次世代太陽電池「ペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池」の開発・実用化に向けた技術課題への最新アプローチ ~基礎技術解説から高効率化・年間出力への影響・建物の壁面設置など脱炭素社会の実現に向けた新用途展開~

41,800 円(税込)

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込、コンビニ払い

このセミナーの申込みは終了しました。


よくある質問はこちら

このセミナーについて質問する
開催日 13:00 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 電子デバイス・部品   地球温暖化対策技術   電力技術
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

本講座では、以下のようなポイントを軸に徹底解説いたします!  1.タンデム太陽電池開発の背景や基礎(理論効率/ペロブスカイト材料のメリット等)  2.タンデム太陽電池構造・評価法(素子構造/構成薄膜の機能/素子特性評価方法)  3.国内外各国における研究開発状況や取り組み(耐久性・信頼性等を含む)  4.年間出力の予測(時間・季節や実環境等を踏まえて)  5.新用途開拓(BIPV(建材一体型太陽光発電)/軽量・フレキシブル型/高効率化) 詳細な内容につきましては、プログラム項目等をご参照ください! 

セミナー講師

 青山学院大学 理工学部 電気電子工学科 教授 博士(工学)    石河 泰明 氏

■ご経歴2003年4月~2005年1月 University of Stuttgart, Institute for Physical Electronics, Postdoc.2005年2月~2006年9月 The University of Toledo, Department of Physics and Astronomy, Postdoc.2006年10月~2010年3月 シャープ株式会社 ソーラーシステム事業本部2010年4月~2020年3月 奈良先端科学技術大学院大学 物質創成科学研究科 准教授2020年4月~2023年3月 青山学院大学 理工学部 電気電子工学科 准教授2023年4月~現在 青山学院大学 理工学部 電気電子工学科 教授■ご専門および得意な分野・ご研究・太陽電池・熱電発電素子・薄膜トランジスタ・薄膜半導体材料・信頼性評価・プリンテッドエレクトロニクス■本テーマ関連学協会でのご活動・日本太陽光発電学会 理事・日本太陽エネルギー学会会員・応用物理学会会員・IEEE Electron Device Society会員

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  太陽光発電が世界的に活発に導入されているが、その発電機能の心臓部となる太陽電池は、現在は結晶シリコンが利用されている。更なる光電変換効率の向上が望まれる中、結晶シリコン太陽電池の変換効率は理論効率に近くなっており、大幅な効率向上が望めない。そこで、大幅な理論効率の向上が期待できるタンデム構造化が考えられるが、これまで最適な材料がなかった。近年、次世代太陽電池として注目されているペロブスカイト太陽電池はそれ自体でも魅力的ではあるが、シリコン太陽電池との融合により、更なる高効率化が期待できる技術となりうる。  本講座では、まず、基本的な解説によりタンデム太陽電池の理解を進める。そのうえで、高効率化研究の概要、タンデム太陽電池内の構造が出力に与える影響を説明するとともに、現在検討されている壁面設置などの新用途開拓に関する研究を紹介する。

習得できる知識

・タンデム太陽電池の基礎理解・ペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池の研究の概要・タンデム太陽電池の利点と課題

セミナープログラム

1. タンデム太陽電池開発の背景 1.1 太陽電池の理論効率 1.2 タンデム太陽電池の狙い 1.3 タンデム太陽電池の課題とペロブスカイト材料利用のメリット2. タンデム太陽電池構造および特性評価法の紹介 2.1 素子構造について 2.2 各種構成薄膜の機能について 2.3 素子特性評価方法について3. ペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池の開発状況 3.1 日本における研究開発状況 3.2 海外における研究開発状況 3.3 ペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池の実用化に向けた取り組み 3.4 耐久性・信頼性について4. 年間出力の予測 4.1 太陽光スペクトルの時間・季節変動 4.2 実環境がタンデム太陽電池の出力特性に与える影響 4.3 ペロブスカイト/シリコンタンデム太陽電池の年間出力予測5. 新用途開拓 5.1 建物の壁面設置(BIPV) 5.2 軽量・フレキシブル型 5.3 更なる高効率化に向けて6. まとめ7. 質疑応答

■講演中のキーワード・タンデム・ペロブスカイト・BIPV・太陽光スペクトル・Shockley-Queisser 限界