エンジン排ガスCO2分離・回収技術の研究開発動向
開催日 |
13:00 ~ 15:15 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 自動車技術 地球温暖化対策技術 化学反応・プロセス |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
自動車・船舶等における、内燃機関(エンジン)の最新CO2分離・回収手法! 基礎知識や日米欧各国の最新事情に始まり、研究紹介や各種事例検討等に至るまで、カーボンニュートラル時代の運輸部門・脱炭素化について、徹底解剖します!
セミナー講師
静岡理工科大学 理工学部 機械工学科 次世代エンジン研究室 准教授 博士(工学) 野内 忠則 氏
■ご経歴1999~2001年 茨城大学大学院 理工学研究科 博士前期課程 機械工学専攻 修了2001~2008年 日産自動車株式会社 エンジン先行開発部2006~2009年 独立行政法人 交通安全環境研究所 環境研究領域2009~2011年 独立行政法人 産業技術総合研究所 新燃料自動車技術研究センター2007~2011年 茨城大学大学院 理工学研究科 博士後期課程 生産科学専攻 修了2011~2017年 University of Windsor (Canada), Department of Mechanical, Automotive and Materials Engineering, Clean Combustion Engine Laboratory, Research Associate2017年~現在 静岡理工科大学 理工学部 機械工学科 准教授■ご専門および得意な分野・ご研究・CO2分離・回収システム・カーボンニュートラル燃料・燃焼・内燃機関■本テーマ関連学協会でのご活動・自動車技術会・SAE (Societyof Automotive Engineers) international・日本機械学会・日本燃焼学会・日本エネルギー学会・化学工学会
セミナー受講料
1名33,000円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき22,000円*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
- 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
- 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください
セミナー趣旨
2050年のカーボンニュートラル社会の実現には運輸部門の脱炭素化が急務となっています。自動車や船舶等の内燃機関(エンジン)からCO2排出を大幅低減する技術として、排ガス中のCO2を分離・回収する手法が考えられます。この手法は、水素以外の燃料でもCO2の大気放出を防ぐことができることや、回収したCO2を合成燃料の原料として再利用できる利点があります。 そこで本講座では、自動車や船舶等の輸送機械への搭載を想定したCO2分離・回収システムの国内外での開発状況、課題および今後の展望について解説します。
習得できる知識
・CO2分離・回収技術の基礎知識・エンジン排ガスCO2分離・回収システムの研究開発動向・エンジン排ガスCO2分離・回収システムの特許出願および論文公開状況
セミナープログラム
1. 輸送機械排ガスからのCO2分離・回収の必要性 1.1 運輸部門からのCO2排出量 1.2 運輸部門におけるCO2排出量削減の課題 1.3 輸送機械排ガスからのCO2分離・回収のメリット・デメリット2. 国内外各国における研究開発の動向 2.1 日本 2.2 米国 2.3 欧州3. 公開論文および特許出願状況に見る研究開発の動向 3.1 公開論文 3.2 出願特許4. 物理吸着法によるエンジン排ガスからのCO2分離・回収研究事例の紹介 4.1 CO2吸着特性 4.2 CO2脱離特性 4.3 排ガスの除湿および浄化がCO2吸着・脱離特性に及ぼす影響 4.4 吸着材の表面物性がCO2吸着・脱離特性に及ぼす影響5. 今後の展望 5.1 車両およびエンジン技術の進展 5.2 CO2回収システムの進展6. まとめ7. 質疑応答
※プログラム項目等は、一部追加・変更となる場合がございます。その点、ご了承いただきますようお願い申し上げます。
■講演中のキーワード・CO2分離回収技術・脱炭素・カーボンニュートラル・エンジン研究開発・自動車産業