リチウムイオン電池の基礎から、国内外のリサイクル技術の最新動向まで
開催日 |
13:00 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 電気化学 省資源 電気化学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
〇動作原理や材料・性能向上などリチウムイオン電池の基礎から、電池の失活・分解・再生のメカニズムおよび様々なリサイクル技術と国内外の最新動向まで。
セミナー講師
秋田大学 大学院理工学研究科 教授 熊谷 誠治 氏
■ご略歴2000年 秋田大学大学院鉱山学研究科博士後期課程修了、博士(工学)を取得その後、日本学術振興会特別研究員、秋田県立大学助手、助教、准教授、秋田大学准教授を経て、2018年から秋田大学教授。2015~2016年 電気学会論文委員会A3(材料部門)主査、2022年~現在 日本素材物性学会編集委員長秋田大学理工学部電気電子工学コースにて、電力・エネルギー関係の教育を行うとともに、リチウムイオン電池やキャパシタなどの蓄電デバイスの基礎現象解明や高性能化に関する研究に従事。
セミナー受講料
【オンライン受講:見逃し視聴なし】 1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
【オンライン受講:見逃し視聴あり】 1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
- 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
- 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください
セミナー趣旨
小型電子デバイスから大型電気機器まで、リチウムイオン電池がそれら電源として使用される場合が多くなっています。しかし、リチウムイオン電池の動作原理や使用材料についての知識、さらに蓄電池としての特徴や使用上の注意などを習得する機会は、非常に限られています。本セミナーの前半では、蓄電池が必要とされる社会背景から蓄電池の種類と特徴、さらに電池化学の基礎を踏まえた上で、リチウムイオン電池の動作原理と材料に関する知識を深めていきます。セミナーの後半では、リチウムイオン電池の持続的な製造に将来必須となるリサイクル技術、さらに国内外の電池材料のリサイクル情勢について説明します。
受講対象・レベル
・電気自動車やハイブリッド自動車、ドローンや家電の開発、製造、販売など、業務の中でリチウムイオン電池を扱う方・リチウムイオン電池の製造や開発に関する現状と将来について興味のある方・リチウムイオン電池の処分やリサイクルに興味のある方
必要な予備知識
高校で化学または化学基礎を勉強した程度の知識があれば理解できるように解説します。
習得できる知識
・リチウムイオン電池を取り扱う上で知っておくべき動作原理や使用材料・他の蓄電池と比べた場合のリチウムイオン電池のメリット・デメリット・リチウムイオン電池の本体、およびそれを使用する製品の性能や信頼性向上、さらには低コスト化につながる知識・持続的な電池製造に関係する原料資源の確保やリサイクル方法など、リチウムイオン電池の将来展開に関する知識 など
セミナープログラム
1.電池の基礎 1)蓄電池が必要とされる理由 2)一次電池と二次電池 3)電気自動車と二次電池 4)電池の構成要素 5)起電力とその源 6)エネルギー密度、入出力密度、寿命2.リチウムイオン電池の詳細 1)リチウムイオン電池の構成部品 2)正極材 3)負極材 4)電解液 5)セル製造方法と充放電機構 6)全固体電池 7)リチウムイオン電池の世界市場3.リチウムイオン電池のリサイクル 1)電極材料の将来需要 2)使用済みリチウムイオン電池の排出量見込み 3)リチウムイオン電池の失活、分解、再生 4)リチウムイオン電池リサイクルの企業活動情勢 5)リチウムイオン電池の各種リサイクル方法とその特徴 6)リチウムイオン電池のリサイクルに関する将来展望<質疑応答>
*途中、小休憩を挟みます。