Excelを使った伝熱計算実習付き講座

55,000 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 (株)R&D支援センター
キーワード CAE/シミュレーション   機械技術一般
開催エリア 全国
開催場所 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 

☆簡単なPC実習付!※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。☆日程が延期になりました。9/10(火)⇒ 9/19(木)

セミナー講師

和歌山工業高等専門学校 知能機械工学科 教授 博士(工学) 大村 高弘 氏《専門》 熱工学、断熱材の熱伝導率、熱伝達率および比熱測定《略歴》 1984年3月 立教大学 理学部 物理学科 卒業 1984年4月 富士通(株) 入社 1987年8月 富士通(株) 退社 1987年9月 理学計測(株)(理学電機(株))入社 1992年8月 理学計測(株)(理学電機(株))退社 1992年9月 ニチアス(株)に入社 2003年2月 九州大学大学院総合理工学府環境エネルギー工学専攻博士課程修了。博士(工学) 2015年3月 ニチアス(株) 退社 2015年4月 和歌山工業高等専門学校 知能機械工学科 准教授 2018年4月 和歌山工業高等専門学校 知能機械工学科 教授《活動等》 日本熱物性学会 副会長(2017年1月~12月) 日本熱物性学会 監事(2018年,2019年) 日本熱物性学会 シンポジウム実行委員長(2022年)

セミナー受講料

55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合44,000円、  2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、   今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは  ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。  すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。  メールまたは郵送でのご案内となります。  郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。

受講について

Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順

  1. Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
  2. セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
  3. 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
  • セミナー資料は開催前日までにお送りいたします。
  • 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。

セミナー趣旨

 断熱材の開発動向と断熱性能(熱伝導率)を簡単に紹介します。次に、Excelを使った計算で使用する方程式について説明し、さらにExcelを使った伝熱計算方法(計算シート作成方法)を示します。今回は、従来から要望が多かったふく射伝熱を入れるつもりです。簡単な系についてのみ、ふく射伝熱の計算方法を紹介します。 その後、例題を使って、聴講者の皆さんにExcelによる計算シート作成を実習していただきます。例題としては2~4問程度を考えております。 最後に、物体の表面温度測定方法について、簡単に説明させていただきます。これは、計算結果と実測結果を比較する場合に役立ちます。今までの経験から、物体の表面温度測定に誤差があり、計算結果と一致しないことがありました。ちょっとしたテクニックや注意点をお話しするつもりです。

受講対象・レベル

初心者~中級者向け。業種・分野は問いません。【今までご聴講いただいた企業(順不同・敬称略)】オムロン、浜松ホトニクス、旭化成、三協アルミ、東北電力、東芝機械、旭化成建材、旭ファイバーグラス、不二越精機、太平洋金属、オイルレス工業、東洋製罐グループホールディングス、TMTソリューションズ、アスクテクニカ、デンソー、スズキ自動車など

セミナープログラム

1.近年の断熱材開発状況

2.熱設計と伝熱計算

3.必要最小限の伝熱基礎知識(熱計算のために) 3-1. フーリエの法則 3-2. 熱伝導方程式 3-3. ニュートンの冷却則 3-4. 熱伝達率 3-5. ふく射伝熱

4.プログラミングを必要としない簡単伝熱計算 4-1. 熱回路網 4-2. 差分方程式 4-3. 定常問題 4-4. 非定常問題 4-5. Excelを使った計算シートの作り方

5.実習1:二次元非定常問題 高温に加熱された物体が、時間とともに冷えていく場合の内部温度変化をシミュレーションする。

6.実習2:二次元定常問題 加熱炉の二次元シミュレーション。炉内空間を取り巻く断熱材の熱伝導率、厚さ等を設定し、さらにヒータと炉外の雰囲気の温度をそれぞれ決めた場合の、断熱壁内部および炉内空間の温度をシミュレーションする。

7.実習3:二次元ふく射伝熱問題 炉内空間の試料が、ヒータからのふく射により加熱された場合の温度変化を定常状態としてシミュレーションする。

8.実習4:三次元定常問題 耐火ボックスを外部から一定温度で加熱した場合の、ボックス内部の温度変化をシミュレーションする。

9.意外に難しい表面温度測定 シミュレーション結果と実測結果を比較する場合、表面温度を測定する必要が出てくるが、その測定が意外に難しい。測定の注意点とちょっとした工夫についてお話します。

【質疑応答】

キーワード:エクセル,伝熱,熱計算,熱伝導率,断熱材,温度,予測,ふく射,セミナー,研修,講座