こちらは2021年6/22実施WEBセミナーのアーカイブ(録画)配信です。お申し込み後1週間を視聴期間とし、その間何度でも視聴できます
※申込後に請求書は郵送でお送りし、セミナー資料(PDF形式)と視聴用URLはEメールでお知らせします。
セミナー趣旨
粒子分散系は、導電ペースト、電池、セラミックス、塗料、インキ、文具など様々な分野で利用されているが、「ポテポテで流動性が無い。」、「うまく塗工できない。」、「時間が経つと凝集や沈降が生じたり、粘度が増加したりする。」などの問題に直面するケースが多い。これらの不良現象の原因は概ね分散安定性不良である。本講座では、上記の諸問題が生じない良好な分散安定性を得るための、基本的な考え方、粒子と分散剤(高分子)と溶剤の最適な組み合わせ方、分散剤の作用機構・最近の開発動向と配合量の決め方、などについて平易に解説する。
受講対象・レベル
微粒子分散に携わる初心~中堅技術者
セミナープログラム
- 微粒子分散と分散安定化に関する基本事項
- 粒子分散系の作り方~ブレークダウン法とビュルドアップ法~
- 粒子分散を単位過程に分けて考える
- ぬれ ~ぬれを考えるのは有機粒子の水性系での分散だけ~
- 機械的解砕
- 分散安定化
- 分散安定化の意味
- 粒子/ビヒクルの界面張力の低下と粒子間引力の低減
- 粒子間反発力の生成
- ISOの分散安定性の定義
- 主要成分(粒子、分散剤などの高分子、溶剤)間の親和性はどうあるべきか
- 粒子分散系の性質、不良現象と分散安定性との関係
- フロキュレートの形成と流動性(ポテポテ・サラサラの違い)、離漿
- 粘度上昇
- 沈降(微粒化しておけば沈降しない。
沈降するのは安定性不良による凝集のせい。) - 粒子分散液の混合に伴う不具合現象
(それぞれの分散系は安定であっても、混合すると・・・。) - 過分散(一次粒子の破砕に伴う安定性不良)
- 温度と分散安定性
- 有機溶剤系における分散安定化
- 酸塩基相互作用による高分子吸着と分散安定化
- 高分子と粒子の酸塩基性の評価法
- 溶剤の選択は溶解性パラメーター(SP)で
- 水性系における分散安定化
- 水の溶剤としての特異性
~大きな分子間凝集エネルギーと疎水性相互作用~ - 静電斥力による分散安定化と適用上の注意点
- 疎水性相互作用による高分子吸着とぬれの両立
- 共存有機溶剤の影響
- 疎水性粒子にはぬれの問題も
- 水の溶剤としての特異性
- 分散剤
- 分散剤の種類と使い方
- 高分子分散剤の分子構造と分散安定性 〜アンカー部と溶媒和部〜
- ブロック型高分子分散剤の合成例
- 分散剤の選択と処方量の決め方
- 新しい分散剤に関する話題
- リビング重合法の利用
- 水性系用分散剤
Appendix 塗料における顔料分散配合の例
キーワード:粉体,顔料,微粒子,粘度,DLVO,ライブ,WEBセミナー
セミナー講師
小林分散技研 代表 小林 敏勝 氏 東京理科大学 理工学部 客員教授
【略 歴】
分散技術アドバイザー
色材協会 名誉会員、監事
元 日本ペイント(株)
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)
■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、
2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。
(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、
今回の受講料から会員価格を適用いたします。)
※ 会員登録とは
ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。
すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。
メールまたは郵送でのご案内となります。
郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
受講料
55,000円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
化学反応・プロセス 薄膜、表面、界面技術 塗装・コーティング
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化学反応・プロセス 薄膜、表面、界面技術 塗装・コーティング関連教材
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