【中止】架橋技術入門~強靭性・自己修復材料・材料強化~

49,500 円(税込)

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開催日 13:00 ~ 16:00 
締めきりました
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード 高分子・樹脂材料   化学反応・プロセス   接着・粘着
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。☆日程が延期になりました。2024年7月19日(金)⇒ 2024年10月11日(金)【アーカイブ配信:10/15~10/25(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。

セミナー講師

大阪大学大学院理学研究科 教授 博士(理学) 高島 義徳 氏【専門】超分子・高分子科学【略歴】2003年3月 大阪大学大学院理学研究科 博士課程高分子科学専攻修了 2004年4月 日本学術振興会 特別研究員 (PD大阪大学大学院工学研究科)2005年4月 大阪大学大学院理学研究科 高分子科学専攻 助手2016年6月 大阪大学大学院理学研究科 高分子科学専攻 講師2018年6月 大阪大学大学院理学研究科 高分子科学専攻 教授ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー大阪大学大学院理学研究科 特任助教 博士(理学) 以倉 崚平 氏【専門】超分子・高分子科学【略歴】2022年3月 大阪大学大学院理学研究科 博士課程高分子科学専攻修了 2022年4月 大阪大学大学院理学研究科 高分子科学専攻 特任研究員2023年4月 大阪大学大学院理学研究科 高分子科学専攻 特任助教

セミナー受講料

49,500円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合46,200円、  2名同時申込の場合計49,500円(2人目無料:1名あたり24,750円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
  • アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

高分子材料の力学物性の調整において化学架橋の導入は重要であり、1843年のC. Goodyearらによるゴムの加硫を起点に広く行われてきた。近年、高分子材料科学と超分子科学の融合により、可逆性架橋と可動性架橋に基づく新たな機能付与が行われてきた。可逆性架橋は架橋点が一度解裂しても、再度結合する特徴がある。これが分子認識に基づいた接着性やマイクロクラックを修復するという自己修復機能に繋がる。一方、可動性の架橋点は、架橋点自身が崩壊することは無いが、永久架橋点のように固定化されていないため、応力分散性に基づく強靭性を示す。我々は、マクロ環状分子であるシクロデキストリンとゲスト分子の包接錯体を用いて、可逆性架橋材料または可動性架橋材料を作製し、超分子の架橋形式、架橋点の会合定数や緩和時間と力学特性の関係を調べ、機能創成に繋げてきた。更にセルロース等のフィラーや結晶と組み合わせたさらなる機能向上も実現した。本セミナーでは、これらの最近の開発・研究状況について報告する。

受講対象・レベル

製造業務にたずさわって1~3年の若手技術者や新人~中堅の方

必要な予備知識

特に予備知識は必要ありません。基礎から解説いたします。

習得できる知識

・高分子材料の架橋に基づく機能設計について理解できる。・高分子材料の架橋に基づく機能設計における最新の研究・開発動向を学ぶことができる。・高分子製品の強靭化・修復性付与に基づく長寿命化の手法を習得できる。

セミナープログラム

1.    序論 1-1.    高分子とは? 1-2.    化学架橋からなる高分子材料 1-3.    可逆性架橋からなる高分子材料 1-4.    可動性架橋からなる高分子材料

2.    自己修復性高分子材料の始まり 2-1.    マイクロカプセルを用いた自己修復性材料 2-2.    Diels-Alder反応を用いた自己修復性材料

3.    化学架橋を用いた機能設計 3-1.    化学架橋を用いた力学物性の調整 3-2.    架橋間の絡み合いを利用した強靭性材料

4.    可逆性架橋を用いた機能設計 4-1.    可逆性架橋材料の速度論・熱力学と機能の相関 4-2.    非共有結合を用いた機能設計 4-3.    動的共有結合を用いた機能設計 4-4.    複数の相互作用を利用した機能設計

5.    可動性架橋を用いた機能設計 5-1.    可動性材料の作製アプローチ 5-2.    可動性架橋を用いた機能設計 5-3.    複数の相互作用を利用した機能設計

6.    強靭性・自己修復性材料の市場動向・開発動向 6-1.    強靭性・自己修復性材料の市場動向 6-2.    強靭性・自己修復性材料の開発動向

キーワード:高分子架橋,自己修復性材料,強靭性,化学架橋,可逆性,可動性,講演,セミナー,研修