ChatGPTもフル活用!DXで設計業務を改善する方法
開催日 |
10:00 ~ 12:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 新技術開発センター |
キーワード | 機械設計 CAE/シミュレーション AI(人工知能) |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | Zoomを利用したオンライン講座 |
セミナー講師
田口 宏之 氏田口技術士事務所 代表技術士(機械部門)略歴九州大学大学院修士課程修了後、東陶機器(株)(現、TOTO(株))に入社。12年間の在職中、ユニットバス、洗面化粧台、電気温水器等の水回り製品の設計・開発業務に従事。金属、プラスチック、ゴム、木質材料など様々な材料を使った製品設計を経験。また、商品企画から3DCAD、CAE、製品評価、設計部門改革に至るまで、設計業務に関するあらゆることを自らの手を動かして実践。それらの経験をベースとした講演、コンサルティングには定評がある。最近は3Dプリンター、各種解析ソフト、MATLAB、Pythonなど様々なデジタルツールにチャレンジし、活用方法を研究している。
セミナー受講料
15,000円(消費税込)※1社から複数名お申し込みの場合 2名以降は 5,000円(消費税込)
セミナー趣旨
製品の設計業務には定型的なものもあれば、高度に創造的な業務もあります。そういった設計業務のすべてをデジタル技術で自動化するのは、現時点では夢物語です。一方、デジタル技術が設計業務で役に立たないかというとそんなことはありません。デジタル技術を活用するためのベース作りができれば、設計業務を大きく改善させることが可能です。
まず、設計業務の一部は「悪構造問題」でありデジタル技術の活用が難しいため、設計業務において、デジタル技術が活用できるところと難しいところを見極めなければなりません。また、設計業務の標準化なきところにパッケージソフトを導入しても、混乱するだけなので、設計プロセスや帳票、デザインレビューの方法などの標準化をまず推進することが重要です。さらに、ソフト導入と共に計画的な人材育成が必要です。シミュレーションはデジタル技術が最も得意とする分野ですが、工学知識が不十分な設計者がCAEソフトを使いこなすことは不可能なのです。
そこで、本セミナーでは、様々なデジタルツールで豊富な実績をもつ製品設計コンサルタントである講師が、設計業務のDXを成功させるための基礎知識についてわかりやすく解説します。本セミナーを受講することで、デジタル技術を活用して設計業務におけるQCDを大きく改善させる方法を習得することができます。また、今後、設計業務を大きく変える可能性がある生成AI(ChatGPTなど)の活用方法についても、具体的な例で紹介します。
受講対象・レベル
リスキリングとして設計業務のDXの基礎知識を習得したい製造業の管理者
セミナープログラム
- 1.設計業務改善とDX
- 1.1 なぜ設計業務改善が必要なのか
- 1.2 設計業務改善の進め方
- 1.3 設計業務改善で使えるデジタル技術
- 2.3Dデータを中心とした設計業務改善
- 2.1 様々な設計業務のハブとなる3Dデータ
- 2.2 QCDの改善
- 2.3 設計の前後工程での活用
- 3.CAEの活用
- 3.1 CAE活用の前提条件
- 3.2 3Dデータを活用したCAE
- 3.3 ノーコード/ローコードによるCAE
- 4.ナレッジマネジメント
- 4.1 設計プロセスで情報を生み出す
- 4.2 SECIモデル/知のピラミッド
- 4.3 PLM/PDM
- 5.ChatGPTの活用
- 5.1 設計品質向上(デザインレビュー、FMEA、設計計算等)
- 5.4 コードインタープリター機能で様々な改善にチャレンジ
- 5.5 自社データを使った設計業務改善