原薬製造プロセスにおけるスケールアップ検討・トラブル実例/QbDに基づくCQA・CPP設定手順と遺伝毒性不純物管理および洗浄対象物質クライテリオン設定
開催日 |
13:00 ~ 16:30 締めきりました |
---|---|
主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | 医薬品技術 化学反応・プロセス 洗浄技術 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Live配信セミナー |
~変異原性を有する原料・中間体の管理戦略~
原薬製造プロセスに存在する遺伝毒性不純物のコントロールや汎用製造設備のクリーニング戦略について提案
「ミラベグロン原薬製造プロセスの遺伝毒性不純物管理状況」
「マルチパーパスプラント設備_洗浄対象物質の残留量クライテリオン設定」
日時
【Live配信受講】 2023年9月28日(木) 13:00~16:30
【アーカイブ配信受講】 2023年10月10日(火) まで受付(配信期間:10/10~10/23)
※Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。
セミナー講師
【略歴】
1995年3月 信州大学農学部生物資源科学科修了
1995年4月 山之内製薬(株)入社 合成技術研究所配属
2013年10月 アステラスファーマテック(株) 製造技術部 技術開発担当課長
2013年11月 有機合成化学会 有機化学講習会講演
2013年12月 プロセス化学会 プロセス化学ラウンジ講演
2014年10月 製造技術部 開発品担当課長
2018年4月 製造技術部 商用品担当課長
2019年4月 製造技術部 製造技術部長
2022年4月 アステラス製薬(株)製造技術セクション長
セミナー受講料
※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。
49,500円( E-mail案内登録価格46,970円 )
E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で 49,500円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額24,750円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともE-mail案内登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
※テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【Live配信/WEBセミナー受講限定】
1名申込みの場合:35,750円 ( E-Mail案内登録価格 33,990円 )
※WEBセミナーには「アーカイブとオンデマンド」が含まれます。
※1名様でお申込み場合、キャンペーン価格が自動適用になります。
※他の割引は併用できません。
受講について
Zoom配信の受講方法・接続確認
- 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
- 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
- セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
- セミナー中、講師へのご質問が可能です。
- 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
≫ テストミーティングはこちら
アーカイブ配信の受講方法・視聴環境確認
- 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
- 会場での録画終了後から営業日で10日以内を目安に視聴開始のご案内をお知らせします。
- S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
- 視聴期間は営業日で10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
- セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。
(テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ) - 動画視聴・インターネット環境をご確認ください
以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。
≫ 視聴環境 ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】
配布資料
- Zoom配信受講:PDFテキスト(印刷可・編集不可)
- アーカイブ配信受講:PDFテキスト(印刷可・編集不可)
セミナー趣旨
また、原薬製造プロセスに存在する遺伝毒性不純物のコントロールや汎用製造設備のクリーニング戦略についても提案する。
習得できる知識
スケールアップ検討時のポイント
スケールアップ時のトラブル実例と効率生産の実例
CQA、CPP設定手順、原薬の品質同等性評価基準設定手順
QbDに基づく原薬製造プロセス設計
変異原性を有する原料・中間体の管理戦略
マルチパーパスプラント設備のクリーニング戦略
セミナープログラム
1.製薬企業におけるプロセス化学の役割
1.1. 医薬品開発フロー
1.2. 原薬開発の流れとプロセス研究
1.3. メディシナルとプロセス化学
1.4. プロセス化学における技術要素
1.5. プロセス化学者の役割
2.製造プロセス開発のポイント
2.1. プロセス化学研究の基本的な考え方
2.2. 製造ルートの検索
2.3, 2.4. 製造ルート決定の際に考慮すべきこと
2.5. 操作条件の設定と最適化
3.スケールアップとスケール依存性因子
3.1. 原薬のプロセス研究とスケールアップイメージ
3.2, 3.3. スケール依存性因子
3.4. 反応槽の構造(例)
3.5. 攪拌効率(スケール依存性因子検証の一例)
4.スケールアップトラブル事例
4.1 - 4.13. スケールアップトラブル事例(1)~(13)
5.商用製造に向けた検討の実例
5.1. ミラベグロン原薬合成ルート
5.2. 商用生産プロセス構築~科学光学からのアプローチ
5.3. 粗結晶工程の濾過性改善(逆滴下法)
5.4. 原薬製造工程の濾過性改善(温度スイング晶析)
6.重要品質特性(CQA(s))、重要工程パラメータ(CPP(s))設定の流れ
6.1. 技術移管の流れ
6.2. Quality Designとは
6.3. プロセスバリデーション(PV)とCPP
6.4. PV成立要件
6.5. CPP(s)設定手順
6.5.1. CPP(s)設定手順 Step1-1(リスク特定)
6.5.2. CPP(s)設定手順 Step1-1実施例
6.5.3. CPP(s)設定手順 Step1-2(CQA(s)の決定)
6.5.4. CPP(s)設定手順 Step1-2実施例
6.5.5. CPP(s)設定手順 Step2(1次リスク分析・評価)
6.5.6. CPP(s)設定手順 Step2実施例(5工程)
6.5.7. CPP(s)設定手順 Step3(リスク調査・低減)4工程
6.5.8. CPP(s)設定手順 Step3(リスク調査・低減)5工程
6.5.9. CPP(s)設定手順 Step4(2次リスク分析・評価)4工程
6.5.10. CPP(s)設定手順 Step4(2次リスク分析・評価)5工程
7.遺伝毒性不純物のコントロール
7.1 - 7.3. 遺伝毒性不純物管理の経緯
7.4. 遺伝毒性不純物管理の実例
7.5. ミラベグロン原薬製造プロセスの遺伝毒性不純物管理状況
8.マルチパーパスプラント設備_洗浄対象物質の残留量クライテリオンについて
8.1. 検討経緯
8.2 - 8.5. 方針決定のための基礎情報
8.6. 洗浄対象物質のクライテリオン設定方針(ケース1-1)
8.7. 洗浄対象物質のクライテリオン設定方針(ケース1-2)
8.8. 洗浄対象物質のクライテリオン設定方針(ケース2-1)
8.9. 洗浄対象物質のクライテリオン設定方針(ケース2-2)
8.10. 洗浄対象物質のクライテリオン設定方針(ケース2-3)
8.11. 洗浄対象物質のクライテリオン設定方針(ケース3)
8.12. ADI、PDE、NOAEL取得
8.13. ハザードレベル、in silicoを用いた洗浄クライテリオン設定
9.最後に
□質疑応答□