シランカップリング剤の使用方法・反応メカニズム・選定のポイントと表面処理【LIVE配信・WEBセミナー】

シランカップリング剤の使用方法・反応メカニズム・選定のポイントと表面処理
~フィラー・および接着剤・フィルムへの密着性・耐水性・耐アルカリ性の付与~について解説!

■注目ポイント
★シランカップリング剤によるフィラー、接着剤、フィルム等への各種有効特性の付与について紹介!

セミナー趣旨

シランカップリング剤とは、分子中に無機材料と化学結合する反応基(加水分解性シリル基)と、
有機材料と化学結合する反応基とを併せ持つ化合物の総称である。
そのため無機材料と有機材料とを結ぶ仲介役としての働きをすることから、
有機/無機複合材料の機械的強度の向上、接着性の改良、樹脂改質、
表面改質等の多種多様な用途に使用されている。
本講演では、シランカップリング剤の使用方法や選定のポイントを紹介する。
また、シランカップリング剤の応用事例に加えて、既存のシランカップリング剤では
性能発現が成し得ない需要に応じるべく開発されたシランカップリング剤を紹介する。

習得できる知識

シランカップリングの基本的な使用方法、種類、開発品を含めた応用例

セミナープログラム

1.シランカップリング剤とは
 1.1 シランカップリング剤の構造
 1.2 シランカップリング剤の作用機構
 1.3 シランカップリング剤の応用事例
 
2.シランカップリング剤水溶液の使いこなし
 2.1 加水分解速度(pH、アルコキシ基数、有機官能基種依存性)
 2.2 水溶液中のシロキサン組成(pHと濃度依存性、経時変化)
 
3.シランカップリング剤による樹脂改質
 3.1 改質方法
 3.2 各種樹脂への適用シラン
 
4.シランカップリング剤による粉体処理
 4.1 乾式法と湿式法
 4.2 処理状態の分析方法と具体例
 
5.各種シランカップリング剤の使用例
 5.1 ビニルシランの使用方法について
 5.2 エポキシシランの使用方法について
 5.3 アミノシランの使用方法について
 5.4 (メタ)アクリルシランの使用方法について
 5.5 メルカプトシランの使用方法について
 5.6 イソシアネートシランの使用方法について

※シランカップリング剤の少量の添加での有効活用例についてもご紹介いたします
 
6.最新のシランカップリング剤
 6.1 長鎖シランカップリング剤の紹介
 6.2 短鎖シランカップリング剤の紹介
 6.3 官能基保護型シランの紹介
 6.4 VOCフリー型シラン水溶液の紹介
 6.5 その他新規シランカップリング剤の紹介

【質疑応答】

セミナー講師

信越化学工業株式会社  シリコーン電子材料技術研究所 第一部開発室  高木 一憲 氏
【経歴】
・2018年 東京理科大学 薬学部 生命創薬科学科 卒業
・2020年 東京理科大学大学院 薬学研究科 卒業
・2020年~現在 信越化学工業(株)入社 シリコーン電子材料技術研究所で、シランカップリング剤やシリコーン系コート剤、ゾルゲルシリカ関係の開発に従事
【専門内容】
シランカップリング剤、シリコーン、ゾルゲルシリカ

セミナー受講料

【1名の場合】45,100円(税込、資料作成費用を含む)
  2名以上は一人につき、16,500円が加算されます。


※セミナーに申し込むにはものづくりドットコム会員登録が必要です

開催日時


13:00

受講料

45,100円(税込)/人

※本文中に提示された主催者の割引は申込後に適用されます

※銀行振込

開催場所

全国

主催者

キーワード

複合材料・界面技術   高分子・樹脂材料   化学反応・プロセス

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