薄膜技術の基礎と応用(薄膜の設計と機能評価・モニタリング技術)
開催日 | オンデマンド |
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収録時間 | 115分 |
主催者 | 株式会社産業革新研究所 |
キーワード | 薄膜、表面、界面技術 半導体技術 電子デバイス・部品 |
開催エリア | 全国 |
<薄膜技術の基本から実践技術まで段階的に学習できる>
本セミナーは薄膜の設計と機能評価・モニタリング技術を解説します。
セミナー講師
【講師名】大薗 剣吾 氏
【肩書】技術士事務所ソメイテック 所長
【保有資格】
技術士(金属部門)、応用情報技術者
【専門分野】 ①技術士の中でも数少ない「薄膜の専門家」です。コーティング・パターニング・表面処理の課題に対応します。②FPD、半導体、車載、医療、住環境、IoT、通信等への「固有技術の用途開発」を行います。
【略歴】
2005年3月 東京大学大学院工学系研究科卒業2005年4月~ 凸版印刷 エレクトロニクス事業部等2016年10月~ 技術士事務所ソメイテック
【業績】 ・光学レンズ金型開発 切削、電鋳・液晶バックライトシート開発 UV成形、シート貼合・液晶ITO開発 フォトリソグラフィ、スパッタリング・半導体マスク開発、スパッタリング、電子線リソグラフィ・光学フィルム開発 材料設計、グラビア、ドライラミ、真空蒸着・デバイス関連開発支援 コーティング、成形、貼合
セミナー受講料
13,750円(税込)
※ものづくりイノベーター認定者は、ランクに応じて当社主催セミナー受講料の割引が可能です。お申込み前に、お問合せフォームよりランクをご申告ください。後程、割引用のクーポンをお送りいたします。※その他クーポンとの併用不可、ご注文後の割引適用は出来ません。
受講について
【このセミナーはオンデマンドセミナーです】ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます!
- 視聴期間は受講開始日より2週間です。
- セミナー資料はPDFでDLできます。
- タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
セミナー趣旨
薄膜は真空技術を活用した成膜技術で、半導体や電子部品をはじめとして工具や金型、建材や窓ガラスなど、様々な分野で活用されています。本講座は、真空技術を活用した薄膜の基本を理解し、技術の活用に必要な知識を身に付けるための講座です。経験豊富な専門家が、豊富な事例を用いて解説します。薄膜に関する業務の入門教育にも、薄膜の技術開発に取り組む方にも大変おすすめです。
各項に演習問題を設けていますので、学習内容を振り返りながら実践力を養うことができます。
講座は3回のステップになっています。第1回は、薄膜に関する基礎知識を解説します。第2回は、薄膜の設計と機能評価・モニタリング技術を解説します。第3回は、薄膜技術の高度化と素材・デバイスへの応用を解説します。
受講対象・レベル
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薄膜技術に関わる若手~中堅の技術者・研究者
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半導体、電子部品の産業の若手~中堅の技術者・研究者
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薄膜に関連した業務に携わる方
必要な予備知識
- 特になし
習得できる知識
- 薄膜技術の基本から実践技術までを学べます。
セミナープログラム
第1回 薄膜に関する基礎知識 (01:44:27)はコチラ
1.1 薄膜とは何か ~定義、機能~(00:13:58)1.2 薄膜の成長過程(00:10:27)1.3 真空・プラズマ技術の基本(00:16:45)1.4 真空蒸着法の原理(00:12:27)1.5 スパッタリング法の原理(00:13:34)1.6 CVD(化学的気相成長)法の原理(00:14:28)1.7 液相系薄膜形成法の原理(00:06:39)1.8 新しい薄膜形成技術の原理(00:05:14)1.9 薄膜の前処理と後工程(00:11:01)
第2回 薄膜の設計と機能評価・モニタリング技術 (01:54:15)
2.1 薄膜の設計・開発の進め方(00:31:46)2.2 薄膜の膜厚測定、膜厚の均一化(00:10:09)2.3 薄膜の光学特性の測定、高度化および安定化(00:10:01)2.4 薄膜の電気特性の測定、高度化および安定化(00:14:35)2.5 薄膜プロセスのモニタリング手法(00:10:42)2.6 薄膜の組織観察、成分分析法(00:07:01)2.7 膜硬度、表面物性、応力、結晶構造の評価(00:09:11)2.8 外観不良・微小欠陥の検査と改善法(00:11:12)2.9 密着性・信頼性の評価と改善法(00:09:35)
第3回 薄膜技術の高度化と素材・デバイスへの応用(01:51:42)はコチラ
3.1 半導体・電子部品・記録材の素子・配線・接合用薄膜(00:22:13)3.2 装飾・カラーリング・光学機能を変える構造膜(00:19:21)3.3 特殊機能を付与するバイオミメティック薄膜(00:15:49)3.4 建材・航空宇宙への応用が進む熱・電磁波制御薄膜(00:09:13)3.5 自動車・FPD等で用途拡大するガスバリア薄膜(00:13:42)3.6 次世代モバイル用フレキシブル薄膜(00:05:45)3.7 車載用の異形・曲面ディスプレイ、タッチセンサ用薄膜(00:14:19)3.8 ウェアラブル・IoT・通信のセンサ用薄膜(00:04:49)3.9 医療、バイオ、エレクトロニクスで進展する有機薄膜(00:01:30)3.10 その他用途拡大・高度化が期待される薄膜(00:04:57)