研究開発部門が行うべきマーケティングの知識と活動 ~ クイックに学ぶ研究開発部門のマーケティング

[視聴時間:121分]

研究開発部門におけるマーケティングとは何か?

革新的なテーマを継続的に創出するためには?
同部門が担わなければならないマーケティングの基本的知識を紹介します


 今日本企業は、新興国企業の激しい追撃を受けており、この傾向は今後も益々強くなることは明らかです。
 このような環境の中で、今後日本企業が成長し存続し続けるためには、継続的に革新的な製品を新興国企業に先んじて創出する能力を身につけること以外にありません。そしてそのために、研究開発部門は社内の様々な部門の中で、主導的な役割を担わなければなりません。
 今この役割を研究開発部門が担うために、研究者・技術者に決定的に欠けている機能があります。それは、市場が何を求めているかを他社に先駆けて知るための機能、すなわちマーケティングです。ここでのポイントが、研究者・技術者がその活動の最重要な一部としてマーケティング活動を行うことです。この極めて重要な機能を、他部門に依存してはなりません。
 今多くの企業においては、このような背景から研究開発部門のマーケティング機能の重要性が徐々にではありますが、認識され始めています。しかし、ここでの問題が、研究開発部門におけるマーケティングとは何かが明示されている資料は、出版済の書籍を含め、ほとんど存在してないことです。
 本セミナーにおいては、研究開発部門に明確に焦点を当て、同部門が担わなければならないマーケティング機能を実行するための基本となる知識を、具体的にご紹介して行きます。

【項目】※クリックするとその項目に飛ぶことができます

    受講対象・レベル

    本セミナーは、以下の方々を対象とします。
    ・研究開発部門企画担当者・管理者
    ・実際に研究開発に携わる担当者・管理者
    ・新規事業企画・経営企画担当者・管理者 の皆様 など

    セミナープログラム

    1. はじめに
      1. 日立の「顧客起点型」研究開発
    2. 研究開発部門が置かれている環境
      1. 21世紀の日本の産業界の現実
      2. 日本企業が行く道
      3. マーケティングの重要性
        1. 他社と同じテーマを追いかけての研究開発は厳しい道
        2. 研究開発部門は事業収益創出に直接貢献しなければならない
    3. 研究開発部門の問題とマーケティングの関係
      1. 研究開発部門の問題(その1):テーマの創出力の弱さ
        1. Garbage in, garbage out:「テーマがごみであれば、成果もごみ」
        2. 「How」(熱意)と「What」(創出顧客価値)の混同
        3. テーマ創出のための体系的仕組みの構築とマーケティングの必要性
      2. 研究開発部門の課題(その2):事業推進力が不在
        1. Value Creation と Value Capture
        2. 既存事業に向けた研究開発と新規事業に向けた研究開発の大きな相違
        3. Value Creation機能とValue Capture機能の一体化の必要性
      3. 研究開発部門の2つの課題とマーケティングの関係
    4. 研究開発におけるマーケティングの重要概念
      1. 顧客価値:ドリルメーカーは何を売っているか?
      2. 市場知識、技術知識、自社の強みのスパーク
      3. マーケティングミックス:4P(Product、Price、Place、Promotion)と顧客提供価値との関係
      4. マクロ環境分析
      5. 顧客 vs. 市場:イノベーションのジレンマ
      6. 4つの顧客層
      7. 顕在ニーズ vs. 潜在ニーズ:なぜ潜在ニーズを捉えることが必要か?
      8. STP(Segmentation、Targeting、Positioning):ターゲティングの失敗:シャープの例
      9. 5フォーシーズ:なぜPC業界は低利益率なのか?(日本メーカーのPCからの撤退の例)
    5. 良いテーマの総出力強化のために
      1. 良いテーマとは
        1. 良いテーマの10の要件
        2. 良いテーマの10の要件追求上の大きな課題と対処法:ステージゲート・プロセス
      2. 良いテーマの創出方法
        1. 市場知識の強化によるテーマの創出
        2. 市場・顧客を理解する3軸:TAD(時間、分野、深度)と各軸に沿った市場理解の活動
        3. 時間軸(Time)
        4. 分野軸(Area)
        5. 深度軸(Depth)
    6. 最後に
      1. 研究開発にとってのマーケティングとは
      2. 研究開発のマーケティングサイクル

    セミナー講師

    ベクター・コンサルティング株式会社 浪江 一公 氏

    セミナー受講料

    13,750円(税込)

    ものづくりイノベーター認定者は、ランクに応じて当社主催セミナー受講料の割引が可能です。お申込み前に、お問合せフォームよりランクをご申告ください。後程、割引用のクーポンをお送りいたします。※その他クーポンとの併用不可、ご注文後の割引適用は出来ません。

    このセミナーを同時に複数受講申し込みすることで、割引料金が適用されます。適用方法、割引率などはこちらでご確認ください。

    受講について

    【このセミナーはオンデマンドセミナーです】
    ネット環境さえあれば、お好きな場所、お好きな時間に受講できます!

    • 視聴期間は受講開始日より2週間です。
    • タブレットやスマートフォンでも視聴できます。
    • セミナー資料はPDFで配布いたします。

    講師のプロフィール

    プロフェッショナリズムと豊富な経験をベースに、革新的な製品やサービスを創出するプロセスの構築のお手伝いをいたします。

    浪江 一公

    なみえ かずきみ / 東京都 / ベクター・コンサルティング株式会社

    ベクター・コンサルティングは、Bridging technologies and markets toward creating innovationsを目指し、クライエント企業様に技術と市場との間の橋渡しによりイノベーションの...続きを読む

     

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    キーワード

    マーケティング   事業戦略   技術マネジメント総合

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