後発組のメリット、まだ間に合う「大型蓄電池システム」 その安全対策と国際・国内規格(IEC/JIS)の使い方
開催日 |
13:30 ~ 15:30 締めきりました |
---|---|
主催者 | JPI (日本計画研究所) |
キーワード | 安全規格 環境負荷抑制技術 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【港区】JPIカンファレンススクエア |
交通 | 【地下鉄】広尾駅 |
海外で頻発する蓄電池システムの火災事故事例に学ぶ
セミナー講師
東京電力ホールディングス株式会社エリアエネルギーイノベーション事業室 兼 経営技術戦略研究所(TRI) 経営戦略調査室スペシャリスト(蓄電池活用) 田代 洋一郎 氏
1993年東京電力株式会社入社。現在、東京電力ホールディングス(株)エリアエネルギーイノベーション室において、街づくりにおける蓄電池の活用戦略、技術調査および産業標準化を担務。IEC(国際電気標準会議)において蓄電池システム安全規格策定の国際リーダーを歴任し、複数のIEC規格を発行。IEC・TC120国際副幹事、東京工科大学非常勤講師。
セミナー受講料
1名:33,640円(税込)2名以降:28,640円 (社内・関連会社で同時お申し込みの場合) 普段交流の無い講師及び参加者間での名刺交換・交流会で人脈を広げ、事業拡大にお役立ていただいております。
受講について
会場またはライブ配信受講ライブ配信受講の方は、お申し込み時にご登録いただいたメールアドレスへ、Zoomでの視聴用URLとID・パスワードを開催前日までにお送りいたします。
アーカイブ配信受講<1>セミナー終了3営業日後から2週間何度でも、アーカイブをご視聴いただけます。<2>収録動画配信のご用意ができ次第、視聴URLと配付可能な講演資料をお送りいたします。<3>質疑応答は原則として収録録画からカットされますが、ご視聴後のご質問など、講師とのお取次ぎを させていただきます。
セミナー趣旨
再生可能エネルギーの普及に伴い世界各国で蓄電池システム導入が加速している。日本は産業用途での導入は世界でも最先端であったが、電力系統用途では後発組となっている。しかしながら、近年の再生可能エネルギーの出力抑制問題やカーボンニュートラル達成に向けた電力系統整備の観点から電力系統用蓄電池の導入ニーズが高まり、電力取引市場の整備や各種補助施策とも相まって系統用蓄電池システムの導入ラッシュが始まっている。このような蓄電池システムの導入ラッシュは韓国(2018年~)や米国(2020年~)で既に経験済みであるが、その代償とも言える蓄電池システムの火災事故が両国では頻発しており、現在も継続している。翻って、日本の導入ラッシュにおいて、これら海外での事故実績・経験を活かしているかと言うと、心もとない状況である。また、日本国内においても2024年3月に鹿児島県で太陽光発電併設大型蓄電池システムの火災が発生し、消防士4名が怪我をしたことから、運用面(保安員、周辺住民)の安全対策にも注目が集まっている。そこで、本講演では大型蓄電池システムの設計、設置、運用の各断面における安全対策について世界の事故事例を踏まえて解説すると共に、蓄電池システムのライフサイクル全体での安全を確保するための国際・国内規格(IEC/JIS)の使い方を詳説する。
セミナープログラム
1. 世界の火災事故事例(2018-2023年)2. 事故事例から学ぶ蓄電池火災の特徴3. 世界の事故対策動向(設計、設置、運用)4. ライフサイクルでのIEC/JISの活用5. まとめ6. 関連質疑応答7. 名刺交換・交流会 ■人脈形成・新規顧客開拓・新事業展開にお役立てください。■ライブ配信受講の方も、会場の名刺交換終了後に講師と個別オンライン対話ができる時間を設けております。