潤滑グリースの基礎と応用

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
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主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 化学技術一般   機械技術一般
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

講師の長年の経験則をベースに基礎から応用まで詳しく解説します!

潤滑剤の分類 グリースの定義、実用性能、評価方法、劣化・寿命予測、トレンドetc.

セミナー講師

一般社団法人 日本トライボロジー学会 事務局 常務理事 事務局長 中 道治 氏

≪ご専門≫トライボロジー,潤滑剤

<所属>  
 一般社団法人日本トライボロジー学会 常務理事 事務局長
 一般社団法人潤滑油協会 監事

<学歴>
 1974年 京都工芸繊維大学    工芸学部   工業化学科  卒業
 1976年 京都工芸繊維大学大学院 工芸学研究科 工業化学専攻 修士課程修了
 2001年 九州大学大学院 工学研究科 機械エネルギー工学専攻 博士課程修了
 博士(工学)

<職歴>
 1976年4月 日本精工株式会社 入社
 1976年4月~2005年7月 製品技術研究所,総合研究所,基盤技術研究所
      化学研究室長,エグゼクティブ・チーフエンジニア
      研究所において28年間 潤滑グリース,防錆油の研究開発に従事
      特に,NSK専用の軸受用グリースを多数製品化
 1990年~1995年 フッ素系,塩素系溶剤に代わる洗浄方法の開発
 1993年~2004年 地球環境保全委員会 製品化学物質部会 事務局長
 2004年~2005年 化学物質対策プロジェクトチーム マネジャー
 2005年7月~2010年10月 総合環境部長
      環境管理部を総合環境部に改組し,環境管理室と化学物質管理室を設置
 2010年10月31日    日本精工株式会社 定年退職
 2010年11月~2015年10月 日本精工株式会社 再雇用
      総合環境部 Mシニア 
      兼 品質保証本部 DRエキスパート
      兼 NSK インスティチュート オブ テクノロジー 専任講師
 2016年4月~  現職
 2020年11月 NSK インスティチュート オブ テクノロジー 専任講師退職

<学会活動>
 日本トライボロジー学会 理事4年,常務理事7年
 実行委員長(東京大会),出版委員長,増強委員長,トライボロジー懇談会委員長 
 WTCⅣ(国際トライボロジー会議2009)財務小委員会委員長
 編集委員,増強委員,教育講習委員,選挙管理委員,技術賞選考委員など
 第2種研究会グリース研究会に16年間所属し,「潤滑グリースの基礎と応用」共同執筆
 機械状態監視診断技術者資格認定 トライボロジー技術委員会委員(機械学会)

<工業会活動> 
 日本ベアリング工業会 地球環境対策委員会委員長(2005年度)
 自動車部品工業会   環境委員会委員(2005年~2010年)

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
  メールまたは郵送でのご案内となります。
  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料はPDFにてお送りいたします。※紙媒体での配布はございません。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 潤滑グリースは,高速回転性能,耐摩耗性などその性能は潤滑油と比べて劣ることが多い.しかし油タンク,循環装置,冷却装置,フィルターなどが無くても使用可能となるため,機械や設備の小型軽量化に適して、その使い勝手の容易さから転がり軸受や歯車では主流の潤滑剤・潤滑方法となっている.潤滑グリースの流動性能が,摩擦トルク,音響性能,寿命等を支配することが多いため,その選定や使用においては実績を重視しなければならない.
 本講座では潤滑グリースについての基礎から応用まで詳細な解説を行う.受講生の方々が潤滑グリースについての知見や経験を増すことによって,潤滑グリースの開発や性能向上,その選定や使用が正しく行われ,機械や設備の性能向上に貢献できることを期待する.

受講対象・レベル

・専門以外または業務初心者でも受講可能

必要な予備知識

・特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。

習得できる知識

・潤滑グリースについての概要を習得できる.
・潤滑グリースの正しい取り扱いを習得できる.

セミナープログラム

1.潤滑剤の分類
  液体潤滑剤,半固体潤滑剤,固体潤滑剤

2.グリースの定義
  油潤滑とグリース潤滑の特徴と比較

3.グリースの構成物
  増ちょう剤の種類と特徴,基油の種類と特徴,添加剤の種類と特徴

4.グリースの製造方法

5.グリースの流動性能
  レオロジー,チキソトロピー

6.グリースの実用性能
  摩擦トルク,高速回転性能,低速回転性能,酸化安定性,熱安定性,
  離油特性,低温性,音響特性,耐摩耗性,発塵性能,導電特性

7.グリースの性状・性能評価方法
  JIS-K2220,摩擦摩耗試験

8.グリースの劣化と寿命
  化学的劣化,物理的劣化,異物の侵入,焼付き寿命予測

9.グリースの使用・保管上の注意点

10.グリースを構成する基油,添加剤

【質疑応答】

潤滑グリース,潤滑剤,性能,評価方法,劣化,寿命,セミナー,講演,研修