【中止】ろ過の基礎理論および装置設計・スケールアップ

ろ過現象の原理理解、ろ過定数の解析法、ケークろ過の計算法、フィルタープレスの設計計算法、オリバーフィルタの設計計算法、遠心ろ過の計算法など、ろ過の基礎理論と設計計算を初歩から解説。
計算例題の豊富な講義資料をお渡しいたします。装置仕様や操作条件の合理的な検討・提案のために! 

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    セミナー趣旨

      化学工学の良いところは、製造条件や装置仕様のおおまかな目安を数字で出せる点にあります。また、無理のない設計になっていないか、計算通りの収量が得られているか、などの確認にも役に立ちます。合理的な検討とは、要するに数字を出しながら検討する、ということです。こうした工学的素養を多少なりとも身につけることで、研究開発を有利に進めることができるようになりますし、製造ラインでのトラブルに対しても適切に対処することができるようになります。このセミナーでは、化学工学における重要な単位操作の一つであるろ過を対象に、講師が独自に編集・作成した詳しいテキストを用いて、ろ過の基礎理論と設計計算を一から解説致します。目標は、装置仕様や操作条件を数字で出して、合理的な検討や提案ができるようになることであり、多くの計算例題をテキストに載せてあります(実務水準での設計に使える充実したテキストを差し上げます)。中学・高校程度の簡単な数学ができるといっそう理解が深まります。合成化学やプロセス化学、水処理を専門とされる方もご検討ください。

    受講対象・レベル

    ・ろ過理論を学びたい方、学び直したい方
    ・化工計算の考え方を学びたい方、学び直したい方
    ・設計計算の資料を入手したい方

    必要な予備知識

    ■本テーマ関連法規・ガイドラインなど
    ・水環境関連

    習得できる知識

    ・ろ過現象の原理理解
    ・ろ過定数の解析法
    ・ケークろ過の計算法
    ・フィルタープレスの設計計算法
    ・オリバーフィルタの設計計算法
    ・遠心ろ過の計算法

    セミナープログラム

    1.流体の性質
     1-1.流れのせん断応力
     1-2.流れの速さ
     1-3.流れの状態
     1-4.レイノルズ数
     1-5.円管内の圧力損失
     1-6.相当直径
     (計算例題)
     ・平均流速の計算例
     ・レイノルズ数の計算例
     ・圧力損失の計算例
     ・相当直径の計算例
    2.ろ過操作
     2-1.ろ過操作の原理
     2-2.ろ過操作の利用例
     2-3.ろ過操作の種類
     2-4.ろ過機の種類
     2-5.ろ過助剤の種類と用法
    3.ろ過現象
     3-1.粒子捕捉モデル
     3-2.透過流動
     3-3.比抵抗
     3-4.粒子性状の影響
     (計算例題)
     ・砂ろ過の計算例
     ・理論比抵抗の計算例
    4.ケークろ過
     4-1.ケークろ過の原理
     4-2.ケーク構造
     4-3.ケーク特性
     4-4.理論ろ液量
     4-5.ケーク厚み
     4-6.ろ過速度
     4-7.ろ過時間
     4-8.ろ過特性の解析
     4-9.ろ過機のスケールアップ
     4-10.回分定圧ろ過
     4-11.連続定圧ろ過
     (計算例題)
     ・ケーク特性の計算例
     ・理論ろ液量の計算例
     ・ケーク厚みの計算例
     ・ろ過時間の計算例
     ・ケークろ過の計算例
     ・スケールアップの計算例
     ・フィルタープレスの計算例
     ・オリバーフィルタの計算例
    5.遠心ろ過
     5-1.遠心ろ過の原理
     5-2.遠心効果
     5-3.遠心力場における液圧
     5-4.遠心ろ過速度
     (計算例題)
     ・遠心効果の計算例
     ・遠心ろ過圧の計算例
     ・遠心ろ過機の計算例
    <終了後、質疑応答>


    講演中のキーワード
    ろ過、脱水、スケールアップ、分離工学、化学工学

    セミナー講師

     新潟大学 工学部 工学科 化学システム工学プログラム 准教授 博士(工学)     三上 貴司 氏

    ■ご経歴
    2010年3月 早稲田大学大学院先進理工学研究科応用化学専攻博士後期課程修了・博士(工学)
    2010年4月 鶴岡工業高等専門学校物質工学科・助教
    2013年4月 新潟大学工学部化学システム工学科・准教授
    2017年4月 新潟大学工学部工学科化学システム工学プログラム・准教授(改組に伴う配置換)
    ■ご専門および得意な分野・ご研究
    化学工学、晶析工学
    ■本テーマ関連学協会でのご活動
    化学工学会、分離技術会

    セミナー受講料

    【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

    【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)
    *1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

    *学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

    受講について

    • 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。
      (開催1週前~前日までには送付致します)
      ※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。
      (土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
    • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
    • Zoomを使用したオンラインセミナーです
      →環境の確認についてこちらからご確認ください
    • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です
      →こちらをご確認ください

     

    受講料

    47,300円(税込)/人

    ※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

    開催日時


    10:30

    受講料

    47,300円(税込)/人

    ※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

    ※銀行振込、コンビニ払い

    開催場所

    全国

    主催者

    キーワード

    化学反応・プロセス   生産工学   機械技術一般

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    10:30

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