CO2分離回収技術の基礎・最新動向から、現状課題と今後の展望
開催日 |
13:00 ~ 16:00 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 化学反応・プロセス 地球温暖化対策技術 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
〇CO2の利用・固定技術の上流に位置する、分離回収技術の基礎と国内外の最新動向を包括的に解説! 〇吸収・吸着・膜分離など各分離回収技術の分類と原理から、分離材料・プロセスの開発動向と課題・展望まで。
セミナー講師
国立研究開発法人産業技術総合研究所 材料・化学領域 副領域長 遠藤 明 氏
■ご略歴(2004年以降のもの)2004.11-2005.10 ウィーン工科大学 客員研究員2005.11-2009.3 産業技術総合研究所 環境化学技術研究部門 主任研究員2009.4-2010.12 産業技術総合研究所 環境化学技術研究部門 研究グループ長2011.1-2011.12 経済産業省製造産業局化学課 研究開発専門職2012.1-2015.3 産業技術総合研究所 環境化学技術研究部門 研究グループ長2015.4-2017.3 産業技術総合研究所 化学プロセス研究部門 研究グループ長2017.4-2019.3 産業技術総合研究所 材料・化学領域 研究企画室長2019.4-2022.3 (兼務)東京大学大学院工学系研究科 特定客員大講座 教授2019.4-2021.3 産業技術総合研究所 化学プロセス研究部門 副研究部門長2021.4-2022.3 産業技術総合研究所 化学プロセス研究部門 研究部門長2022.4-現在 産業技術総合研究所 研究戦略企画部次長・プロジェクトマネージャー/資源循環利用技術研究ラボ ラボ長2022.4-現在 (兼務)科学技術振興機構(JST)戦略的国際共同プログラム 研究主幹2024.4-現在 産業技術総合研究所 材料・化学領域 副領域長(兼務)
セミナー受講料
【オンライン受講:見逃し視聴なし】 1名36,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき25,300円
【オンライン受講:見逃し視聴あり】 1名41,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき30,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料はPDF等のデータで送付予定です。受取方法はメールでご案内致します開催1週前~前日までには送付致します)※準備の都合上、開催1営業日前の12:00までにお申し込みをお願い致します。(土、日、祝日は営業日としてカウント致しません。)
- 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
- 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください
セミナー趣旨
2050年カーボンニュートラル実現にむけて、様々な技術、社会制度、シナリオが検討されており、各セクターでの省エネ化に加えてCCUS(Carbon dioxide Capture, Utilization and Storage)技術の開発が進められています。CO2を資源化するにしても、固定化するにしても、CO2分離回収はその上流に位置する重要な技術であり、省エネルギー性に優れ、かつ低コストでCO2を分離回収することが可能な技術を早期に構築することが、カーボンニュートラル社会実現のためには必要不可欠となります。 本セミナーでは、日本におけるCO2排出の現状や排ガスの性状について整理した後、各種CO2分離回収技術について基礎から解説するとともに、国内外で行われている主なプロジェクトや研究開発の動向について紹介いたします。
受講対象・レベル
・CO2分離回収技術について、最新の技術動向を知りたい方・CO2分離回収技術について、その原理や用いられる材料開発に興味のある方・本テーマに興味のある方なら、どなたでも受講可能です。
必要な予備知識
この分野に興味のある方なら、特に予備知識は必要ありません。
習得できる知識
・CO2分離回収技術の基礎知識・CO2分離回収技術の技術動向・カーボンニュートラルに向けたCCUSに関する技術開発の動向や課題 など
セミナープログラム
1.はじめに 1)温室効果ガスと地球温暖化 2)地球温暖化に対する各国の取組み 3)日本の温室効果ガス排出量 4)CO2分離回収技術開発の必要性2.CO2分離回収技術 1)分離回収法の分類と原理 a)吸収法 b)吸着法 c)膜分離法 d)その他 2)各分離技術の課題 3)分離材料・プロセスの開発動向 a)化学吸収液 b)固体吸収材 c)吸着材 d)分離膜3.国内外の技術動向 1)欧州 2)米国 3)日本 4)その他4.まとめ 1)回収したCO2をどうするか? 2)2050年カーボンニュートラルに向けた展望<質疑応答>
*途中、小休憩を挟みます。