FD、FDTD、FEM、MoM~ ツールは何をしているのか知っておこう
※ FD(差分法)、FDTD(時間領域差分法)、FEM(有限要素法)、MoM(モーメント法)
セミナー趣旨
最近のコンピュータの高速化や大メモリーを背景に電磁界のシミュレーション技術は急速な進歩を遂げ、
その威力を発揮している。市販のシミュレーションツールの精度は極めて向上し、ユーザーに取っては、
大変に便利なものになっている。しかし、そのシミュレーション技術の原理を知ることなく使用しているケースも
多いように思われる。ブラックボックス化されたソフトから答えが出たとき、
その原理を知っていればある程度の答えの精度などに関する検討などができるケースもあると思われる。
このような背景から、本セミナーでは電磁界解析の主流である差分法(FD)、時間領域差分法(FDTD)、
有限要素法(FEM)及びモーメント法(MoM)に着目し、その基礎的原理・原則について、その理解を助ける例題などにも
出来るだけふれて解説する。
また、FDTDについては電子レンジや伝送路の解析例なども紹介する。
セミナープログラム
1. 差分法(FD)
1.1 差分とは
1.2 ラプラスの方程式
1.3 = 例題 =
2. 時間領域差分法(FDTD)
2.1 空間・時間の差分化
2.2 = 例題 =
2.3 解析例(電子レンジ、伝送路など)
3. モーメント法(FEM)
3.1 基礎事項
3.2 分類
3.3 = 例題 =
4. 有限要素法(MoM)
4.1 変分法
4.2 定式化
4.3 = 例題 =
セミナー講師
橋本 修 氏 青山学院大学 名誉教授 / 客員教授 / プロジェクト教授
< 略 歴 >
昭 51 電通大・電気通信・応用電子工卒.
昭 53 同大大学院修士課程了.同年(株)東芝入社.
昭 56 防衛庁入庁.
昭 61 東工大大学院博士課程了.
平 3 青学大助教授.
平 6~7 イリノイ大客員研究員.
平 9 青学大教青学大客員教授, プロジェクト教授.
平 2 防衛論文賞,
平 15エレクトロニクス実装学会論文賞,
平 18 第 9 回エレクトロニクスソサイエティ賞等各受賞.
主な著書に,「電波吸収体の技術と応用」(平 15),
「高周波領域における材料定数測定法」(平 15),
「実践 FDTD 時間領域差分法」(平 18),
「ミリ波技術の基礎」(平 21),
「マイクロ波伝送・回路デバイスの基礎」(平 25),
「Pythonによる数値計算法の基礎」(令和3年)等.
電子情報通信学会(フェロー),電気学会(フェロー),電子情報通信学会,IEEE 各会員.
セミナー受講料
お1人様受講の場合 51,700円[税込]/1名
1口でお申込の場合 66,000円[税込]/1口(3名まで受講可能)
受講申込ページで2~3名を同時に申し込んだ場合、自動的に1口申し込みと致します。
受講について
- 本セミナーの受講にあたっての推奨環境は「Zoom」に依存しますので、ご自分の環境が対応しているか、お申込み前にZoomのテストミーティング(http://zoom.us/test)にアクセスできることをご確認下さい。
- インターネット経由でのライブ中継ため、回線状態などにより、画像や音声が乱れる場合があります。講義の中断、さらには、再接続後の再開もありますが、予めご了承ください。
- 受講中の録音・撮影等は固くお断りいたします。
※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です
開催日時
13:00 ~
受講料
51,700円(税込)/人
※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます
※銀行振込
開催場所
全国
主催者
キーワード
電気・電子技術一般 CAE/シミュレーション
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51,700円(税込)/人
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全国
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キーワード
電気・電子技術一般 CAE/シミュレーション関連教材
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