<クリーン化技術ノウハウ>クリーンルームにおけるゴミ・異物の見える化と静電気対策

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
締めきりました
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード クリーンルーム   5S   生産マネジメント総合
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したオンライン講座

~クリーン化/クリーンルーム管理のあるべき姿へ。ゴミ・異物への対策へ~

★現場で即役立つクリーンルームの維持管理とゴミ・異物対策について、 基礎からわかりやすく解説します。 ★新人・作業員教育に!ベテランの復習に!クリーン化/異物対策へのイロハを 徹底学習します。

 

日時

【Live配信:アーカイブ付き】 2024年8月22日(木)  10:30~16:30【アーカイブの視聴期間】2024年8月23日(金)~8月29日(木)まで   受講可能な形式:【Live配信(アーカイブ配信付)】のみ  ★アーカイブ配信のみの受講もOKです。

セミナー講師

ザッツ ブレイン 代表 矢島 良彦 氏NCC(株) 生産環境クリーン化事業部 チーフコーディネーター<経歴> 元・セイコーエプソン(株) クリーン化技術専門部会リーダー 元・シーズシー(有) 技術顧問

セミナー受講料

※お申込みと同時にS&T会員登録をさせていただきます(E-mail案内登録とは異なります)。

55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

 テレワーク応援キャンペーン(1名受講)【オンライン配信セミナー受講限定】1名申込みの場合:受講料( 定価:41,800円/E-mail案内登録価格:39,820円 ) ※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)

セミナー趣旨

「クリーンルームは管理無ければ只の箱」と言われます。その管理の基本『クリーン化の四原則』を明確にし、対象となるエリア「加工点」「保管場所」「搬送系」の3点を対象に、清掃を含めて、いかに効率的にかつ効果的な管理を行うのかを、いくつかあるクリーンルームの形態毎に、不良につながる可能性状態を動画や写真でご紹介し、効果的な管理につながる手法を明らかにして行きます。「クリーンルーム環境で製造をしていても、異物不良が発生して困っています。」「クリーン度の数値は規格内にあり問題ないのに、異物不良が多発して悩んでいます。」こうした声を多く聞く様になりました。これは、自工程で不良につながる粒子径や様態を確実に掴んでいないこと。また、パーティクルカウンターに頼った微粒子管理を優先していることが、要因として考えられます。5~10~100μmと言った『粗大粒子』にも着目し、ゴミ・異物の見える化手法やパーティクルカウンターでは、計測し難い粒径や様態の検出手法、数値管理方法を述べて参ります。また、ゴミ・異物管理~対策において避けて通れない「静電気」にも目を向けて管理手法・対策手法を明らかにして参ります。現場に戻り即役立つ情報・技術・管理手法等を分かりやすく解説致します。ご質問や疑問点があるときは、質疑応答時間若しくは 終了後メールにてお寄せください。多くのご質問をお待ちしております。一緒に考えて解決して行きましょう。

受講対象・レベル

(1) クリーンルーム環境での、製造業務に携わり2~3年の若手エンジニアや新人の方(2) クリーンルーム環境での、製造に携わり、現場キーマンをめざす方、中堅、新人の方(3) これから異物対策に携わる管理・監督者の方(4) ゴミ・異物不良でお困りの方(5) ゴミ・異物を嫌う、ものづくり環境の構築に取組む方

必要な予備知識

 (1)この講義を受講のために、事前知識や準備は必要ありません。 (2) 初心者・新人の皆さんにも理解できる様、資料にも工夫しております。 (3) 実際の写真や動画を随所に挿入し、分かり易く解説致します。 (4) 現在抱える、課題・疑問等あれば、   事前若しくは、当日ご紹介いただければ、講義の中で事例研究として展開させていただきます。

習得できる知識

(1) クリーンルーム環境の管理手法と実務(清掃のあり方、方法)(2) ゴミ・異物の見える化手法と粗大粒子の捉え方と数値管理手法(3) 防塵衣のあり方と管理、防塵衣の選定方法 等(4) ゴミ・異物対策を進める上での静電気対策の考え方(5) その他(クリーン化技術全般に渡る知識、事例紹介)

セミナープログラム

1.クリーンルームにおけるゴミ・異物対策の基礎知識 【目安75分】 1-1 なぜ、クリーン化が求められるのでしょうか。 1-2 クリーンルームの導入効果とは 1-3 加速するクリーン化の要求 1-4 ものづくり環境はどうあるべきなのか。  (1)良い清浄環境とは?良い製造環境とは? 1-5 クリーン化関連技術マップの解説 1-6 クリーンルームの目的とは 1-7 クリーンルームの活用事例 1-8 クリーンルームの分類 1-9 クリーンルームのはじまり~歴史 1-10 クリーンルームの定義 1-11 クリーンルーム環境の留意点 1-12 クリーンルームの方式と特徴 1-13 2つの清浄化メカニズム 1-14 HEPA/ULPAフィルターとは 1-15 エアーフィルターの捕集原理と捕集効率 1-16 なぜ、クリーン化四原則なのか 1-17 クリーン度の表し方/クラス比較 1-18 クリーンルームの日常管理  等2.クリーンルームの清掃と見える化機器の活用管理 【目安50分】 2-1 クリーン化における清掃は技術として捉えよう 2-2 この差ってなんですか?:掃除と清掃の違いって分かりますか。 2-3 クリーンルームの清掃の目的と意義 2-4 「3つ」の管理POINTと標準化:いつ?誰が?どうやって? 2-5 生産環境における清浄化対象箇所とは 2-6 清掃はいつやるのが良いのか? :始業時?終業時?昼休み前後? 2-7 クリーン化の四原則における清掃の位置付け:除去/排除する 2-8 クリーンルームの占有状態と言う捉え 2-9 清浄化の重点箇所と留意点:加工点/保管場所/搬送系 2-10 「見える化機器」の活用法 2-11 なぜ、見える化が必要なのか 2-12 気流の可視化も重要。:浮遊異物は気流によって運ばれる。 2-13 クリーンルームの清掃方法  (1)清掃作業員の適正化も大切  (2)清掃方法の分類と方法:日常/定期/特別と言う捉え  (3)清掃方法に関する留意事項:清掃し易い環境をつくる   (4)清掃の手順はどうするのか。  (5)清掃資材の汚れ状態も確認しよう  (6)清掃用具類のあり方  (7)清掃方法の効果と比較  (8)静電気による粒子付着に対する清掃POINT  (9)粘着マットの剥がし方にも注意を!  等3. 防塵衣の管理と身近な発塵源と発塵対策 【目安60分】 3-1 なぜ、防塵衣を着るのでしょうか。 3-2 防塵衣の適正化に取組む各メーカー 3-3 人間の動作と発塵量 3-4 クリーンルーム内のゴミ・異物の割合は? 3-5 皮膚からの発塵の抑制の考え方 3-6 防塵衣に求められる性能 3-7 織り込み導電繊維の効果って知ってますか。 3-8 防塵衣の性能を発揮するには? 3-9 防塵衣着用時の発塵機構を知ろう。 3-10 動作発塵評価方法と評価事例ご紹介 3-11 ポンピング発塵データご紹介 3-12 評価環境と機器類とは 3-13 防塵衣クリーニングのあり方:専用クリーニングとは 3-14 身近な発塵源と発塵対策:粗大粒子の捉え  (1)身近な発塵源の状況可視化:動画でご紹介  (2)クリーンルーム内で使用する資材の評価と評価方法/データ  (3)粗大粒子と言う捉え  (4)クリーンルームの中には、5μm以上の異物はないのでしょうか。  (5)自工程で不良につながる異物粒径を知ろう  (6)粗大粒子による影響が大きい現実  (7)粗大粒子が原因となった不良事例ご紹介  (8)JISによる粒子の分類と定義  (9)微粒子と粗大粒子の挙動/振る舞いの違いとは  (10)気中パーティクルカウンターの特性  (11)パーティクルカウンターの吸引量による違いを知ろう  (12)ゴミ・異物の大きさと挙動の認識(鉄1kgと綿1kgどっちが重い?)  (13)粗大粒子対策は換気回数を上げても、減少しない。  (14)粗大粒子は見える化出来る!  (15)粗大粒子の見える化から数値化/数値管理法  (16)ISO-14644シリーズ規格  (17)ISO-14644-9表面清浄度規格:SCP規格  (18)ISO準拠 粗大粒子測定器:落下塵カウンターの概要  等4. クリーン化・異物対策における静電気対策 【目安80分】 4-0 なぜ、クリーン化において、なぜ静電気に注力しなければいけないのか? 4-1 電気とは・・・(動電気/静電気) 4-2 静電気の基本(静電気の発生と静電気要因不良) 4-3 静電気対策方法:考え方 4-4 イオナイザーの種類と特性:選択ミスは不良につながる。 4-5 除電のメカニズム 4-6 イオナイザー使用時の注意点 4-7 作業環境(湿度)と静電気の発生 4-8 静電気対策は、費用が掛かる? 4-9 静電気対策事例:良い事例/悪い事例:対策方法事例紹介 4-10 後戻りしない対策のあり方 :まとめ  □質疑応答□