<構造物の動的な設計や振動対策を適切に行うための>『振動工学 入門』~振動現象の本質を理解する~

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 機械技術一般   機械設計
開催エリア 全国
開催場所 【Live配信】オンライン配信セミナー

1.振動現象を大きく支配する外力(加振力)2.振動系を構成する質量、ばね、減衰が振動応答およぼす影響 3.エネルギー流れから捉える共振現象 4.低振動化のための「高減衰設計」「高剛性設計」

 

日時

【Live配信】 2024年4月25日(木)10:30~16:30【アーカイブ配信】【視聴期間:5/13(月)~5/24(金)】  受講可能な形式【Live配信】or【アーカイブ配信】のみ

セミナー講師

東京電機大学 工学部 教授 佐藤 太一 氏【経歴・研究内容・専門・活動・受賞など】1983年 東京工業大学大学院総合理工学研究科精密機械システム専攻博士課程修了 工学博士1983年 (株)日立製作所機械研究所1994年 東京電機大学理工学部 助教授1997年 東京電機大学理工学部 教授2000年 フランス国立高等精密機械工学院 客員教授(1年間)2007年 東京電機大学工学部 教授 現在に至る「動力伝達用平歯車の振動性能に関する研究」にて工学博士取得。(株)日立製作所機械研究所にて、「各種機器(磁気ディスク・プリンタ・エレベータ・エアコンなど)の低振動・低騒音化技術の研究」に従事。東京電機大学にて、「構造物の動的設計法」、「新しい防振要素・技術」、「人間-機械系のダイナミックスに関する研究」、「医療・福祉のための音の利用に関する研究」に係わる各研究に従事。日本塑性加工学会賞会田技術奨励賞、1997日本機械学会 フェロー、2005日本機械学会 情報・知能・精密機器部門 貢献賞、2009日本機械学会 教育賞、2010

セミナー受講料

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 テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】 1名申込みの場合:受講料( 定価:41,800円/E-mail案内登録価格 39,820円 )※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

Zoom配信の受講方法・接続確認

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
  • 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー中、講師へのご質問が可能です。
  • 以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。≫ テストミーティングはこちら 

アーカイブ配信の受講方法・視聴環境確認

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 会場での録画終了後から営業日で10日以内を目安に視聴開始のご案内をお知らせします。
  • S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
  • 視聴期間は営業日で10日間です。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ)
  • 動画視聴・インターネット環境をご確認ください。
  • 以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
  • セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。≫ 視聴環境  ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】

配布資料◎ 製本テキスト(開催前日着までを目安に発送) ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が開催日に間に合わないことがございます。アーカイブ配信受講◎ 製本テキスト(開催日を目安に発送)その他注意事項※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。

セミナー趣旨

構造物の動的な設計や振動対策を適切に行うには、振動の「本質」を十分に理解しておく必要があります。単に、「振動の計算ができる」ということが重要ではありません。振動挙動をどのように捉え、そして、そこで起こっている動的現象の「本質」は何かを考えられるようになることが重要です。(1)振動現象を大きく支配する外力(加振力)(2)振動系を構成する質量、ばね、減衰が振動応答およぼす影響(3)エネルギー流れから捉える共振現象(4)低振動化のための「高減衰設計」「高剛性設計」といった項目を、事例を紹介しながら分かりやすく解説します。

習得できる知識

起こっている振動現象について、その発生メカニズムを推論することができる。振動の発生メカニズムに対応した適切な振動対策を具体化することができる。

セミナープログラム

1.はじめに2.一自由度振動系の強制振動 【少し復習します】 2.1 時刻歴波形と共振曲線 2.2 力による強制振動・変位による強制振動 2.3 振動の評価量3.振動を支配する「外力」を理解する 【本講座の重点項目です】 3.1 外力と振動応答の関係  3.1.1 応答から外力を「推定」する  3.1.2 周波数分析の観点から考える 3.2 外力の種類と応答  3.2.1 正弦波  3.2.2 ひずみ波  3.2.3 不規則波 3.3 各種機械要素・装置における外力  3.3.1 軸受け  3.3.2 歯車  3.3.3 空調機など4.振動低減のために「何を変更・改善」すべきか 【振動低減の基本を理解します】 4.1 外力を小さくすることができればよいのだが 4.2 ばね支配・減衰器支配・質量支配5.「共振」をエネルギー流れの観点から捉える 【現象の本質を理解します】 5.1 エネルギー的な観点から見直してみる 5.2 外力がなす仕事とダンパによって消散されるエネルギー 5.3 共振は外力がもっとも効率良く仕事をなした結果起こる現象 5.4 減衰による振動低減の物理的意味6.「高減衰設計」を理解する 【振動低減の具体化です】 6.1 振動エネルギーをダンパに「流す」 6.2 固有振動モードから有効な制振方法を考える 6.3 板の曲げ振動を抑える制振材貼り付けの考え方7.「高剛性設計」を理解する 【振動低減の具体化です】 7.1 構造設計の基本となる「力の流れ」とは何か 7.2 「力の流れ」を読む・適用する 7.3 リブ構造の例  □質疑応答□