演習形式で学ぶ「なぜなぜ分析」の基礎(東京)
開催日 |
10:00 ~ 16:00 締めきりました |
---|---|
主催者 | 株式会社 新技術開発センター |
キーワード | なぜなぜ分析 |
開催エリア | 東京都 |
開催場所 | 【港区】機械振興会館 |
交通 | 【地下鉄】神谷町駅・御成門駅 |
日時
【東京会場】2024年10月9日(水) 10:00~16:00【大阪会場】2024年10月2日(金) 10:00~16:00
※同内容で大阪開催セミナーがございます。 詳細確認・お申込みはこちらから
セミナー講師
林 裕人 氏有限会社アイウエル 代表取締役略歴1987年(株)和泉電気富山製作所入社、汎用リレーの設計、品質管理、信頼性試験に従事し、品質技術保証室 室長を務める。その後、和泉電気(株)本社 研究開発センター主任、(有)アイテックインターナショナル シニアコンサルタントを経て、2003年 (有)アイウエルを設立。品質工学会に所属し、品質管理、品質工学(タグチメソッド)、ISO 9000、発明的問題解決法(TRIZ)NM法、等価変換理論、品質機能展開、FMEA、FTA、信頼性工学、統計的手法(検定・推定)に精通する。著書には、『開発・設計の効率化』(日科技連、共著)、『入門パラメータ設計』(日科技連、共著)、『本当に役立つTRIZ』(日刊工業新聞、共著)などがある。専門電気工学、品質工学、TRIZ(発明的問題解決法)、QFD(品質機能展開)、転写性の技術開発:事例執筆(日本規格協会)実務的な内容で、分かりやすく丁寧な指導で定評あり。
セミナー受講料
33,000円(消費税込)※昼食は各自おとり下さい。
セミナー趣旨
なぜなぜ分析は、発生した問題の要因を分析する手法として、多くの製造現場で使用されています。問題の発生要因を「なぜ?」と繰り返し追及していくシンプルなものですが、効果が出ているケースは意外と少ないのです。 その理由は、 (1)正しい考え方と進め方、注意点を理解していないから (2)事実を引き出すための“聞き取り”ができていないから です。
これはスポーツや習い事と全く同じで、コーチや師匠に基礎を正しく習い、自分で何度も練習するから上達するのです。
現場で、なぜ?なぜ?を複数回繰り返しても、原因にたどり着きません。問題が発生した現場で回答しやすいどんな“よい質問”をするのかが重要なのです。問題が発生した事実を聞き取るためには、問題を起こした管理者と担当者になぜ?という質問をすると根本原因に到達できません。
なぜなぜ分析の基礎を学び、“良い質問”をすることにより、問題の根本原因を発見し、問題の再発防止を行うことができるようになるのです。
そこで、なぜなぜ分析の専門家である講師が、なぜなぜ分析の基礎講義と様々なケースでの演習を行うセミナーを開講します。品質問題に対する正しい対策が打てずに苦労している品質部門・製造部門の方は、このセミナーを受講することで問題に対する分析能力が大きく向上します。
セミナープログラム
- 1.なぜなぜ分析とは
- (1)真の原因と根本原因の具体例
- (2)真の原因と根本原因
- (3)未然防止と再発防止のフロー
- 2.なぜなぜの“べからず”10項目
- なぜなぜの“べからず”10項目の解説
- 【演習1】コントローラのねじ締め忘れのなぜなぜ分析
- 【演習2】電気回路の短絡不良のなぜなぜ分析
- 【演習3】キズ不良のなぜなぜ分析
- 【演習4】“イモはんだ”のなぜなぜ分析
- 【演習5】不良が多発している製品のなぜなぜ分析
- 【演習6】エポキシ樹脂の接着不良のなぜなぜ分析
- 【演習7】自動機のねじ締め忘れのなぜなぜ分析
- 【演習8】不適切な最終検査のなぜなぜ分析
- 【演習9】異物混入のなぜなぜ分析
- 【演習10】故障原因の追究のなぜなぜ分析
- 3.根本原因を突き止めるためのなぜなぜ分析
- (1)根本原因を突き止めるためのなぜなぜ分析とは
- (2)不良の現象
- (3)根本原因を突き止めるためのなぜなぜ分析の手順
- (4)解決する原因を選択する
- (5)根本原因を突き止めるためのなぜなぜ分析を行う
- (6)組織の中の“8つの根本原因”とは
- (7)根本原因の解決策を決定し対策する
- (8)新たな根本原因の対策を決定する
- (9)再発防止のフロー
- (10)未然防止と再発防止のフロー
- 【演習11】機械が故障したなぜなぜ分析(機械の販売メーカの問題)
- 【演習12】機械が故障したなぜなぜ分析(機械を使っている作業者の問題)
- 【演習13】初めて料理したら塩辛いカレーを作ってしまったなぜなぜ分析
- 【演習14】道路が陥没したなぜなぜ分析