自社保有技術・コア技術を起点にした革新的な研究開発テーマの創出活動

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 技術マネジメント総合   アイデア発想法一般   マーケティング
開催エリア 全国
開催場所 オンライン配信セミナー

~技術機能展開法を利用したテーマ創出活動とその全体体系~

・自社が保有する技術・コア技術で市場、顧客に何をもたらせるのか ・思いもよらない新たな市場・需要・用途を生み出し、市場と顧客に価値を、 自社に利益をもたらすために ・自社の保有技術、コア技術を発展・機能させ、発想を広げ、 とことんしゃぶり尽くして、利益をもたらすテーマを創出する方法とその活動 ・既存技術を活性化し、市場を特定し、ニーズや用途を探索し、筋の良いテーマ・アイデアを生み出す ・自社コア技術をベース・起点にしたテーマ創出活動の全貌

 

日時

【Live配信】2024年6月18日(火)  10:30~16:30【アーカイブの視聴期間】2024年6月19日(水)~6月25日(火)まで  受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ 

セミナー講師

ベクター・コンサルティング(株) 代表取締役 浪江 一公 氏略歴大手電機メーカー、アーサー・D・リトル(ジャパン)(株)、(株)フュージョンアンドイノベーション等を経て、現在ベクター・コンサルティング(株) 代表取締役社長 経営及び技術マネジメントに関するコンサルティングにおいて20年以上の経験を有す。元日本工業大学大学院技術経営研究科(MOT)教授。北海道大学工学部、米国コーネル大学経営学大学院(MBA)卒 著書・訳書に「プロフィット・ピラミッド超高収益を実現する14のシンプルな法則」(著書) ダイヤモンド社(韓国語及び中国語でも出版)、「エマソン 妥協なき経営」(訳書)ダイヤモンド社、その他共著・共訳、雑誌への寄稿多数近著(翻訳):「ステージゲート法 製造業のイノベーションマネジメント」(原著「Winning at New Products」ロバート・クーパー著) 英治出版 2013年専門テクノロジーマネジメント、新規事業戦略、マーケティング

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

■■■ 1名様で、5月1日申込み受付分から ■■■ テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】 1名申込みの場合:受講料( 定価:41,800円/E-mail案内登録価格 39,820円 )※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

Zoom配信の受講方法・接続確認

  • 本セミナーはビデオ会議ツール「Zoom」を使ったライブ配信となります。PCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 申込み受理の連絡メールに、視聴用URLに関する連絡事項を記載しております。
  • 事前に「Zoom」のインストール(または、ブラウザから参加)可能か、接続可能か等をご確認ください。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー中、講師へのご質問が可能です。

以下のテストミーティングより接続とマイク/スピーカーの出力・入力を事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。≫ テストミーティングはこちら アーカイブ配信の受講方法・視聴環境確認

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • S&T会員マイページ(無料)にログインいただき、ご視聴ください。
  • セミナーに関する質問に限り、後日に講師にメールで質問可能です。(テキストに講師の連絡先が掲載されている場合のみ)
  • 動画視聴・インターネット環境をご確認ください。
  • 以下の視聴環境および視聴テストを事前にご確認いただいたうえで、お申込みください。
  • セキュリティの設定や、動作環境によってはご視聴いただけない場合がございます。≫ 視聴環境  ≫ 視聴テスト【ストリーミング(HLS)を確認】

 

配布資料PDFテキスト(印刷可・編集不可)その他注意事項※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。※開催日の概ね1週間前を目安に、最少催行人数に達していない場合、セミナーを中止することがございます。※講師と同業者、コンサルティング業の方のご参加はお断りいたします

セミナー趣旨

革新的テーマ創出において、多くの企業の方々が関心を持たれているのが、自社が保有する技術をベースとしたテーマの創出です。しかしながら、自社の技術をベースとしたテーマ創出には、市場が特定されていないため、市場ニーズや用途の探索ができず、筋の良いテーマを見つけることが難しいという、基本的な問題を抱えています。この問題を払拭し、自社保有技術に基づきテーマを創出するには、自社が保有する技術で何ができるか?(すなわち『機能』)に展開し、そこで発想を広げ(『頭を耕す』と呼んでいます)、その広げられた発想に基づき製品アイデアを創出する方法が有効です。それが、技術機能展開法です。本セミナーでは、どう自社コア技術をベースとしてテーマ創出を行うかについて、その有効性の理論的な裏付けや顧客価値の見つけ方など重要な概念を踏まえながら紹介し、また実際の作成ワークシートなどを提示しながら、具体的なプロジェクトの進め方を議論していきます。

受講対象・レベル

研究開発部門、研究開発企画、技術企画、 商品企画経営企画などの部門の方々で、-テーマ創出において、自社技術活用をお考えの方-製品アイデア創出法に、ご関心のある方-コア技術戦略の策定を検討されている方 など

習得できる知識

・技術の棚卸とコア技術の設定法・技術機能展開法を使ったテーマ創出活動の全体体系・テーマ創出の実際の活動

セミナープログラム

1.技術機能展開法を使ったテーマ創出とは 1.1 自社技術を活用しての製品アイデア創出ニーズの存在 1.2 「技術をしゃぶり尽くす」必要性 1.3 既存技術を他用途に展開した例(活版印刷、富士フイルム、ナガオカ、NBCメッシュテック) 1.4 自社技術の用途を見つけることの難しさ 1.5 自社技術で実現できる機能を明らかにする 1.6 技術機能展開図のイメージ(一つの技術を多数の機能に展開) 1.7 技術機能展開法の背景の2つの概念  1.7.1 技術を機能で表現する  1.7.2 発想法としてのMECE(もれなく、だぶりなく)2.革新的テーマ(製品アイデア)創出の基本メカニズム 2.1 ドリルメーカーは顧客に何を売っているか? 2.2 企業が提供しているのは顧客価値 2.3 革新的テーマの定義 2.4 革新的テーマ創出のための「新結合」(スパーク) 2.5 スパークのための2つの原料(市場知識と技術知識) 2.6 技術で実現できる「機能」と「顧客価値」の関係3.技術機能展開法の全体のプロセス 3.1 技術機能展開法を使った製品アイデアの創出のための7つのステップ 3.2 本プロジェクトの対象と前提  -本気になれる市場(自社事業ドメイン)を対象とする(それができなかった例:花王のフロッピーディスク)  -コア技術の定義4.ステップ0:目的の共有 4.1 なぜ目的の共有が必要か? 4.2 メンバーのエネルギーレベルを高める 4.3 目的の共有の方法5.ステップ1:対象市場の設定 5.1 「ある程度」の市場知識の必要性。ただし、あまり工数を掛けない。 5.2 「ステップ1:対象市場の設定」の構成タスク 5.3 タスク1:事業ドメインの対象市場への展開 5.4 タスク2:対象市場の評価・選定(評価軸の議論含む) 5.5 タスク3:対象市場のサブ市場への分解6.ステップ2:対象市場のプロファイリング 6.1 プロファイリングの対象:3Cの内Customersのみ  -Competition(競合)は敢て考慮しない  -Company(自社)の強みも考えない 6.2 プロファイリングの目的:どのような顧客価値提供機会がありそうかを広く考えてみる    →かちかちの「頭を耕す」ことで頭を柔らかくする 6.3 「広く考えて見る」→顧客価値拡大モデル:VACES 6.4 市場のプロファイリング  -市場ニーズを妄想し、数多く創出する  -この作業には、あまり工数を掛けない7.ステップ3:対象コア技術の選定 7.1 コア技術とは  -コア技術とはある程度の領域をカバーする  -コア技術とは未来に向かって考えるもの 7.2 コア技術設定の企業事例(3M、クレハ、富士フイルム) 7.3 コア技術の設定の構成タスク 7.4 コア技術の設定の考え方:3つの選定軸 7.5 コア技術設定は過度に分析的に考えない 7.6 対象コア技術の選定8.ステップ4:対象コア技術の機能への展開 8.1 コア技術の機能への展開の目的   -1つの技術を数多くの機能に展開する。それによりスパークを起こしやすくする 8.2 機能を複数部分に分割して表現する 8.3 1つの組み合わせからMECEを使って発想 8.4 対象とする技術とそのレベル:コア技術 8.5 機能の表現の構成要素   -「何を使って」   -「何に対し」   -「何をする」   -「その結果どうなる」 8.6 「下方展開」、「上方展開」、「横展開」で網羅的な図を作成 8.7 8つの重要なポイント   -MECEは発想法として利用する(思考の整理法ではない)   -特に「上方展開」を重要視する   -「妄想する」   -ピラミッド構造の「思考」を決しておろそかにしない   -頭が千切れる程考える    -言語化をきちんとおこなう   -「何を使って」・「何に対し」もおおいに発想に活用する   -記述場所はある程度フレキシブルで良い 8.8 技術機能展開のコア技術の設定とその他の意味9.ステップ5:製品アイデアの創出 9.1 「ステップ5:製品アイデア創出」の構成タスク 9.2 発散と収束を繰り返す 9.3 隣接可能性(「近くにあれば見える」)を活用する 9.4 事前作業:「良い製品アイデアとは」の定義の共有   -アイデア発想段階では「実現性」は過度に重視しない 9.5 タスク1:製品アイデア『発想』    -ブレーンストーミングを効果的に行うには   -アイデア発想ミーティングの効果的運営法 9.6 タスク2:製品アイデアの『進化・集約』 9.7 タスク3:製品アイデアの『評価・選択』   -評価前提情報が無い中での評価・選択上の工夫:投票と特異点の説明   -革新的テーマが選ばれる工夫 9.8 タスク4:製品アイデアの『まとめ』 9.9 タスク5~7:発散→収束:2次の活動10.ステップ6:技術への展開 10.1 中核技術への転換 10.2 中核技術実現技術オプションを広く考える  -Value Graph  -発想の起点のコア技術が最適技術とは限らない 10.3 対象「中核技術実現技術オプション」の選択  -どのような評価軸を使うか?11.注意点、その後の作業およびプロジェクトの進め方 -その後の作業としてのステージゲート・プロセスの利用12.最後に□質疑応答