【中止】<脱炭素実現で期待される>ヒートポンプ技術の日米欧における動向と今後の課題
開催日 |
10:30 ~ 16:30 締めきりました |
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主催者 | 株式会社 情報機構 |
キーワード | 機械技術一般 電気、電子製品 省エネルギー |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | お好きな場所で受講が可能 |
ヒートポンプ技術の基礎を押さえた上で、各国の研究開発状況、今後期待される技術などを幅広く整理! 日米欧はそれぞれ今どのような状況なのか、どの段階にいるのか、各国でアプローチが異なる理由とその背景とは?
セミナー講師
元 一般財団法人電力中央研究所 上席研究員/元 NEDO 省エネルギー部 主任研究員 岩坪 哲四郎 氏
■経歴1982年 電力中央研究所 入所1985年 ムーンライト計画「スーパーヒートポンプ・エネルギー集積システム研究開発」受託研究従事、 その後、ヒートポンプ技術開発に従事、2001年実用化されたエコキュート技術開発(東電・デンソーとの共同研究)に従事、 さらに蓄熱技術、EV性能評価技術の研究開発を担当2015年 NEDOに出向 省エネルギー部 主任研究員として、超伝導テーマ・プロジェクトマネージャー2018年 電力中央中央研究所・退職 NEDO入構・特定分野専門職、IEAヒートポンプ実施協定・日本代表2020年 未利用熱テーマ・プロジェクトマネージャー2023年 NEDO退職 その後、ヒートポンプ・熱マネジメント関連の講演、技術・研究開発アドバイス等を展開中■ご専門および得意な分野・ご研究ヒートポンプ技術廃熱発電技術熱マネジメント技術都市のエネルギー分析技術自動車走行シミュレーション技術■本テーマ関連学協会でのご活動日本機械学会
セミナー受講料
【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円
【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円
*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。
受講について
- 配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。お申込みは4営業日前までを推奨します。それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
- 資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。
- 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
- Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
- 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください
セミナー趣旨
脱炭素・省エネルギーを実現する技術として、ヒートポンプへの期待が世界的に高まっている。本講義では、動向や今後の課題を理解するために必要なヒートポンプ・冷凍技術の基礎と歴史を紹介した後、ヒートポンプ技術に対する日米欧の異なるアプローチとその理由、冷媒の環境問題などのヒートポンプ技術の課題、注目すべきポイント及び期待される適用分野、特に産業用ヒートポンプの可能性と課題、太陽光発電など再生可能エネルギーとの親和性等を幅広く紹介する。
習得できる知識
・ヒートポンプ・冷凍技術の基礎と歴史・ヒートポンプに関する日米欧の異なるアプローチとその理由・今後のヒートポンプ普及・技術開発の課題と注目すべき分野
セミナープログラム
1.ヒートポンプ技術への世界の期待 (1)ウクライナ問題での注目をあびたヒートポンプ技術 (2)注目すべきIEAレポート (3)脱炭素実現で期待されるヒートポンプ技術 (4)産業ヒートポンプとしての可能性 (5)世界における動向の概要2.今後の動向を理解するためのヒートポンプ技術の基礎と歴史 (1)ヒートポンプ技術の基礎、重要な4要素 a)ヒートポンプとは何か、 b)冷媒、圧縮機、サイクル、熱交換器 (2)ヒートポンプ技術の歴史 a)冷凍・冷蔵技術としての黎明期 b)万能の冷媒、フロンの発明、冷凍・冷蔵としての地位確立 c)空調(冷房)用としての普及 d)ヒートポンプとして成立とブレークスルー e)フロン問題(オゾン層破壊、温暖化問題)、分かれる対応 f)今後の考えられる課題3.ヒートポンプ技術の現状と普及状況 (1)世界全体の概要 (2)米国、欧州、日本・アジアでの普及状況 a)脱ガスでこれからの欧州 b)安価な石油との競争で苦しい米国 c)普及した日本、これから爆発するアジア (3)国際的な協力状況4.ヒートポンプの研究開発状況 (1)世界全体の技術開発の概要 a)冷媒自然冷媒か合成物か、GWP許容レベル b)可燃性対応 c)高温出力化 (2)米国、欧州、日本での研究開発状況 a)自然冷媒志向の欧州 b)電化技術として注目する米国 c)先行する日本 (3)今後、期待されている技術開発の方向性5.まとめと、今後を考える上での重要な視点【質疑応答】
■講演中のキーワード・脱炭素・省エネルギー技術・世界のエネルギー情勢・産業用ヒートポンプ・ヒートポンプの冷媒技術と環境問題・ヒートポンプに関する国際協力