【中止】匂いセンシング:基礎原理から高感度化技術、応用事例まで
開催日 |
13:00 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 分析・環境化学 感性工学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
○ヒトの嗅覚の仕組みやケミカル/バイオセンサの原理などの基礎から、表面プラズモン共鳴バイオセンサを用いた匂い検知の原理や表面作製、選択性の付与、測定方法などを解説! ○半導体ガスセンサなど原理の異なるセンサ技術や最先端研究、実用化事例なども紹介します。
セミナー講師
九州大学 大学院システム情報科学研究院 情報エレクトロニクス部門 准教授 小野寺 武 氏
■ご略歴1996年3月富山国際大学人文学部卒業。1998年3月金沢大学大学院教育学研究科修了。2001年3月金沢大学大学院自然科学研究科修了。2001年4月九州大学大学院システム情報科学研究院助手。2007年4月同助教。2014年1月九州大学味覚・嗅覚センサ研究開発センター准教授。2017年4月九州大学大学院システム情報科学研究院准教授。博士(工学)。
セミナー受講料
【オンライン受講:見逃し視聴なし】 1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
【オンライン受講:見逃し視聴あり】 1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します。(開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
- 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
- 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください
セミナー趣旨
ケミカルセンサ、バイオセンサの基本原理について述べた後、表面プラズモン共鳴バイオセンサを用いた匂い検知について、原理、表面作製、選択性の付与、測定方法、サンプリングについて、説明致します。さらに、半導体ガスセンサの匂い計測事例、水晶振動子匂いセンサなど、原理の異なる匂いセンサを紹介します。
受講対象・レベル
本テーマに興味のある方や複合領域に興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
必要な予備知識
この分野に興味のある方なら、特に必要はありません
習得できる知識
・ケミカルセンサ、バイオセンサの基礎知識・計測の基礎・匂いの基礎知識・バイオセンサ表面の作製方法・主要な匂いセンサの原理 など
セミナープログラム
1.ケミカルセンサ、バイオセンサの基礎 1.1 物理センサと化学センサ 1.2 五感とセンサ 1.3 スマートフォンに搭載のセンサ 1.4 化学センサとは 1.5 バイオセンサとは 1.6 ターゲットの認識手法 1.6.1 イオン認識 1.6.2 親和性相互作用による認識 1.6.3 抗体 1.6.4 低分子抗体の作製方法 1.6.5 酵素による認識 1.7 センサの構造と配置 1.8 サンプリング 1.9 タンパク質の構造と特徴 1.10 バイオセンサ表面作製の基礎 1.10.1 自己組織化単分子膜 1.10.2 ケミカルセンサ作製の材料と方法 1.10.3 非共有結合によるレセプターの固定化 1.10.4 共有結合によるレセプターの固定化 1.10.5 架橋剤・クロスリンカー2.匂い計測への応用 2.1 鼻の構造 2.2 嗅細胞 2.3 嗅覚受容体の構造 2.4 ヒトの嗅覚のしくみ 2.5 匂い分子受容体 2.6 匂い受容機構~匂いコード~ 2.7 ある匂い分子の濃度変化と受容体の応答の強さ(親和性)の関係 2.8 ガスクロマトグラフィー質量分析(GC-MS)法の原理 2.9 固相マイクロ抽出(SPME)法 2.10 スニッフィングGC(匂い嗅ぎGC) 2.11 酸化物半導体ガスセンサを用いた匂い計測 2.12 イヌとヒトの比較 2.13 表面プラズモン共鳴バイオセンサ 2.14 超高感度匂いセンサ(Electronic Dog Nose) 2.15 ターゲット物質(低分子) 2.16 現場で使用するために必要な要素技術 2.17 センサ表面の作製 2.18 エチレングリコール鎖を有するセンサ表面 2.19 作製したセンサ表面による非特異的吸着抑制効果 2.20 抗原抗体反応を用いた測定方法 2.21 ターゲット類似化合物の構造および抗体に対する親和性 2.22 間接競合法による低分子の測定例(トリニトロトルエン) 2.23 表面開始原子移動ラジカル重合によるセンサ表面 2.24 TNTに対する応答特性 2.25 置換法によるTNTの検出 2.26 爆薬成分の選択的検出についての実証試験 2.27 香料の測定(飲料製造ラインの洗浄度判定) 2.28 ベンズアルデヒドの検出 2.29 フルフラールの検出 2.30 低分子に対する抗体獲得の実績 2.31 フォトニック結晶を用いたホルムアルデヒド・アンモニア検出 2.32 水晶振動子マイクロバランス(QCM)匂いセンサ 2.33 人工嗅覚システム 2.34 匂いセンサ研究・実用化事例<質疑応答>
*途中、小休憩を挟みます。