粒子最密充填のための粒子径分布・粒子形状・表面状態制御
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 技術情報協会 |
キーワード | 化学反応・プロセス 応用物理一般 生産工学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Zoomを利用したLive配信※会場での講義は行いません |
★ 充填性、流動性を左右する粒子径、粒子分布、粒子形状の評価、解説
セミナー講師
兵庫県立大学 工学研究科 名誉教授 工学博士 鈴木 道隆 氏
【略歴】
1980年:京都大学大学院 化学工学専攻 博士後期課程修了、工学博士
1980年:姫路工業大学 産業機械工学科 助手
1996年: 同 助教授
2008年:兵庫県立大学大学院 工学研究科 機械系工学専攻 教授
2017年: 同 化学工学専攻 教授 定年退職
2017年:兵庫県立大学 産学連携・研究推進機構 研究企画コーディネーター、特任教授、現在に至る
セミナー受講料
1名につき55,000円(消費税込・資料付き)
〔1社2名以上同時申込の場合1名につき49,500円(税込)〕
受講について
- 本講座はZoomを利用したLive配信セミナーです。セミナー会場での受講はできません。
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- セミナー資料はお申込み時にお知らせいただいた住所へお送りいたします。
お申込みが直前の場合には、開催日までに資料の到着が間に合わないことがあります。ご了承ください。 - 当日は講師への質問をすることができます。可能な範囲で個別質問にも対応いたします。
- 本講座で使用される資料や配信動画は著作物であり、
録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止いたします。 - 本講座はお申し込みいただいた方のみ受講いただけます。
複数端末から同時に視聴することや複数人での視聴は禁止いたします。 - Zoomのグループにパスワードを設定しています。
部外者の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
万が一部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
セミナー趣旨
本セミナーでは最も基本的な粉体物性である粒子径やその分布、粒子形状の測定法、評価法を解説し、充填性・流動性へどのような影響を与えているのか、充填性や流動性を良くするには、これらの物性をどのように制御すれば良いのかについてモデル計算結果、シミュレーション結果、実験結果に基づき解説する。また、X線マイクロCTスキャンを用いた粉粒体層内部の非破壊観察や空間率分布計測方法やその結果についても述べる。
セミナープログラム
1.粉粒体の特徴と物性
1.1 粉体や微粒子の特徴と物性
1.2 構成粒子の物性(1次物性)、粉体層の物性(2次物性)と粉体操作
2.粒子径分布の測定と表現
2.1 粒子径の各種測定法と定義
2.2 粒子径分布とその表現法
3.充填性に対する粒子径の影響
3.1 充填状態の定量的表現法
3.2 充填性に及ぼす粒子径の影響を粒子間付着力と自重の関係から考える
3.3 限界粒子径とRollerの式
4.充填性に対する粒子径分布の影響
4.1 大小2成分充填時の空間率を表すFurnasの式
4.2 粒子径分布から空間率を推定する鈴木のモデル式
4.3 大小2成分粒子層における最密充填条件
4.4 最密充填を得るためにはどのような粒子径分布が良いのか?
4.5 粒子の付着性によって最密充填を与える粒子径分布はどう変化するか?
5.充填性、流動性に対する粒子形状の影響
5.1 粒子形状の定量的表現法
5.2 粉砕方法による粒子形状の違い
5.3 充填性、流動性を良くするためにはどのような粒子形状が良いのか?
6.充填性、流動性に対する表面状態の影響
6.1 メカノケミカル反応による粒子表面の疎水化改質
6.2 充填性、流動性に及ぼす粒子表面疎水化の効果
7.X線マイクロCTスキャン装置を用いた粉粒体充填状態の可視化
7.1 X線マイクロCTを用いた充填層内部の空間率分布測定
7.2 粒子配列に及ぼす容器壁面の影響
7.3 粒子ピストン圧縮過程での空間率分布変化
8.質疑応答