ノイズ・EMCの基礎と対策
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 電気、電子製品 安全規格 計測工学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
☆ノイズが何故発生するのか? どうすれば防げるのか? 数式を極力使わず、ノイズの基礎から実務に活かせる具体的な対策法をわかりやすく解説する!
セミナー講師
倉西技術士事務所 所長 倉西 英明 氏【ご専門】アナログ回路 電磁両立性(EMC)【ご活躍】iNARTE EMC Engineer、iNARTE/KEC Senior EMC Design Engineer【ご所属学協会】エレクトロニクス実装学会、電子情報通信学会
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、 2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。ご自宅への送付を希望の方はコメント欄にご住所などをご記入ください。無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
電子機器の開発設計では、ノイズは常に付きまとう問題です。ノイズの問題が厄介なのは、「作ってみないと分からない」という特性を持つからなのですが、一方でノイズは電磁気という物理法則に従う現象です。いわゆる、フロントローディングで設計段階から「想定外のことを想定する」のがノイズ対策、とも言えますが、原理を知らずにやみくもに対策部品を入れても、コストも重量もかさむ割に、問題が解決しないという事態が避けられません。 そこで、本セミナーでは、その「原理を知る」に当たり、数式や理論をなるべく使わず、直感的にノイズ現象を理解するように進め、ノイズ発生の物理と「どうすれば防げるのか」といった、課題解決を指向した内容で、ノイズ問題に対処できるようにします。また、「敵を知る」意味で、EMC試験の概要についても対処法と共に解説します。
受講対象・レベル
・電子回路開発・設計経験のある方・電子機器開発でのEMC対策・試験をされる方・ノイズトラブルでお困りの方、など
必要な予備知識
電子回路の基礎知識、電気物理の基礎的な知識
習得できる知識
・電子機器開発・規格適合で問題にするノイズとは何か、がわかる・ノイズの物理的な側面とそれに対する対処法が理解できる・効率の良いノイズ問題を解決のための考え方と手法が習得できる・設計段階から盛込めるノイズ対策が、その理由と共に理解できる
セミナープログラム
1.ノイズの基礎とEMC 1-1 ノイズとは何か (1) 電磁エネルギーとその出入り (2) ノイズの定義 (3) 電子機器の干渉とEMC (4) エミッションとイミュニティ (5) ノイズの時間的特性 (6) ノイズの伝達経路 1-2 ノイズの物理 (1) 物理の話に入る前に (2) ノイズと物理法則 (3) 交流の基礎知識 (4) 交流とスペクトル (5) 見えないLとC (6) 共振現象 (7) 電磁波の発生とアンテナ (8) 伝送線路 1-3 ノイズの計測・評価 (1) ノイズ計測とデシベル (2) スペクトル測定の要点 (3) 電波暗室とレシーバ
2.共通EMC規格とその概要 2-1 エミッション試験 (1) 雑音端子電圧 (2) 雑音電界強度 (3) 電源高調波 (4) フリッカ 2-2 イミュニティ試験 (1) 静電気放電 (2) 放射イミュニティ (3) ファーストトランジェント/バースト (4) 雷サージ (5) 伝導イミュニティ (6) 電源周波数磁界 (7) 電源電圧ディップ・瞬停
3.ノイズ問題の方法論と技術論 3-1 ノイズ問題の方法論 (1) 素早く原因を掴むコツ (2) 再現性を確保する手法 (3) 技術が身につく試行錯誤 3-2 ノイズ問題の技術論 (1) 発生源を抑える (2) 伝達経路を断つ (3) アンテナを作らない 3-3 設計時の対策技術 (1) 回路・基板 (2) 機内・機外ケーブル (3) フレーム・筐体 (4) 既製品・外部設計品 3-4 設計後の対策技術 (1) 磁性コア類 (2) フィルタ (3) シールド・GND強化部材 (4) 電磁波吸収体
【質疑応答】