実務に役立つ!アナログ回路設計入門 ~初歩の方でも短時間でアナログ回路設計技術が学べる~

47,300 円(税込)

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開催日 10:30 ~ 16:30 
主催者 株式会社 情報機構
キーワード 電子デバイス・部品   電気、電子製品   電気・電子技術一般
開催エリア 全国
開催場所 お好きな場所で受講が可能

電子回路の基本的な考え方を理解していただき、またその考え方がどのように展開されて複雑な電子回路システムを実現しているのか、を見て頂きたいと思っています。 

セミナー講師

 杉本技術士事務所 所長/中央大学 名誉教授   杉本 泰博 氏 技術士(電気電子部門)

■ご略歴1973年~1992年 東芝半導体事業本部1992年~2020年 中央大学教授2020年~     杉本技術士事務所■ご専門および得意な分野・ご研究IC化アナログ電子回路設計 スイッチング電源回路設計電源用CAD開発AD/DA変換回路設計高周波回路設計■本テーマ関連学協会でのご活動工学博士技術士(電気電子部門 電子応用)電子情報通信学会 フェローIEEE 上級会員中央大学 名誉教授

セミナー受講料

【オンラインセミナー(見逃し視聴なし)】:1名47,300円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき36,300円

【オンラインセミナー(見逃し視聴あり)】:1名52,800円(税込(消費税10%)、資料付)*1社2名以上同時申込の場合、1名につき41,800円

*学校法人割引;学生、教員のご参加は受講料50%割引。

受講について

  • 配布資料は、印刷物を郵送で1部送付致します。お申込の際はお受け取り可能な住所をご記入ください。お申込みは4営業日前までを推奨します。それ以降でもお申込みはお受けしておりますが(開催1営業日前の12:00まで)、テキスト到着がセミナー後になる可能性がございます。
  • 資料未達の場合などを除き、資料の再配布はご対応できかねますのでご了承ください。
  • 受講にあたってこちらをご確認の上、お申し込みください。
  • Zoomを使用したオンラインセミナーです→環境の確認についてこちらからご確認ください
  • 申込み時に(見逃し視聴有り)を選択された方は、見逃し視聴が可能です→こちらをご確認ください

セミナー趣旨

  回路は機能を実現するものです。したがって回路中で何がまたどの部分が機能を実現するための核となるのか、本質をつかまなければ種々の応用機能を実現出来ません。本講座では皆さんに、電子回路の基本的な考え方を理解していただき、またその考え方がどのように展開されて複雑な電子回路システムを実現しているのか、を見て頂きたいと思っています。

受講対象・レベル

トランジスタの電気的特性は知っておいた方がより理解が深まると思います。他に高校程度の数学の知識が有ればなお良いです。それ以上の予備知識は要りません。初歩の方でも気楽に受けてみて下さい。

必要な予備知識

大学や高専で用いた電子回路の教科書をもう一度、ペラペラとめくって見て下さい。教科書等が無い場合には、書籍:徹底図解電子回路(杉本泰博著・日本実業出版・2011/01初版発行)を一読して頂くのも良いでしょう。

習得できる知識

電子回路を設計する場合の基本知識、各応用回路の設計能力の向上、新しい回路を考える力の醸成、

セミナープログラム

1. アナログ回路もディジタル回路もトランジスタを用いて構成する。 1) ではトランジスタとはどのような性質を持つものだろうか。 2) アナログ回路ではトランジスタをどう使っているのか。 3) ディジタル回路との違いはバイアスと入力信号に在り。2. 回路の増幅度は小信号等価回路を用いて計算する。 1) 小信号とは何?何故小信号で考えねばならない? 2) トランジスタの小信号等価回路を作成しましょう。 3) この小信号等価回路を用いて回路の電圧利得を計算しよう。3. 差動増幅回路は増幅回路として最も多く使われていますが、それは何故でしょうか。 1)   まず、同相信号と差動信号を考える必要が有ります。 2)   差動増幅回路の優れた性質3つと、回路に使用する場合に有利な点。 3)   差動増幅回路を使う代表格であるオペアンプについてその性質。 4)   オペアンプの応用回路例を示します。4. スイッチトキャパシタ回路技術を適用してAD/DA変換器を実現する。 1) アナログスイッチの使用は必須である、その性質。 2) スイッチトキャパシタによって増幅機能を実現する。 3) ついには逐次比較型AD変換器まで実現される。 4) 逐次比較型AD変換器の回路と動作。5. スイッチング電源は負帰還構成により出力の安定化を図っている。 1) 負帰還の効果3点。 2) 負帰還における安定性について。ボード線図の観点より。 3) オペアンプ応用回路は、実は負帰還構成となっていた。 4) スイッチング電源は負帰還構成システムである。 5) スイッチング電源回路について。6. 発振回路という高周波電子回路 1) 発振回路は、正帰還あるいは負性抵抗の見方で考える。 2) LC発振回路の代表であるコルピッツ発振回路を学ぶ。 3) リングオシレータによる発振回路も在る。ディジタルとの親和性良好。 4) 水晶発振回路はディジタルシステムでのクロック源として頻繁に用いられる。 5) VCO回路はどのような機能を持つ発振器なのであろうか。負性抵抗による解析例と回路を紹介する。 6) PLL回路により安定な発振出力を得ることが出来る。PLLとはどのようなものであろうか。

■講演中のキーワード差動増幅器、アナログスイッチ、スイッチトキャパシタ、AD/DA、負帰還、伝達関数、スイッチング電源、VCO、PLL

■過去に受講された方の声(一例)・具体的な例えがわかりやすく、理解しやすかったです。・基礎知識の習得のために参加しました。差動増幅回路の原理の内容が最も興味深かったです。・アナログ回路技術の知識を深めるために参加させていただきました。・電気系基礎知識習得のために参加させていただきました。非常に充実した内容で良かったです。などなど……ご好評の声を多数頂いております!