バイオマスプラスチックや生分解性樹脂に関する樹脂用添加剤とその選び方,使い方

66,000 円(税込)

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開催日 10:00 ~ 17:00 
主催者 株式会社 技術情報協会
キーワード 高分子・樹脂材料   汚染物質排出抑制技術   地球温暖化対策技術
開催エリア 全国
開催場所 Zoomを利用したLive配信※会場での講義は行いません。

★添加剤自身の耐久性,分解性,環境負荷への影響度とは? ★再生プラスチック,容器包装材料,自動車部材や家電・建材などへの展開は?

セミナー講師

【第1部】環境・バイオ・プラスチックリサーチ 代表 博士(工学)  位地 正年 氏【第2部】大八化学工業(株) 技術開発部門 商品開発部 商品開発一課 主査 武藤 正容 氏【第3部】ヤスハラケミカル(株) 研究部 部長 吉舎 史晃 氏【第4部】ビックケミージャパン(株) シニアソリューションナビゲーター 若原 章博 氏

セミナー受講料

1名につき66 ,000円(消費税込み,資料付)〔1社2名以上同時申込の場合のみ1名につ60,500円〕

受講について

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セミナープログラム

【10:00〜12:00】 第1部 バイオマスプラスチック・生分解プラスチックの基礎,開発・利用動向と添加剤の利用例  ●講師 環境・バイオ・プラスチックリサーチ 代表 博士(工学)  位地 正年 氏  

【講座の趣旨】 バイオマスプラスチックと生分解性プラスチックについて,これらの意義と分類,利用可能なバイオマスと生分解のメカニズム,日本と世界での規制や主要な種類の生産・利用の動向,そして,代表的な添加剤の利用例を解説する。 【セミナープログラム】1.プラスチックの環境対策でのバイオマス/生分解性プラスチックの役割2.バイオマス/生分解性プラスチックの基礎  2.1 定義と分類  2.2 利用可能なバイオマスの生産動向  2.3 生分解性(海洋分解性)のメカニズムと分解制御,評価方法3.生産・利用や規制の動向  3.1 規制の動向  3.2 世界と日本での生産の現状,利用の違いと成長見通し4.主要な種類の開発・生産の動向(構造・製法,現状の生産規模,課題)  4.1 バイオマスプラスチック    バイオポリオレフィン,バイオPET,バイオポリアミド,バイオPCなど  4.2 生分解性プラスチック    ポリ乳酸,PBS,PHA,セルロース系樹脂,デンプン変性樹脂,PBATなど5.添加剤の利用の実例  5.1 ポリ乳酸用    成形性(結晶化促進,可塑化),耐熱性,難燃性,伝熱性の向上  5.2 セルロース系樹脂用    耐衝撃性,強度,難燃性,装飾性(漆ブラック調),耐傷性の向上6.まとめと今後の展望  プラスチックの環境対策を推進する上でのバイオマス/生分解性プラスチックスの役割と課題,今後の方向性【質疑応答】

【13:00〜14:00】 第2部 生分解性樹脂用可塑剤とその応用について ●講師 大八化学工業(株) 技術開発部門 商品開発部 商品開発一課 主査 武藤 正容 氏

【セミナープログラム】 1.バイオマスプラスチック  1.1 バイオプラスチック  1.2 生分解性樹脂2.生分解性樹脂向け改質剤  2.1 可塑剤  2.2 難燃剤  2.3 結晶核剤  2.4 加水分解抑制剤  2.5 耐衝撃吸収剤3.生分解性樹脂向け可塑剤「DAIFATTY-101」  3.1 基本性状  3.2 生分解性認証  3.3 生分解性樹脂への添加時物性4.生分解性樹脂への応用【質疑応答】

【14:15〜15:15】 第3部 テルペン系樹脂の相溶化剤としての特性と使用例  ●講師 ヤスハラケミカル(株) 研究部 部長 吉舎 史晃 氏

【講座の趣旨】天然系粘着付与樹脂として広く利用されているテルペン系樹脂について,ポリマーアロイの相溶化剤としての使用例や特徴を解説する。 【セミナープログラム】1.テルペン系樹脂の構造と特徴  1.1 粘着付与樹脂とは?  1.2 タッキファイヤー(TF)の分類  1.3 テルペン系樹脂の構造と特徴2.ポリマーアロイにおける相溶とテルペン系樹脂の応用  2.1 ポリマーアロイと相溶  2.2 ポリマーへのTF・テルペン系樹脂の効果  2.3 ポリマー/エラストマー複合系への応用  2.4 繊維・フィラー複合材への応用  2.5 テルペン系樹脂の相溶化剤としての働き3.相溶性評価方法  3.1 イージーピールフィルムとモルフォロジー観察  3.2 簡易形態観察手法【質疑応答】

【15:30〜17:00】  第4部 バイオベースの添加剤(湿潤分散剤・消泡剤・ワックス系など)の生分解性樹脂・バイオマスプラスチックへの応用について ●講師 ビックケミージャパン(株) シニアソリューションナビゲーター 若原 章博 氏

【講座の趣旨】コーティングや包装資材,プラスチック材料において,再生産可能原料の使用や生分解性を持つ製品の開発が進んでいる。こうした設計思想の具体化に役立つよう,バイオベースや生分解性を有する添加剤技術や開発について紹介する。 【セミナープログラム】1.コーティング・プラスチックに用いられる添加剤の機能と役割  1.1 粒子やフィラーの分散安定化  1.2 塗布性や成膜時における平滑性  1.3 流動性・レオロジー特性の制御2.バイオベースの添加剤技術  2.1 バイオ比率の表示   2.2 湿潤分散剤及びカップリング剤  2.3 表面調整剤及び消泡剤  2.4 ワックス系添加剤3.今後の開発の方向 【質疑応答】