組込みシステムのためのデザインレビューの効果的すすめ方

組込みソフトウェア規模が肥大化しソフトウェア品質向上の要求も高まっています
21世紀はデザインレビュー対象にソフトウェアを入れなければ設計品質を担保することはできない!

セミナー趣旨

デザインレビューは新しい技術ではありません。
工業製品を企画開発するときに,設計工程での品質向上が,製品ライフサイクルを通した品質向上および
損益改善に有効であることが分かったために広まった手法です。
設計審査という用語に訳され,設計フェーズ終了のためのゲートであることを強調されることもあります。
また,組込みシステムにおけるハードウェアとソフトウェアのように,
製造工程や品質保証の考え方の異なるサブシステムから構成されるシステムにおいても有効な手法となります。

受講対象・レベル

組込みソフトウェアエンジニア,組込みシステムエンジニア,組込みシステムのプロジェクト管理者,品質管理者,ハードウェア(電気・機械)エンジニア

セミナープログラム

1.組込みシステムの特徴
1.1 ハード工程との相互干渉
1.2 組込みソフトウェア開発の特殊事情
1.3 組込みシステムには統合デザインレビュー

2.Design Review(DR)の種類
2.1 デザインレビュー(DR)の種類
2.2 プロダクトデザインレビュー
2.3 ハードデザインレビュー
2.4 ソフトを含む統合デザインレビュー

3.Design Review(DR)の考え方
3.1 デザインレビューの目的
3.2 組込みシステムの特殊性
3.3 工程で造り込むべき品質とは

4.DRに至るプロセス
4.1 DRための準備
  4.1.1 デザインパターン
  4.1.2 コーディング規約
  4.1.3 要求事項のトレーサビリティ
  4.1.4 「過去の欠陥」知識ペースの整備
4.2 ライフサイクルにおけるレビュー目的の設定〜組込みの特性を考慮して〜
4.3 DR体制と管理

5.DR実施
5.1 レビュワの選定
5.2 レビュワにレビュー目的/権限を確認
5.3 レビューの実施
5.4 レビュイのフォローアップ

6.DR後のプロセス
6.1 モニタリング
6.2 仕様変更時の差分レビュー

7.DRのワークショップ
レビュイとレビュワに分かれて,DRを体験 組込みシステムのデザインレビューへの理解を深める

◎ 質疑応答

セミナー講師

野村和哉 氏
技術士:情報工学部門/経営工学部門/電気電子部門/総合技術監理部門
ITコーディネータ

略歴
1986年より,大手電機メーカにて,衛星搭載装置開発,衛星管制ネットワーク構築/運用を担う。
その経験を活かし,2001年より業務プロセス改革のコンサルティングに従事。
財務報告に係る「内部統制報告制度(J-SOX)」に対応するための業務改革や,
素形材工場の生産プロセス,食品加工工場の加工プロセス,倉庫・物流プロセスなど,
官民組織における業務プロセス改革を支援してきた。
直近ではSDGsをテーマとした改革も増えてきており,科学的手法(データドリブンな意思決定)を行う
業務プロセスへの改革を得意としている。

主な資格:
技術士 情報工学部門/経営工学部門/電気電子部門/総合技術監理部門
ITコーディネータ

著書:
「PMツールの実践的活用法 さまざまな課題に挑戦するPMたち」(PMI日本支部・共著)

セミナー受講料

35,000円(消費税込)※テキスト代を含みます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

35,000円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

ソフトウェア開発   DR(デザインレビュー)

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35,000円(税込)/人

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ソフトウェア開発   DR(デザインレビュー)

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