ブルーカーボンの再生・拡大・活用とその課題
開催日 |
13:00 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 地球温暖化対策技術 政策・行政 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 会場での講義は行いません。 |
★国内外におけるブルーカーボンによる吸収源拡大に向けた取り組みについて
★カーボンクレジット制度とは?
★社会実装への課題と、今後の展開について
セミナー講師
ジャパンブルーエコノミー 技術研究組合 顧問 博士(水産科学) 堀 正和 先生
2003年3月 北海道大学大学院水産科学研究科博士後期課程修了、博士(水産科学)
2003年4月 日本学術振興会特別研究員(東京大学)
2006年4月 独立行政法人水産総合研究センター 入所
現在 国立研究開発法人水産研究・教育機構 水産資源研究所 沿岸生態系暖流域グループ長。2021年より東京海洋大学大学院・海洋生命資源科学専攻 客員教授、ジャパンブルーエコノミー技術研究組合 顧問
■専門・得意分野
海洋生物学、生態学を基盤とするブルーカーボン生態系の研究、沿岸域の気候変動対策、沿岸漁業資源管理など。ブルーカーボン研究に関わる論文・書籍・記事等多数
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)
*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
※本講座は、お手許のPCやタブレット等で受講できるオンラインセミナーです。
配布資料・講師への質問等について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
(開催1週前~前日までには送付致します)。
※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。) - 当日、可能な範囲で質疑応答も対応致します。
(全ての質問にお答えできない可能性もございますので、予めご容赦ください。) - 本講座で使用する資料や配信動画は著作物であり、
無断での録音・録画・複写・転載・配布・上映・販売等を禁止致します。
下記ご確認の上、お申込み下さい
- PCもしくはタブレット・スマートフォンとネットワーク環境をご準備下さい。
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております(20Mbbs以上の回線をご用意下さい)。
各ご利用ツール別の動作確認の上、お申し込み下さい。 - 開催が近くなりましたら、当日の流れ及び視聴用のURL等をメールにてご連絡致します。
Zoomを使用したオンラインセミナーとなります
- ご受講にあたり、環境の確認をお願いしております。
お手数ですが下記公式サイトからZoomが問題なく使えるかどうか、ご確認下さい。
→ 確認はこちら
※Skype/Teams/LINEなど別のミーティングアプリが起動していると、Zoomでカメラ・マイクが使えない事があります。お手数ですがこれらのツールはいったん閉じてお試し下さい。 - Zoomアプリのインストール、Zoomへのサインアップをせずブラウザからの参加も可能です。
※一部のブラウザは音声(音声参加ができない)が聞こえない場合があります。
必ずテストサイトからチェック下さい。
対応ブラウザーについて(公式) ;
「コンピューターのオーディオに参加」に対応してないものは音声が聞こえません。
申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
- 開催5営業日以内に録画動画の配信を行います(一部、編集加工します)。
- 準備が出来しだい視聴用URLをメールでご連絡します。(GWや年末年始・お盆期間等を挟む場合、それに応じた配信期間設定の延長を実施します)
- 期間内であれば繰り返し視聴できます。セミナーを復習したい方、当日受講が難しい方等にお勧めです。2倍までの倍速視聴も可能です。(視聴環境によっては機能しない事もございます。事前に下記テスト動画でお試しください。)
※万一、見逃し視聴の提供ができなくなった場合、
(見逃し視聴有り)の方の受講料は(見逃し視聴無し)の受講料に準じますので、ご了承下さい。
→こちらから問題なく視聴できるかご確認下さい(テスト視聴動画へ)パスワード「123456」
セミナー趣旨
「脱炭素社会の構築」が世界全体の喫緊の課題となり、国内外でブルーカーボンを活用したCO2吸収源対策への期待が高まりつつあります。持続的な食料生産を目指す水産分野の課題とも親和性が高く、農林水産省が2050年までの政策方針をまとめた「みどりの食料システム戦略」でも、新たなCO2吸収源となる海草・海藻ブルーカーボンの追究が掲げられています。世界でも食料生産とCO2吸収源対策を両立させる海藻養殖に着目し、多くの国々で海藻バイオマス利用等の産業化が始まっています。
本講演ではブルーカーボン活用のコアとなる海草・海藻の生物学的特徴、その特徴に裏付けされたCO2吸収能力の違い等の解説から、国内外におけるブルーカーボンによる吸収源拡大に向けた取り組みと今後の展望、ブルーカーボンクレジット制度と組み合わせた活動事例の紹介など、基礎から社会実装の側面までを幅広く説明していきます。
受講対象・レベル
ブルーカーボンにかかわる生物科学に興味を持つ小・中・高の教育機関、NPO関係の方、吸収源対策としてブルーカーボンの活用を考える行政機関や一般企業、水産業関連の方、その他ブルーカーボンに興味を持つ一般の方など。
習得できる知識
・ブルーカーボンにかかわる国内外の動向
・ブルーカーボンにかかわる生物特性などの基礎知識
・ブルーカーボンを対象としたCO2吸収量算定の考え方
・ブルーカーボンを用いたCO2吸収源拡大へのアプローチ
・漁業者との連携による吸収源対策の進め方
セミナープログラム
1. ブルーカーボンの基礎知識
1.1 海洋におけるCO2循環の概要
1.2 ブルーカーボンの提唱
1.3 温室効果ガス排出・吸収源としての位置づけ
1.4 国際的な研究・活用のこれまでの流れ
1.5 海面養殖・水産業のSDGsへの貢献とその期待
1.6 海洋におけるその他のCO2吸収のアプローチ
2. ブルーカーボンの活用にかかわる近年の国内外の動向
2.1 海外におけるブルーカーボン活用の動向
2.2 国内のブルーカーボン活用に関わる動向
3. ブルーカーボン生態系としての藻場の生物学的特性
3.1 ブルーカーボン生態系とは
3.2 ブルーカーボン生態系によるCO2吸収とコベネフィット
3.3 海草藻場の生物学的特性とCO2吸収量の傾向
3.4 海藻藻場の生物学的特性とCO2吸収量の傾向
4. ブルーカーボンの社会実装に向けて
4.1 CO2吸収源拡大とその活用に向けた動き
4.2 吸収源拡大に必要な技術開発の動向
4.3 カーボンクレジット制度の活用
4.4 水産業との連携による吸収源対策
4.5 今後の展開
<質疑応答は随時>