セミナー趣旨
IFRSの任意適用が2010年3月期の決算より日本の国内上場企業に認められ、10年以上が経過しました。その間、IFRSの任意適用企業は着実に増加しており、現在では250社以上の会社がIFRSを任意適用し、上場企業全体の時価総額ベースでは4割超となっています。また、昨今では、IFRS適用での株式上場、M&Aに伴う親会社変更によりIFRS適用が必要になるケース等、IFRS適用の理由にも様々なものが見られるようになってきました。
IFRSの任意適用には、海外の競合他社との比較や海外投資家からの資金調達、海外子会社の管理がしやすくなる、といったメリットがある一方で、IFRS導入に際して様々なコストと準備期間がかかることとなります。
当セミナーでは、IFRS導入プロジェクトについて、その概要から各フェーズでの具体的なタスク、実務上の留意点まで網羅的に解説致します。
受講対象・レベル
経理部門、経営企画部門、経営管理部門、総務部門など関連部門のご担当者様
セミナープログラム
1.IFRS概要
①IFRSとは
②IFRSの任意適用について
2.IFRSの初度適用
①最初のIFRS財務諸表
②IFRS適用の動機、論点、留意点
③開示負担の増加について
3.IFRS導入プロジェクト
①プロジェクトの全体像
②論点整理、会計方針の決定
③組替仕訳の特定
④会計方針書の作成
⑤四半期の会計方針の決定
⑥開示への対応
4.質疑応答
※申込状況により、開催中止となる場合がございます。
※講師・主催者とご同業の方のご参加はお断りする場合がございます。
※録音、録画・撮影・お申込者以外のご視聴はご遠慮ください。
セミナー講師
かむろ坂コンサルティング株式会社 かむろ坂監査法人 公認会計士・税理士 衣笠晶雄 氏
2002年朝日監査法人(現有限責任あずさ監査法人)に入所。会計監査、IPO支援、内部統制構築支援、デュー・デリジェンス、IFRS導入支援等に従事すると共に2017年より日本公認会計士協会の実務補修検討委員を務め、2023年より監査部会委員長に就任。
また、2014年~2016年には東京大学産学連携本部の外部メンターとして東大発ベンチャーの支援を行う。2022年かむろ坂コンサルティング株式会社及びかむろ坂監査法人を設立。2002年東京大学経済学部経営学科卒業。
セミナー受講料
受講料(1名につき)
会員 38,500円(本体 35,000円) 一般 41,800円(本体 38,000円)
※会員価格適用については、企業研究会会員が対象となります。
(所属先の会員登録有無がわからない場合、お申込みの際に備考欄へ「会員登録確認希望」とご記入ください。)
※最少催行人数に満たない場合には、開催を中止させて頂く場合がございます。
※お申込後のキャンセルは原則としてお受けしかねます。お申込者がご出席いただけない際は、代理の方のご出席をお願い申し上げます。
受講について
視聴用アカウント・セミナー資料は、原則として開催1営業日前までにメールでお送りいたします。
※最新事例を用いて作成する等の理由により、資料送付が直前になる場合がございます。
関連セミナー
もっと見る関連教材
もっと見る関連記事
もっと見る-
-
ROICと現場の生産性KPIをつなぐ方法:面積原価管理とは
この連載の前回:「ROIC経営を取り入れている企業が直面している問題、現場がそれでは動けないこと」の記事では、企業の生産性を表すROI... -
ROIC経営を取り入れている企業が直面している問題、現場がそれでは動けないこと
ブームのROIC経営ですが、現場はどう動けば良いか分からないという大きな問題があります。今回は、ROIC経営を取り入れている企業が直面... -
新しい生産性KPIの提案:面積原価利益率、これの利用でできること
今回は、一般的に使われている生産性KPIの問題点、生産性KPIの新提案:ROTIC(面積原価利益率)Return on Time in...