【中止】PFAS対策セミナー:科学と環境の視点から、PFAS汚染の修復方法を考える
開催日 |
13:00 ~ 15:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 化学技術一般 安全規格 環境規格 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
最新の科学的知見を通じて、PFAS問題に取り組むための確かな基盤を提供します。
セミナー講師
北海道科学大学薬学部薬学科 講師 博士(環境科学) 三原 義広 氏
■ご経歴等2014年 北海道大学大学院環境科学院環境物質科学専攻博士後期課程修了 博士(環境科学)2014年 北海道薬科大学薬学部薬学科助教2016年 北海道薬科大学薬学部薬学科講師2018年 北海道科学大学薬学部薬学科講師 現在に至る。■ご専門および得意な分野・ご研究研究分野 分析化学、環境科学、水質浄化、食品化学研究歴 グリーンサステイナブルケミストリーおよび環境化学関連で15年程度。自己紹介 2008年頃から中国の松花江河川底質汚染、インドネシアの熱帯雨林土壌水質調査、モンゴルの銅鉱山廃水など、様々な水域での水質や底質のモニタリング調査に携わってきました。これらの現地調査を通じて、日本で活用されている水質改善技術が存在するものの、設備や管理には多大な投資が必要であることを痛感しました。2010年頃からは、微生物や天然素材を活用した新しい水質浄化材に関する研究開発に取り組み、いくつかの要素技術を論文や特許にしています。最近では、自ら開発した材料でPFASの除染ができないかと考え、2022年ごろからPFAS浄化に関する文献調査を進めています。■本テーマ関連の専門学協会等での委員会ご活動日本化学会 北海道支部化学教育研究協議会委員日本分析化学会 北海道支部幹事薬学教育協議会 分析化学系教科担当教員会議 メンバー
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名33,000円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき22,000円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名38,500円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき27,500円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
- 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
- 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください
セミナー趣旨
有機フッ素化合物(PFAS)は、環境中での難分解性や生物蓄積性が懸念され、国際的に規制されています。科学的な知見の充実が健康被害未然防止に重要であり、日本でもPFASに関する総合戦略検討専門家会議が開催され、水質目標値が検討されています。 本講座では、PFASの世界と日本における現状と取り組み、浄化技術について概説します。具体的には、PFASの化学的性質やリスク評価、モニタリング技術、浄化技術の実用例と研究事例などを解説し、課題への対処法を提案します。本講座を通じて、PFASに関する知識を広め、環境と健康への影響を最小限に抑えるための対策を考えるきっかけとなることを期待します。
習得できる知識
・PFASの基本的な構造や化学的性質について解説します。また、PFASが環境中や人体にどのような影響を与えるかを理解するための 基礎知識を提供します。・世界的な機関や各国の規制に向けた取り組みや研究の最新状況を把握できます。・環境中や食品、生体試料などでのPFASのモニタリング技術について解説します。最近のモニタリング技術の進歩や問題点を 考えます。・PFASが健康や環境に与える影響やその毒性メカニズムについて最新の研究成果や進捗状況を解説します。・PFASを除去するための物理的、化学的、生物学的な浄化方法について解説します。・PFAS浄化処理における課題や問題点について考察します。今後の課題解決に向けた展望を示します。
セミナープログラム
1.PFASとは~物質の構造と化学的性質を理解する~ 1.1 PFASをめぐる普及の背景 1.2 PFASが環境や健康に与える懸念2.PFAS規制に向けた各国の取り組み状況 2.1 世界保健機関(WHO) 2.2 米国環境保護庁(EPA) 2.3 PFASに対する総合戦略検討専門家会議(厚労省、環境省)3.PFASのモニタリング技術 3.1 環境中のモニタリング 3.2 食品や生体試料のモニタリング 3.3 排水処理場などのモニタリング4.PFASの健康への影響や毒性メカニズム~概要と進捗状況~ 4.1 動物実験 4.2 細胞培養試験 4.3 ヒトバイオモニタリング5.PFASの浄化方法 5.1 物理的な除去 5.2 化学的な処理 5.3 熱処理技術 5.4 微生物を使用する処理技術6.PFAS浄化処理の課題 6.1 浄化処理中の副生成物 6.2 PFASに関する規制7.まとめ(質疑応答)