ミリ波の基礎知識とミリ波材料の評価方法

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
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主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 通信工学   計測工学   電子材料
開催エリア 全国
開催場所 オンライン配信セミナー

~次世代のミリ波材料、ミリ波システム、回路設計・開発の為の必須知識~

次世代システムで脚光を浴びるミリ波(30GHz帯以上の周波数)を基礎から解説! ■次世代ミリ波システム開発に必須となるミリ波や回路設計の基礎知識、 求められるミリ波材料と高精度な評価技術 ■回路実現を困難にする導体・誘電体が引き起こす損失への対策の為の材料評価技術 ■ミリ波の特長、ミリ波回路設計などの基礎知識、回路開発に必須のミリ波材料の評価方法

  受講可能な形式:【Live配信】のみ 

セミナー講師

宇都宮大学 工学部 基盤工学科 情報電子オプティクスコース/ 地域創生科学研究科 工農総合科学専攻 情報電気電子システム工学プログラム准教授 博士(学術) 清水 隆志 氏
略歴1999 埼玉大・工・電気電子卒。2001 同大大学院博士前期課程了。2004 同大大学院博士後期課程了。博士(学術)。同年東北工大研究員,2007 埼玉大大学院研究員,同年東工大大学院研究員,2008 宇都宮大大学院工学研究科助教,2016 同准教授,現在に至る。研究・活動等・1998~ミリ波誘電体材料測定および高温超電導フィルタに関する研究、2004~NRDガイドを用いたミリ波デバイスに関する研究、2007~ミリ波集積回路およびその実装に関する研究、2009~共振型光変調器に関する研究、2016~ラピッドプロトタイピング技術によるマイクロ波・ミリ波回路に関する研究に従事。・2005 電子情報通信学会学術奨励賞受賞、2006 Asia-Pacific Microwave Conf. APMC2006 Prize, 2016 IEEE Microwave Theory and Tech. Society Japan Young Engineer Award他。電子情報通信学会, 電気学会, エレクトロニクス実装学会, IEEE各会員。専門マイクロ波・ミリ波工学,計測工学

セミナー受講料

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55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

 テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】1名申込みの場合:受講料( 定価:41,800円/E-mail案内登録価格:39,820円 ) ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

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配布資料

  • 製本資料(開催日の4、5日前に発送予定) ※開催まで4営業日~前日にお申込みの場合、セミナー資料の到着が、  開催日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。

セミナー趣旨

2030年頃の実用化に向けて、より高性能な第6世代移動体通信(Beyond 5G/6G)やレベル5搭載完全自動運転車などの研究開発が盛んに行われています。これら次世代システムにおいて、周波数30GHz以上のミリ波と呼ばれる電磁波が注目を浴びています。一方で、ミリ波帯は、数GHzのマイクロ波帯よりも数倍から数十倍以上も周波数が高くなるため、回路材料となる導体や誘電体に起因した損失が増加し、回路実現を困難にします。このため、使用する周波数帯域において精度良く材料評価し、ミリ波システム設計者が望むミリ波材料をいち早く提供できることが求められております。本セミナーでは、ミリ波の特長やミリ波回路設計などの基礎知識から回路開発に必須となるミリ波材料の評価方法などに関して解説します。

受講対象・レベル

企業、研究機関の技術者・研究者、企業、研究機関の回路設計担当者企業、研究機関の材料開発担当者

習得できる知識

・ミリ波に関する基礎知識・ミリ波誘電体材料の評価方法・使い分け・ミリ波材料の応用例

セミナープログラム

1.ミリ波とは  なぜミリ波が注目?  ミリ波の定義と特徴2.ミリ波材料の応用先 2-1. 次世代ミリ波システム  ○これまでのミリ波システム  ○次世代移動体通信  ○次世代自動車 2-2. ミリ波受動回路  ○ミリ波伝送路の分類  ○ミリ波線路の設計方法   ・伝送線路特性の基礎   ・MSL線路の設計方法   ・MSL線路の伝送損失の計算例   ・CPW線路の設計方法   ・CPW線路の伝送損失の計算例   ・裏面導体付CPW線路の設計方法   ・裏面導体付CPW線路の伝送損失の計算例  ○ミリ波回路への応用例   ・ミリ波回路評価の基礎   ・ミリ波フィルタ     30GHz帯帯域通過フィルタの実現例     55GHz帯帯域通過フィルタの実現例   ・ミリ波誘電体レンズアンテナ     60GHz帯低サイドローブ誘電体レンズアンテナの実現例   ・ミリ波集積回路の実装技術     ミリ波集積回路実装時に封止樹脂が与える影響の計算例3.望まれるミリ波材料   導体・誘電体材料の応用先   ミリ波誘電体材料4.材料評価技術   材料評価技術の分類    ○測定法の種類・対応範囲    ○基本的な測定原理     ・集中定数法     ・伝送路法     ・共振器法    ○共振器法の詳細分類   低損失材料の評価技術    ○遮断円筒導波管法    ○TE011モード空洞共振器法    ○WGモード誘電体共振器法    ○TM0m0モード円板共振器法    ○2誘電体円柱共振器法   導体材料の評価技術    ○表面側導電率の評価技術    ○界面側導電率の評価技術5.まとめ