わかりやすい統計解析入門講座
開催日 |
10:00 ~ 17:00 締めきりました |
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主催者 | サイエンス&テクノロジー株式会社 |
キーワード | SQC一般 検定・推定 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【品川区】きゅりあん |
交通 | 【JR・東急・りんかい線】大井町駅 |
研究開発~製造・出荷後対応に活用する
実験・測定の心得と正しいデータ解析・解釈の仕方
2か月連続コースセミナー 1日目
■ 平均、分散、標準偏差などの値の信頼性と標本サイズとの関係
■ 母平均の推定、母平均の差の推定などの原理の理解
■ 解析結果の正しい解釈
★ 統計的推定の原理と解釈と製造業での実務・現場での使い方
★ 実験データをどのように解析し、適用すればいいのか
★「正しく」「自分で」「業務に役立つ」ために基本原理から解析・解釈までを解説
★ 研究、開発、量産、出荷後対応の各工程に対応する内容です
本セミナーと『統計解析入門』の2コースセットでのお申し込みはコチラ
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/4424
2日目『わかりやすい分散分析入門講座』のみのお申し込みはコチラ
https://www.monodukuri.com/seminars/detail/4426
セミナー講師
FIA(エフ・アイ・エー) 代表 福山 紅陽 氏
※ 元 三菱マテリアル(株)、元 協和界面科学(株)
【略歴】
1993年3月 : 東京工業大学大学院 理工学研究科 無機材料工学専攻 修士課程 修了。
1993年4月 : 三菱マテリアル株式会社 入社。SIMS,XPSなどの表面分析業務に従事。
1997年4月 : 協和界面科学株式会社 入社。
表面張力計,接触角計などの研究開発業務に従事。
2010年10月 : FIA 創業。
受講料
54,000円 ( S&T会員受講料 51,300円 )
(まだS&T会員未登録の方は、申込みフォームの通信欄に「会員登録情報希望」と記入してください。詳しい情報を送付します。ご登録いただくと、今回から会員受講料が適用可能です。)
S&T会員なら、2名同時申込みで1名分無料
2名で54,000円 (2名ともS&T会員登録必須/1名あたり定価半額27,000円)
【1名分無料適用条件】
※2名様ともS&T会員登録が必須です。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。
※受講券、請求書は、代表者に郵送いたします。
※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※他の割引は併用できません。
得られる知識
・平均、分散、標準偏差などの値の信頼性と標本サイズとの関係を理解できる。
・母平均の推定、母平均の差の推定などの原理を理解できる。
・Excel関数を利用して、母平均の推定、母平均の差の推定などを実行できる。
・解析結果を正しく解釈できる。
対象
・製造業で理工学実験・検査・測定に携わっており、これから統計解析を
始めようとするかた。
・すでに統計解析を行っているが、原理がよくわからないかた。
【必要な予備知識】
・高校数学程度の基礎的な知識。微分・積分や複雑な関数の知識は不要。
持参物
簡単な演習を行うので、四則演算(+-×÷),平方根(√)の計算のできる電卓、スマートフォン等と筆記用具をご持参下さい。
セミナー趣旨
統計的推定・検定の基本的な手法には、母平均、母平均の差、母分散、母分散の比の推定・検定などがあります。各手法の原理的な考え方はほぼ共通なので、第1日の講義では、最も基本的な母平均の推定、母平均の差の推定に絞り、基礎知識を準備したうえで丁寧に解説します。そのほかの手法については、独習できる詳しい解説資料とExcelサンプルファイルを配布します。
セミナー講演内容
1.真値、測定結果、誤差
1.1 真値、測定結果、誤差
1.2 誤差は永久にわからない
1.3 真値も永久にわからない
2.全数検査と抜取検査
2.1 母集団と標本の違い
2.2 知りたいことと実際にわかることの違い
2.3 全数検査でも測定結果は標本として考える
3.分布とはなにか?
3.1 いろいろな分布
3.2 正規分布の特徴
3.3 相対度数、確率、確率密度、累積確率の違い
3.4 累積確率のグラフの読みかた
3.5 ばらつきとかたよりの違い
3.6 統計解析ではかたよりは除去できない
3.7 平均、分散、標準偏差の意味
3.8 分散、標準偏差の式に登場するn-1の意味
3.9 いつもn-1で割るとは限らない
4.標本サイズと信頼性
4.1 生データの分布と平均という量の分布の違い
4.2 測定を繰り返せばばらつきは減るか?
4.3 分散の式で、n-1で割ることの効果
4.4 平均をとれば、どんな分布も正規分布に近づく(中心極限定理)
5.統計的推定・検定の原理
5.1 推定・検定とは?
5.2 検定より推定のほうが望ましい
5.3 どの解析手法を選択すればよいか?
5.4 母平均の推定(母分散既知/未知の場合): 平均の値はどのくらいか?
5.5 両側信頼区間と片側信頼区間
5.6 信頼区間の意味
5.7 信頼率が高いと得るものも少ない
5.8 母平均既知の場合と未知の場合で何が変わるか?
5.9 母平均の差の推定(母分散既知/未知の場合): 試料間の差はどのくらいか?
5.10 無意味な有意差
5.11 標本サイズを増やせば、どんな僅差も有意差になる
以下、解説資料のみ
5.12 母分散の推定:ばらつきはどのくらいか?
5.13 正規分布に従わない場合に母平均・母分散を推定するとどうなるか?
5.14 正規分布に従わない場合に母平均を推定するとどうなるか?
5.15 母平均の検定(母分散既知の場合): 製品を出荷停止にすべきか?
5.16 第1種の誤り(生産者危険)と第2種の誤り(消費者危険)
5.17 母平均の推定における標本サイズの決めかた
5.18 各種推定・検定手順のまとめ
□ 質疑応答 □