品質問題を根本から解決する全体最適戦略〜市場クレームゼロを目指す品質技術者のための特別研修〜
開催日 |
13:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 新技術開発センター |
キーワード | 品質マネジメント総合 安全設計手法(フールプルーフ/フェイルセイフ)・ポカヨケ 業務標準化 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Zoomを利用したオンライン講座 |
セミナー講師
濱田 金男 氏高崎ものづくり技術研究所 所長【プロフィール】1972年4月 沖電気工業株式会社入社 高崎事業所製造部試験課(8年)1979年4月 データ処理事業部設計2課、係長(16年)1996年4月 高崎生産センター 生産改革推進部 品質・ISO9000事務局長(5年)2001年9月 沖電気実業(深セン)有限公司 ATM組立工場品質保証部長(2.5年)2004年5月 加達利(香港)有限公司 基板実装工場品質保証部経理(2.5年)2007年4月 東邦工業株式会社 新製品中国立上げ技術スペシャリスト(7年)2013年12月 昆山駿巧商貿有限公司 総経理2014年2月 高崎駿巧ビジネス コンサルティング・オフィス 代表2017年8月 合同会社高崎ものづくり技術研究所 代表【業務実績】設計:通信端末機方式設計、顧客折衝、ハードウエア設計、基板設計、ファームウエア設計品質:中国調達部品の品質保証、ATM組立工場工程改善、ISO9000構築、新人・技能者教育訓練、認定・評価制度構築生産:中国ローカル工場監査、委託契約、新製品立ち上げ、製造移管、量産マネジメント:中国拠点の運営管理、人材採用・評価、予算計画・管理
セミナー受講料
33,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。
セミナー趣旨
近年の情報化社会では、新製品の市場クレームによる経営への影響が大きく、市場クレームをゼロにすることが最も重要な課題の1つです。そのため、品質技術者は、市場クレームをゼロにするために様々な品質手法を学び、実践しています。しかし、QC7つ道具、なぜなぜ分析、FTA、FMEA、など多くの品質手法を駆使しても市場クレームをゼロにすることはできません。
なぜなら、市場クレームをゼロにすることは「工場全体で取り組むべき課題」であり、部分的に対策を講じても効果が期待できません。部分最適を組み合わせるのではなく、全体最適という視点で対策が必要なのです。
そこで、市場クレームをゼロにするために品質技術者が理解しておくべきポイントを詳しく解説するセミナーを開催いたします。本セミナーでは、品質マネジメントにおいて豊富な経験を持つベテラン講師が、上流工程でやるべきこと、品質問題のデータ化と活用、標準化と作業訓練、日常業務の管理などについて詳しく解説します。また、「新幹線台車の亀裂事故」を事例として演習も行います。
本セミナーを受講することで、市場クレームをゼロにするために工場全体でやるべき課題が明確になり、自社の取り組みの弱い部分浮き彫りになります。また、演習を通して、自社の品質問題を解決するためのヒントを得ることができます。
セミナープログラム
- 1.上流工程でやるべき基礎対策
- 1.1 不良流出3つの理由
- 1.2 ボトムアップ設計
- 1.3 新製品の立ち上げ手順
- 1.4 エラープルーフ化とスイスチーズモデル
- 1.5 ヒューマンエラー防止ポカヨケツール
- 1.6 作業観察と作業改善
- 事例1:未加工品混入
- 2.品質問題のナレッジ化
- 2.1 品質情報ナレッジシステムの概要
- 2.2 重点管理項目抽出表
- 2.3 新規点・変更点リスト
- 2.4 故障モード一覧表と故障モード抽出表
- 2.5 QAネットワークの活用
- 2.6 管理点・点検点マトリクス表
- 3.標準化と作業訓練
- 3.1 チェックリストによる標準化
- 3.2 作業標準書の作成
- 3.3 TWIによる作業分解と作業訓練
- 3.4 ルールを日常慣習化する
- 4.日常業務の管理
- 4.1 日常管理のサイクル
- 4.2 トヨタ式自工程完結のしくみ
- 4.3 管理者に要求される4つのスキル
- 4.4 変化点の見える化
- 4.5 現場ですぐできる再発防止策
- 5.演習問題
- 上流工程で実施すべき品質対策とは
- 事例2: 「新幹線台車の亀裂事故」