製薬のための凍結乾燥プロセスの基礎知識:現象の基礎を押さえてバイオ医薬品製造に活かす

55,000 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 医薬品技術   バイオ技術   化学反応・プロセス
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したオンライン講座

▼タンパク質ナノ粒子の凍結乾燥と凝集▼▼脂質ナノ粒子の凍結乾燥と凝集▼

凍結乾燥製品の品質と関わる講師の研究事例を紹介し, 凍結と乾燥の過程でどのようなことが起こっているのか,じっくり考察します!・コラプスの発生と再構成特性 ・コラプスの発生と酵素活性 ・凍結とタンパク質凝集体の形成 ・タンパク質ナノ粒子の凍結乾燥と凝集 ・脂質ナノ粒子の凍結乾燥と凝集・吸湿のメカニズムと湿度管理

 

日時

【Live配信受講】 2024年10月23日(水)  10:30~16:30【アーカイブ配信受講】 2024年11月7日(木)  まで受付(配信期間:11/7~11/20)  受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】※Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。

セミナー講師

九州大学大学院 工学研究院 化学工学部門 教授 博士(工学) 中川 究也 氏略歴平成15年 京都大学 工学研究科化学工学専攻博士後期課程修了・工学博士平成15年 チュラロンコン大学(タイ) 博士研究員平成16年 リヨン第一大学(仏) 博士研究員平成18年 兵庫県立大学工学研究科 機械システム工学専攻・助教平成22年 兵庫県立大学工学研究科ナノマイクロ構造科学研究センター・准教授平成25年 京都大学農学研究科 食品生物科学専攻 農産製造学分野・准教授平成31年 京都大学工学研究科 化学工学専攻 分離工学分野・准教授研究・業務・医薬食品乾燥プロセスの最適化と品質制御に関する研究・医薬や食品を対象とした新しい乾燥技術の開発・食品マイクロカプセル製造技術開発と機能創出に関する研究その他 所属・役職・日本食品工学会・日本化学工学会・日本食品科学工学会

セミナー受講料

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55,000円( E-mail案内登録価格52,250円 )E-Mail案内登録なら、2名同時申込みで1名分無料2名で 55,000円 (2名ともE-mail案内登録必須/1名あたり定価半額27,500円)

【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

 テレワーク応援キャンペーン(1名受講) オンライン配信セミナー受講限定】1名申込みの場合:受講料( 定価 41,800円/E-Mail案内登録価格 39,820円 )※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。

受講、配布資料などについて

ZoomによるLive配信 ►受講方法・接続確認(申込み前に必ずご確認ください)アーカイブ配信 ►受講方法・視聴環境確認(申込み前に必ずご確認ください)

配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)

セミナー趣旨

本講座では,製剤プロセスに広く用いられている凍結乾燥法の理解に必須な基礎知識を解説します.凍結,相平衡,結晶化,ガラス化など,固体の物理化学と関わる理解からスタートし,凍結乾燥の過程で起こる様々な現象の理解を深めて貰います.これらを基礎として,凍結乾燥プロセスのなかで製品品質が変化する様々な要因について解説します.凍結乾燥製品の品質と関わる講師の研究事例を紹介し,凍結と乾燥の過程でどのようなことが起こっているのか,じっくり考察します.

習得できる知識

▼医薬や食品と関わる固体の物理化学知識▼凍結と乾燥の基礎原理,基礎知識▼凍結乾燥プロセスの理解▼凍結乾燥製品の品質安定化に必要な知識

セミナープログラム

1.凍結乾燥の理解に重要な固体の科学 1.1 溶解度と溶解度曲線 1.2 結晶と非晶質の違い 1.3 ガラス転移・結晶多形 1.4 乾燥製品の物性(ミクロ・マクロな特徴) 1.5 乾燥固体の吸湿 1.6 凍結乾燥製品の再構成(復水性・再水和)2.凍結乾燥の工程と装置 2.1 凍結乾燥と他の乾燥手法との違い 2.2 凍結乾燥のフロー図 2.3 装置概要(医薬用装置の特徴) 2.4 凍結乾燥装置内で水はどう動くか 2.5 凍結乾燥過程の温度チャートの読み方 2.6 ラボでの凍結乾燥の実施 2.7 凍結乾燥プログラムの設定3.凍結乾燥過程で起こる現象 3.1 凍結過程で起こる種々の現象 3.2 過冷却現象の解除はランダムに起こる 3.3 固液相平衡図上で理解する凍結 3.4 氷晶が作るミクロ構造 3.5 アニーリング操作と氷晶のミクロ構造 3.6 凍結乾燥製品の氷晶サイズの推算と分布 3.7 乾燥過程で起こる種々の現象 3.8 コラプス・発泡の発生を正しく理解する 3.9 凍結乾燥製品の外観品質4.凍結乾燥製品の品質の安定化 4.1 製品品質の変化は何故起こるか 4.2 品質安定化のためのアプローチ 4.3 保護物質の役割と選定 4.4 凍結乾燥条件と安定性保持 4.5 バッチ凍結乾燥のランダム性5.凍結乾燥製品の品質と関わる研究事例紹介 5.1 コラプスの発生と再構成特性 5.2 コラプスの発生と酵素活性 5.3 凍結とタンパク質凝集体の形成 5.4 タンパク質ナノ粒子の凍結乾燥と凝集 5.5 脂質ナノ粒子の凍結乾燥と凝集 5.6 吸湿のメカニズムと湿度管理□質疑応答□