最先端技術トレンドと未来予測2030
開催日 | オンデマンド |
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主催者 | 株式会社 新社会システム総合研究所 |
キーワード | 情報マネジメント一般 技術マネジメント総合 マーケティング |
開催エリア | 全国 |
【新春特別セミナー:産業構造の大転換に備えたビジネスの道筋とは?】
〜進化するデジタルを俯瞰し、未来創造の糸口を探る〜
開催日:2023年 1月 6日(金)
セミナー講師
河瀬 誠(かわせ まこと) 氏
立命館大学 経営管理研究科(MBA)客員教授エムケー・アンド・アソシエイツ 代表
東京大学工学部計数工学科卒業。ボストン大学経営大学院理学修士および経営学修士(MBA)修了。A.T.カーニーにて金融・通信業界のコンサルティングを担当後、ソフトバンク・グループにて新規事業開発を担当。コンサルティング会社ICMGを経て、現職。著書に、『未来創造ワークブック』、『経営戦略ワークブック』、『戦略思考コンプリートブック』、『新事業スタートブック』、『海外戦略ワークブック』(以上、日本実業出版社)、『戦略思考のすすめ』(講談社現代新書)、『マンガでやさしくわかる問題解決』(日本能率協会)などがある。
セミナー受講料
1名につき 33,100円(税込)
同一のお申込フォームよりお申込の場合、2人目以降 27,500円(税込)
受講について
収録時間 4時間5分 テキストデータ(PDF形式)つき
■セミナーオンデマンドについて<1>お申込み後2営業日以内に、ご登録いただいたメールアドレスへ Vimeoの視聴用URL・PASSと資料(PDFデータ)をお送り致します。<2>動画は視聴案内日より2週間、何度でもご都合の良い時間にご視聴頂けます。
セミナー趣旨
進化するデジタルは、機械製造や自動車や化学などの製造業、流通や金融などのサービス業を、根本的に変えていきます。これが「デジタルによる産業構造の転換(DX)」です。これら業界の15年後は、そして社会は、今とは全く異なった姿になるはずです。今までの仕事が消える一方で、新たに大きな機会も登場します。この5年から15年で確実に来る、産業構造と社会の大転換。この変化の全体像を俯瞰的に理解し、自社の戦略を転換するための道筋を考えましょう。本講座では、300頁近い密度の高い充実した資料を使って、技術の最先端と未来の姿を具体的かつ包括的に俯瞰し、「未来」を読み解いていきます。テクノロジーの進化が事業に及ぼす影響を理解・整理し、自社の戦略を新たに構想したいとお考えの、経営陣や経営企画部門などの方が主な受講対象です。
セミナープログラム
【仕事と生活】1.未来予測の本質:DXという「産業革命」を読む日本が「平成の眠り」を貪っている間に、世界はDXという「産業革命」を経て、工業社会から「知識社会」へとほぼ転換してしまいました。しかし今でも、ほとんどの日本企業は、DXを単なる「IT化」だと思っています。今までの成功体験は通用しません。今までの「常識」を捨て、新しい現実に向かい合うことが、新たな未来を作る鍵となります。2.DXのテクノロジー:デジタルという「破壊的技術」指数関数で進化する「デジタル」というテクノロジー。まずは、Web3、AI、ブロックチェーン、AR/VR/メタバース、量子コンビューターといった先端技術の基礎を押さえましょう。3.働き方と組織の未来:「業務」と「組織」が消える20世紀には、農作業や土木作業といった肉体労働の多くが機械で置き換えられました。21世紀には、人間の知的労働がどんどん機械で置き換えられていきます。その後人間は、どんな組織でどんな仕事をしているのでしょう。(1)DXで「業務」が消える(2)部門や会社という「組織」が消える【産業編】4.生活産業の未来:変わる小売・飲食・物流コロナ禍とデジタルですでに大きくかわった小売業と飲食業ですが、米国と中国では次の進化が始まっています。こうした進化は数年内に日本にも伝わることでしょう。(1)OMO(Online Merges with Offline)が変える消費生活(2)無人化していく物流
5.モノづくりの未来:日本の強みが消える製品にデジタル化に伴い、日本の繁栄を支えたエレクトロニクス産業は、実質的に国内から消滅しました。今後はデジタルが、モノづくりの方法を一変させ、さらに化学や素材産業にも押し寄せます。その破壊の波を直視しましょう。(1)デジタル化のインパクト:沈没した「電子立国日本」(2)AMとロボットが変える「モノづくり」(3)AIと量子コンピュータが変える素材6.エネルギーの未来:無料となるエネルギー「石油の世紀」が終わり、エネルギーの主役は自然エネルギーに交代しつつあります。文明と産業を支えるエネルギーが変わると、世界の構造も変わります。(1)主役となった自然エネルギー(2)エネルギー無料の世界がやってくる7.自動車とモビリティの未来:自動車産業が消える自動車産業にも、CASEとMaaSという大きな破壊の波が来ています。この変化が今ある自動車産業を破壊すると同時に、豊かなモビリティの世界を生み出します。(1)CASEとMaaSというDX(2)エンジンが消える自動車産業(3)豊かなモビリティ社会がやってくる8.建築と都市のDX:知能化する都市コロナを契機に大きく姿を変えた住宅やオフィス。また建設業の自動化は進み、都市化も次第に知能化していきます。(1)土木建設業のDX(2)知識社会で求められる住宅とオフィス(3)新しい都市交通と知能化する都市【社会編】9.人口動態が示す未来:巨大な市場が誕生する技術と並び、未来の変化をドライブするもうひとつの変数が「人口動態」です。明治以来150年間、急増してきた日本の人口は令和時代には急減します。その一方で、アジア・アフリカの人口増加は豊かな中間層を育て、巨大な市場を生み出します。(1)日本社会は人口の逆回転に耐えられるか(2)アジアとアフリカに登場する巨大で豊かな市場(3)続々出現する巨大都市10.知識社会の本質:豊かな未来の基本構造農耕社会・工業社会に続く、知識社会の基本的な構造を解説します。(1)生活全部がDXした社会(2)「役立つ製品」から「意味ある生活」が主役になる(3)産業の基本は、生産経済から共有経済にシフトする11.知識社会の成長産業:自己実現とSDGsが成長の軸知識社会で成長する産業とは、マズローの高次の欲求段階を満たす「自己実現産業」と「自己超越産業」です。その内容を紹介します。(1)成長する「自己実現産業」(2)SDGs産業こそが、現在の成長産業12.提言 組織と戦略のDX:破壊と創造を続ける者のみ生き残る否応なしに押し寄せる「破壊の波」は、同時に「創造の波」でもあります。この波を正面から捉え、変化に対応し、新しい事業を創造していくための戦略転換を考えていきます。STEP1:変化を直視するSTEP2:過去の成功を捨て、創造領域を定めるSTEP3:新たなチャレンジを始める