におい・香りセンシングの基礎と応用
開催日 | 10:30 ~ 16:30 |
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主催者 | (株)R&D支援センター |
キーワード | 感性工学 計測工学 分析・環境化学 |
開催エリア | 全国 |
開催場所 | 【WEB限定セミナー】※会社やご自宅でご受講下さい。 |
★におい・香りセンシングの基礎、歴史、現状、 「ヒト嗅覚受容体センサー」について紹介します。★後半は、匂い情報の記録、保存、伝送、再生の実現に向けた 課題について解説します。 ~従来型においセンサーからヒト嗅覚受容体センサーへの展開~☆ヒト嗅覚情報DXに向けて ※本セミナーはZOOMを使ったLIVE配信セミナーです。会場での参加はございません。【アーカイブ配信11/20~11/29(何度でも受講可能)】での受講もお選びいただけます。
セミナー講師
大阪大学産業科学研究所 所長・教授 博士(農学) 黒田 俊一 氏【専門】応用細胞生物学【略歴】S59 京都大学農学部農芸化学科卒業S61 京都大学大学院農学研究科修了S61 武田薬品工業株式会社入社H6-H8 神戸大学バイオシグナル研究センター 助手H8-H10 同助教授H10-H21 大阪大学産業科学研究所 助教授H14-H15 ジュネーブ大学医学部 客員教授(兼任)H21-H27 名古屋大学大学院生命農学研究科 教授H27- 大阪大学産業科学研究所 教授H31/R1-R2 同 副所長(兼任)H31/R1-R2 同 産業科学AIセンター センター長(兼任)R4- 大阪大学産業科学研究所 所長【主な受賞】日本農芸化学会 奨励賞日本農芸化学会 技術賞日本バイオベンチャー大賞 文部科学大臣賞ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞
セミナー受講料
55,000円(税込、資料付)■ セミナー主催者からの会員登録をしていただいた場合、1名で申込の場合49,500円、 2名同時申込の場合計55,000円(2人目無料:1名あたり27,500円)で受講できます。(セミナーのお申し込みと同時に会員登録をさせていただきますので、 今回の受講料から会員価格を適用いたします。)※ 会員登録とは ご登録いただきますと、セミナーや書籍などの商品をご案内させていただきます。 すべて無料で年会費・更新料・登録費は一切かかりません。 メールまたは郵送でのご案内となります。 郵送での案内をご希望の方は、備考欄に【郵送案内希望】とご記入ください。
受講について
Zoomを使ったWEB配信セミナー受講の手順
- Zoomを使用されたことがない方は、こちらからミーティング用Zoomクライアントをダウンロードしてください。ダウンロードできない方はブラウザ版でも受講可能です。
- セミナー前日までに必ず動作確認をお願いします。
- 開催日直前にWEBセミナーへの招待メールをお送りいたします。当日のセミナー開始10分前までに招待メールに記載されている視聴用URLよりWEB配信セミナーにご参加ください。
- セミナー資料は開催前日までにPDFにてお送りいたします。
- アーカイブの場合は、配信開始日以降に、セミナー資料と動画のURLをメールでお送りします。
- 無断転載、二次利用や講義の録音、録画などの行為を固く禁じます。
セミナー趣旨
におい分子は少なくとも40万種類は存在し、世の中のにおいは、それらが混ざった複合臭である。におい分子の組合せは無限大に近く、その複雑さが、ヒト嗅覚が感じる全てのにおいを定量的なデジタルデータとして表現することを困難にしている。もし、ヒトの感じるにおいや香りを、1つのセンサーで全て感じ取ることが出来るならば、においデータ(香りデータ)の定量的表現が可能になり、第3者に確実に伝えることができるため、においや香りの研究やビジネスにおけるインパクトは計り知れない。本講座では、におい・香りセンシング(特にe-NOSE)の基礎、歴史、現状を概説し、上記目的を達成する我々が実用化したセンサー「ヒト嗅覚受容体センサー」を具体的に紹介し、それにより実際に社会実装した例を中心に、初めて可能になる研究やビジネスについて述べたい。後半の内容は、匂い情報の記録、保存、伝送、再生(一連の流れを匂い情報DXと呼ぶ)の実現に向けた課題を述べる。
受講対象・レベル
・におい・香りに関するビジネスに携わっている方・におい・香りに関する研究に携わっている方・におい・香りの要素を取り入れようと考えている香粧品、食品、自動車、生活用品、電気製品、住宅等の開発担当者
必要な予備知識
・生物学的バックグラウンドを有している方のほうが理解しやすいと思いますが、できるだけ基礎から解説いたします。
習得できる知識
・におい・香りの非属人的評価方法の概要を習得できる。・においセンサーのにおい・香りビジネスへの活かし方を習得できる。・におい・香りに関する課題の解決方法を習得できる。・ヒト嗅覚の仕組みを習得できる。・におい情報のデジタル化の概念を理解できる。
セミナープログラム
1.におい・香りとは? 1-1. 研究におけるにおいと香り 1-2. 産業におけるにおいと香り
2.従来型においセンサー 2-1. 化学センサーなど 2-2. 歴史(特にe-NOSE)
3.最近のにおいセンサーのトレンド 3-1. 超高感度においセンサーなど 3-2. 長所と短所
4.ヒト嗅覚システムについて 4-1. ヒトのにおいの感じ方 4-2. 嗅覚受容体とは?
5.におい・香り情報のデジタルデータ化 5-1. 何をにおい・香りの基準とするのか? 5-2. セルアレイセンサー 5-3. 定量化の方法 5-4. 感度 5-5. 安定性 5-6. 様々なサンプルの取扱法
6.においマトリックスによるにおい・香りの定量的表現法 6-1. においマトリックスとは? 6-2. 初めて見えてきた様々なヒト嗅覚受容体の反応様式 6-3. AIを使用したにおいマトリックスデータの活用
7.においマトリックスにより何が可能になるか? 7-1. においの品質管理 7-2. においアンタゴニスト(ピンポイント消臭剤) 7-3. においデータベース 7-4. においデザイン 7-5. においプロジェクター 7-6. においの知財化 7-7. においと生理機能の定量的結びつけ
8.進行中のにおいプロジェクトの紹介 8-1. 大阪大学内におい研究拠点の紹介 8-2. 社会実装例
9.質疑応答
キーワード:におい,センサー,嗅覚,定量化,AI,デジタルデータ,香り,講演,セミナー,研修