実験室における高薬理活性物質の取り扱い/封じ込め対応と区分による要求レベル

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開催日 13:00 ~ 16:30 
主催者 サイエンス&テクノロジー株式会社
キーワード 医薬品技術   安全規格   環境規格
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したオンライン講座

~ GMPが適用されないラボを対象に ~~ 低分子から中高分子まで ~

封じ込めの基本的な事項, 低分子/中分子/高分子に対する初期段階でのハザードアセスメント, ラボに特化した封じ込め設計手順,代表的な封じ込め機器と使用上の留意点, 空調・更衣室の考え方,廃棄物処理,個人曝露管理を含む薬塵測定モニタリング,高薬理ラボの事例について紹介!

日時

Live配信受講】 2024年10月29日(火)  13:00~16:30【アーカイブ配信受講】 2024年11月13日(水)  まで受付(配信期間:11/13~11/26)  受講可能な形式:【Live配信】or【アーカイブ配信】※Live(Zoom)配信受講者には、特典(無料)として「アーカイブ配信」の閲覧権が付与されます。

セミナー講師

ファルマハイジーンサポート 島 一己 氏

略歴1975年 東北大学大学院工学研究科機械工学修士課程修了1975年 東洋エンジニアリング(株)に入社2014年 東洋エンジニアリング(株)を退社2014年5月 ファルマハイジーンサポートを設立。

東洋エンジニアリング(株)に在職中は、長年にわたり、バッチプラントに関係した案件のコンセプトメイキング、研究開発、商品化、洗浄実験、営業支援、実案件での設計、運転などに携わる。特に、マルチパーパスプラント、タンク移動方式、配管切り替え装置XYルータ、洗浄、封じ込めなどの分野に従事。

XYルータでは、化学工学会技術賞を受賞(1988年)。在職中の特許出願 約120件。封じ込め関連の技術報文 多数。

専門・高薬理活性物質を扱う設備の封じ込め設計・運用全般・高薬理活性物質を扱う設備での洗浄評価・マルチパーパスプラントでの切替えと洗浄・コントロールバンディングとリスクアセスメント手法著書・論文封じ込め技術(森北出版)高薬理活性医薬品・封じ込め Q&A集 Part 1/2(サイエンス&テクノロジー社)毒性学的評価による洗浄バリデーション(じほう)

セミナー受講料

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【1名分無料適用条件】※2名様ともE-mail案内登録が必須です。※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。※3名様以上のお申込みの場合、1名あたり定価半額で追加受講できます。※請求書(PDFデータ)は、代表者にE-mailで送信いたします。※請求書および領収証は1名様ごとに発行可能です。 (申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)※他の割引は併用できません。

 テレワーク応援キャンペーン(1名受講) オンライン配信セミナー受講限定】1名申込みの場合:受講料( 定価 37,400円/E-Mail案内登録価格 35,640円 )※1名様でオンライン配信セミナーを受講する場合、上記特別価格になります。※他の割引は併用できません。

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配布資料

  • PDFテキスト(印刷可・編集不可)

セミナー趣旨

医薬品開発の初期段階で,高薬理活性物質を取り扱うラボでは,毒性データが十分に整備されていない状況で作業を進める必要がある。一方,ラボでの扱いは少量であり,操作時間も短い。加えて,特殊な器具を扱う。また,最近では,個人曝露管理の必要性が高まっている。これらを踏まえつつ,従事者の高薬理活性物質への曝露を防止するために,封じ込め設備を合理的に実現していく必要がある。本セミナーでは,GMPが適用されないラボを対象に,封じ込めの基本的な事項,低分子/中分子/高分子に対する初期段階でのハザードアセスメント,ラボに特化した封じ込め設計手順,代表的な封じ込め機器と使用上の留意点,空調・更衣室の考え方,廃棄物処理,個人曝露管理を含む薬塵測定モニタリング,高薬理ラボの事例・運用について紹介する。

習得できる知識

●開発初期段階でのハザードアセスメント●ラボにおける一次封じ込めおよび二次封じ込めの設計●非常時対策●環境モニタリング●曝露管理●ラボの実例と運用

セミナープログラム

1.ラボにおける封じ込めの課題
1.1 ラボの特徴と封じ込め対応するうえでの課題1.2 ラボの封じ込めに関する法規・基準・ガイドライン1.3 封じ込めに関するガイドライン
2.封じ込めの基本的な事項
2.1 高薬理活性化合物/高ハザード化合物の定義2.2 曝露の経路2.3 封じ込めの基本的な戦略2.4 封じ込め設備の定義2.5 リスクベースアプローチ2.6 封じ込め設備導入プロジェクトの進め方2.7 封じ込めエンジニアリングにおけるポイント
3.ラボにおけるハザードアセスメント
3.1 概要 3.2 職場曝露限界値OELについて3.3 ハザードレベルの区分け(バンディング)3.4 毒性データが十分に得られない場合の対処3.5 開発初期段階におけるハザードアセスメントの事例3.6 さまざまなハザード区分表~低分子から中高分子まで
4.封じ込め設備の曝露管理ツール
4.1 概要 4.2 許容表面残留限界値ASLの設定4.3 封じ込め性能目標値CPTの設定4.4 設計曝露限界値DELの設定4.5 曝露管理区分の設定
5.ラボにおける封じ込め機器の選定
5.1 一次封じ込めの設計概要5.2 リスクベースアプローチによる封じ込め機器選定までの流れ5.3 ラボに特化した設計手法(NERCガイドライン)
6.ラボにおける代表的封じ込め機器と使用上の留意点
6.1 ヒュームフードと使用上の留意点6.2 アイソレータと使用上の留意点
7.ラボにおける二次封じ込め
7.1 二次封じ込めの概要7.2 リスクベースアプローチによる二次封じ込め設計7.3 空調設備の設計 :室圧 全排気 換気回数7.4 更衣7.5 更衣室の設計 7.6 除塵設備
8.廃棄物の扱い
8.1 概論8.2 液状廃棄物の処理8.3 固形廃棄物の処理
9.非常時対策
9.1 概論9.2 スピル(漏出)対策9.3 呼吸用保護具(RPD)の用意
10.環境モニタリング
10.1 環境モニタリングの位置づけ10.2 ISPE SMEPAC ガイドライン(第2版)について10.3 評価手法10.4 モニタリングの事例10.5 モニタリングの頻度10.6 分析機器
11.高薬理活性物質を扱うラボの事例
11.1 Lonza社の事例11.2   Lonza社の運用
□質疑応答□