無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 医療機器・医療材料技術 原子力・放射線技術 医薬品・医療機器・化粧品等品質管理基準(G*P(GMPなど)、QMS) |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 会社・自宅にいながら受講可能 |
2日間コース【初級・入門Aコース】【中・上級Bコース】(ABコース選択受講可)
【初級・入門Aコース】 4/12開催
初心者向け: 「滅菌の基礎と滅菌バリデーション入門(滅菌、滅菌バリデーションについて初めての方対象)」
【中・上級Bコース】 4/28開催
実務者向け: 「見落としやすい滅菌バリデーションの留意点、バイオバーデン測定、回収率・D値測定、素材への経時変化の検証から、滅菌・バリデーション関連の製品回収事例傾向、パラメトリツクリリース推奨などについて」
ISO/TC198滅菌国内委員、行政等各滅菌研修講師、国内初電子線滅菌の承認実用化(医療機器、医薬品)、国内外査察対応、微生物の抵抗性試験研究(東京都立研究所)、各種学会研究発表、微生物試験サービス設立などの講師の経験を基に講義します!
日時
Aコース:【Live配信受講】 2023年4月12日(水) 10:30~16:30
Aコース:【アーカイブ配信受講】 2023年4月21日(金) まで受付(配信期間:4/21~5/9)
Bコース:【Live配信受講】 2023年4月28日(金) 10:30~16:30
Bコース:【アーカイブ配信受講】 2023年5月12日(金) まで受付(配信期間:5/12~5/25)
※Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
※単コースの選択受講も可能です。ご希望の方は備考欄にご希望のコースを記載の上お申し込みください。記載がない場合は2日間コースとなります。
セミナー講師
住重アテックス(株) 営業部 新規事業担当 主席技師 山瀬 豊 氏
[業界での関連活動]
・ISO/TC85 WG3 加工放射線線量計測 国内委員
・ISO/TC198 WG2 放射線滅菌国内委員
・日本防菌防黴学会委員
・日本医療機器テクノロジー協会(MTJAPAN)QMS委員会 滅菌委員会委員
・日本医療機器産業連合会 滅菌WG委員
・元日本食品照射研究協議会 理事
・元日本防菌防黴学会 評議員
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
<ABコース受講の価格>
66,000円( E-mail案内登録価格62,700円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 66,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額33,000円)
<選択コース価格表>
価格一覧 | 定価(E-Mail案内登録価格) | 2名同時申込みで1名無料価格 (1名あたり受講料) |
テレワーク応援キャンペーン価格 (E-Mail案内登録価格) |
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ABコース受講 (初級4/12,中上級4/28) |
66,000円 (62,700円) |
2名で66,000円 (1名あた33,000円) |
49,500円 (46,970円) |
Aコースのみ受講 (初級4/12) |
55,000円 (52,250円) |
2名で55,000円 (1名あたり27,500円) |
39,600円 (37,620円) |
Bコースのみ受講 (中上級4/28) |
55,000円 (52,250円) |
2名で55,000円 (1名あたり27,500円) |
39,600円 (37,620円) |
【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
【テレワーク応援キャンペーン(1名受講) Live配信/WEBセミナー受講限定】
※WEBセミナーには「アーカイブとオンデマンド」が含まれます。
※1名様でお申込み場合、キャンペーン価格が自動適用になります
受講について
Zoom配信の受講方法・接続確認
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
- 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー中、講師へのご質問が可能です。
- 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
≫ テストミーティングはこちら
アーカイブ配信の受講方法・視聴環境確認
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 会場での録画終了後から営業日で10日以内を目安に視聴開始のご案内をお知らせします。
- S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
- 視聴期間は営業日で10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
- セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。
(テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ) - 動画視聴・インターネット環境をご確認ください
以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
≫ 視聴環境 ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】
配布資料
- Zoom配信受講:製本テキスト(開催日の4、5日前に発送予定)
※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。 - アーカイブ配信受講:製本テキスト(開催日を目安に発送)
※セミナー資料はお申し込み時のご住所へ発送させていただきます。
セミナープログラム
【初級・入門Aコース】 4/12開催 初心者向け:
「滅菌の基礎と滅菌バリデーション入門(滅菌、滅菌バリデーションについて初めての方対象)」
本コースは、改正QMS省令でもリスクの高いプロセスの重要性が示される中、リスクの高い滅菌に対してその滅菌や滅菌バリデーションに対して、初めての方、初心者向けに、各殺菌滅菌用語、無菌性保証や微生物確認判定方法から滅菌バリデーションの科学的妥当性の検証(要求事項)基礎、概要などについて平易に解説し力量教育の一環として活用いただけます。また、今回特に専門外の滅菌製品製造企業等の営業、品質部門、リスクマネジメント部門等から医療機器以外の包装容器、医薬品等幅広い分野の方々にも参考となると考えます。
[得られる知識]
滅菌、滅菌バリデーション、微生物分類、各種滅菌方法、改正QMS省令、滅菌バリデーション基準
バイオバーデン測定時のバリデーション(培地性能、回収率他)、共存物のD値影響の注意(BI指標菌の妥当性確認)、シグモイド型抵抗性菌等の注意、滅菌処理による素材の経時変化と有効期間、微細構造部、圧着部等の滅菌検証法、類似多品種群のスクリーニング、バイオバーデン管理(アラート、アクションレベル)、無菌性保証とパラメトリツクリリース推奨、EMAの滅菌法選択順位、米国FDAの各EtO滅菌施設の停止措置とその余波、その他
1.微生物とは
・滅菌のための細菌、真菌及びウイルスとの違い
2. 滅菌の基礎
・殺菌、消毒、滅菌等用語、定義
3. 滅菌時の無菌性保証水準、無菌性保証、D値とは
・無菌性保証水準(SAL)とは
・無菌性保証(滅菌保証)とは
・D値(微生物の殺菌抵抗性)とは
4. 微生物、汚染菌(バイオバーデン)の確認試験方法
・無菌試験、生菌数測定試験他
5. 各滅菌法の特徴
・乾熱滅菌、湿熱滅菌(高圧蒸気)、ガス滅菌(EO、過酸化水素)、放射線滅菌(電子線、ガンマ線、X線)、ろ過法
6. 滅菌バリデーションの概要
・滅菌バリデーションとは
・DQ、IQ,OQ,PQ
・製品性能、微生物学的性能等の検証
7. 改正QMS省令における滅菌関連の要求と留意点
8. 滅菌バリデーション基準の要求と留意点
・各滅菌法とISOバリデーション規格
・必要文書(手順書、計画書、記録、報告書その他)
・滅菌の外部委託の場合の責任範囲、取り決め書他留意点
・定期、変更時のバリデーション
・日常のバリデーション
・バイオバーデンの管理
・監視、測定、分析、評価、改善、予防措置
・滅菌関係の力量教育
8. 滅菌条件設定方法
9. 滅菌の判定方法
10.その他
□質疑応答□
【中・上級Bコース】 4/28開催 実務者向け:
「見落としやすい滅菌バリデーションの留意点、バイオバーデン測定、回収率・D値測定、素材への経時変化の検証から、滅菌・バリデーション関連の製品回収事例傾向、パラメトリツクリリース推奨などについて」
本コースでは、無菌、滅菌製品や滅菌プロセスに関わる実務者、経験者に対する内容として、改正QMS省令、滅菌バリデーション基準等の法的要求のポイントから長年の微生物試験、滅菌研究、ISO委員等の経験を踏まえ、滅菌バリデーションの科学的検証にともなう見落としやすい部分を深堀し、海外の査察も考慮した滅菌バリデーションについて解説する。
[得られる知識]
滅菌、滅菌バリデーション、バイオバーデン測定、D値測定、パラメトリックリリース
1.滅菌、滅菌バリデーションの要求のポイントの再確認
・改正QMS省令等における滅菌関連のポイント
・改正 滅菌バリデーション基準のポイント
・リスクの高い滅菌プロセスの重要性(リスクマネジメント)
・委託滅菌の場合の責任範囲(責任の丸投げ禁止)
・監査、測定、分析、評価や工程能力等マネジメントレビューインプット
2.各滅菌法における滅菌バリデーションの留意点
・湿熱滅菌
・EOG滅菌
・ガンマ線滅菌
・電子線滅菌
3.見落としやすい滅菌バリデーションのポイント(概要)
3-1.微生物試験、バイオバーデン測定、D値測定関連
3-1-1.微生物試験、バイオバーデン試験におけるバリデーション
・滅菌条件設定でも重要な微生物試験、バイオバーデン試験
・培地の性能試験
・バイオバーデン測定における事前の回収率測定方法
・回収率の必要ない方法
3-1-2.微生物の殺菌抵抗性D値算出方法と事例(生残率曲線とD値算出)
3-1-3.D値算出、判定時の留意点
・指標菌BIのD値による滅菌条件設定の根拠
・バイオバーデン中の最強菌の確認とBI指標菌との比較
・多数微生物のD値測定
・素材、薬剤との共存物によるD値への影響
・液体中、酸素、圧着部等による影響
・シグモイド型生残率曲線微生物の留意点
3-2.バイオバーデンの管理
・バイオバーデン数の管理指標 アラートレベル、アクションレベル
・測定頻度 ISO要求、PIC/S要求との違いなど
・作業環境の空中浮遊菌、付着菌の考慮、環境微生物管理
3-3.エンドトキシン、パイロジェンを考慮したバイオバーデン管理
3-4.殺菌等による微生物の損傷菌の考慮
3-5.載荷形態を定めたバリデーション
・滅菌装置ごとの検証
・混載時の影響、端数時の影響
・滅菌庫内の空間による影響
・バリデーション時と実際で積載が異なる場合の同等性検証
3-6.滅菌器、製品内のコールドポイント(滅菌しにくいポイント)の特定
・微細構造物、圧着部分のチャレンジ試験
・コールドポイントの測定、再現性確認、周辺製品の影響の有無
・滅菌装置、製品ごと、載荷形態ごとなど
3-7.多品種のファミリー、グループ化したバリデーションの妥当性
・スクリーニング等の手法
3-8.滅菌による製品性能、素材への影響確認と滅菌有効期間の検証
・熱、放射線によるプラスチックの経時劣化の確認評価
・滅菌バリアシステム(包装材)の素材影響等も重要
・プラスチック等からの溶出物の確認評価
3-9.ガス滅菌の際のプラスチック樹脂への浸透、吸着と脱ガス処理の検証
・樹脂による違いなどの検証
・積載方法、周辺積載物による違いなどの検証
3-10.滅菌剤の周辺環境への影響評価と必要時の対策
・作業者への影響、周辺環境への影響等の評価
3-11.滅菌支援システムのバリデーション
・滅菌の搬送システム バリデーション
・コンピューターシステム バリデーション (CSV)
・計器等の校正、バリデーション
・ガスクロの分析バリデーション
3-12.日常、再、定期的バリデーション
・日常の監視測定評価分析
・変更時のバリデーション(滅菌装置、部材、原料、包材等)
・定期的バリデーション
4. 医薬品PIC/S GMPの滅菌関連の留意点
・医療機器 ISO滅菌規格よりも高い要求事項
・バイオバーデン測定頻度、実用規模でのバリデーション
・医薬品のEOG滅菌不可、医薬品の放射線滅菌ガイドライン
・パラメトリックリリース
5. EMA 滅菌法選択順位 ディシジョンツリーについて
6.国内の滅菌関連の不備に伴う製品回収事例と留意点、対策
・PMDA回収事例分析 傾向と対策
・滅菌バリアシステムの問題
・定期滅菌バリデーションの問題
・承認書との違い
7.外部委託滅菌処理の際の委託者、受託者の責任範囲
・ISO解説書による事例紹介
8.無菌試験の無菌性保証の限界と滅菌のパラメトリッククリリースの推奨(日本薬局方)
・無菌試験による無菌性保証の限界
・パラメトリックリリースによる無菌試験の省略
・リアルタイムリリース、ドジメトリックリリースとは
9.その他
・EO滅菌関連施設に対する米国FDAの停止措置の動向
・注意喚起
□質疑応答□