学の病理学教室でミトコンドリアの細胞病理機能で医学博士号を取得。
モントリオール大学医学部薬理・毒性学教室で薬物と肝毒性について研鑽する。
米国におけるGLP適合Xybion Medical system(現:Xybion社)の上級システムマネージャ-や第三者機関のComputer System Validation研修を受講。
ファイザー社では、毒性部門や病理部門の長、GLPの適合性調査などを経験した後、新薬申請業務(非臨床試験)に携わる。
定年時に同社中央研究所閉鎖となり退社し、安全性に係わる新薬の開発や信頼の置ける資料の作成についてコンサルティングを行う。

セミナー受講料

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※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
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※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
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配布資料

  • PDFデータ/印刷可

習得できる知識

・国内の安全性からみた新添加剤の承認実態と開発課題
・新添加剤の開発事例を踏まえた申請資料と対策
・新規添加剤に求められる承認申請資料と作成
・安全性に係わる使用前例情報収集と使用の免除
・医薬品添加物への転用における開発課題

セミナープログラム

1.    新添加剤の開発
 1.1 医薬品添加剤の役割(用途)
    ~新添加剤の開発事例と剤型(用途)~
    ~規格・安定性と安全性~
 1.2 安全性からみた新添加剤の承認状況
        ~使用前例と未前例の物質~
        ~特定の製剤や条件における使用~
 1.3 新添加剤に求められる製造販売承認資料
    ~有効成分と添加剤~
    ~承認事例からみた課題対応~
 1.4 新規構造と転用物質の規格と安全性
        ~食品・化粧品・局外品~
        ~化学物質~
        ~医療機器・再生医療等製品~
      ~海外承認医薬品~
 1.5 添加剤と製剤の安全性と審査事例
        ~不純物と生成物~
    1.6 添加剤の安全性に係わる規制と審査事例
        ~小児剤型の開発~
        ~不純物許容量~
        ~使用前例と特定剤型・条件使用承認~

2.安全性からみた開発のため」の非臨床試験法
 2.1 国内、ICH、OECDガイドライン
 2.2 米国FDAとUSPガイドライン
 2.3 業界団体IPECの安全性ガイド
 2.4 元素・不純物と生成物のガイドライン
 2.5 変異原性不純物の安全性(許容量)
        ~前例と規格のライフサイクル~
   2.6 小児への添加剤適用
        ~小児前例と未前例~
    
3.新医薬品添加剤の承認申請資料と課題
 3.1 新規構造と使用前例の扱い
       ~規制と事例~
 3.2 新投与経路/剤型の安全性
        ~トキシコキネティクス~
 3.3 新用量(最大使用量/処方量を超える量)
 3.4 その他、申請資料の作成・整備のポイント
    ~書面調査及びGLP調査~
 3.5    安全性情報の検索サイト
 3.6    ICH CTD(コモンテクニカルドキュメント)申請書式

4.既存の非臨床安全性資料の活用
 4.1 医薬品・食品・化学物質等の添加物データベース
 4.2 STEP(Safety & Toxicity of Excipients for Paediatrics)データベース
 4.3 新添加剤承認事例

5.開発のまとめ
        ~海外先行と海外からの移転の課題事例~

  <ご参加の皆さまへ>
このセミナーでは、より有意義なセミナーにさせていただくため、皆さまから、1.現場でのお困りの事例や、2.判断がつかずお悩みの事例、または、3.社内で判断に困っておられる事例などを募集いたします。